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#閑話 みづほ講座の準備「雄略朝の都は徳島にあったのか?」その1
ホテルみづほさんから、またもリクエストを頂き、前回に続きお話をすることになりました。期日は明日2/28(水曜日)です。
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二回に分けてお話をしますが、メインは実は第二話です。
その前に、前回は日本の女性は素晴らしいことをお話しました。特に平安時代の女流文学は世界史上最高・最古であったと思います。一月の末にホテルみづほさんで語ったので記事を書きました。貼っておきます。
スピーカーを忘れていって、古代の中国人がどのような発音をしていたのかを、聴いていただけなかったので、今回は、忘れないようにしたいと思います。
さて、みなさんは日本人が、その昔にどのように発音していたか、気になりませんか?例えば日本と書いて、”にっぽん” あるいは ”にふぉん”、”にほん”と発音しますよね。で、この発音で一番古いのは?ご存じでしょうか。
実は、日本人は「はひふへほ」は「ふぁふぃふふぇふぉ」と発音していたようです。平安より古い時代は、「ぱぴぷぺぽ」です。日本の読み、お分かりですね。「にっぽん」の読みが一番古いことになります。
また、「と」の発音ももっとソフトに発音していたようです。「とぉ」「つぅ」と書けばニュアンス的に分かるでしょうか。
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今回、前振りで、「魏志倭人伝」に日本が何故「邪馬壹」(やまいち)と書かれているのか、実際に漢字の古代発音を解析して、合成音で紹介したいと思います。
「やまと」と聞こえたら幸いです。
英語が得意な人なら聞こえますね。でも、私のように日本語オンリーなら、最後の無声音の「t」が聞こえないと思います。
そこで、レクチャーでは、語尾のゲインを4デシベルほど上げて紹介するようにしています。
スライドもほぼ完成、資料も作りました、講演原稿も書きました、あとは練習あるのみ。聴衆の方には、楽しい午後を過ごせてもらえるよう、がんばります。