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ジブン株式会社 ~ファイブフォース分析~

こんにちは、保険の仕事をしつつ、お金の教育を普及する活動をしている らくいこです😊

シリーズ化しているジブン株式会社の続編です。

前回の記事 ジブン株式会社 ~SWOT分析~

SWOT分析をやってみたはいいものの、強み弱みはそれらしきものはだせますが、機会と脅威がなかなか難しい…
これで合ってるのかなぁとモヤモヤしながら作っていましたが、その課題をクリアにしてくれるものがあるそうです。
それがファイブフォース分析。木下さんの放送はこちら👇️


5つの脅威とは?

ファイブフォースは、競合他社や業界全体の収益構造を明らかにして、自社やジブンの収益性を検証する分析だそうです。
その5つのポジションは、下記のとおりです。

  1. 既存競合他社・・・業界内での競争

  2. 新規参入企業・・・業界への新規参入者

  3. 代替品・・・・・・代替品の存在

  4. 買い手・・・・・・買い手(顧客)の交渉力

  5. 売り手・・・・・・売り手(サプライヤー)の交渉力

これもまた難しそうですね😅
それでも、ジブンをとりまく脅威に、どんなものがあるかを把握することで、その脅威を退け、もしくはその脅威がない状態がつくれればジブンの価値が高まり、市場から求められる存在になれる、ということかと思います。

ジブン株式会社は立ち上げたばかりで足元グラグラなので、本業の「保険代理店」で当てはめて考えてみようと思います。

既存競合他社:


保険代理業は、同じ保険会社の代理店はもちろん、銀行や郵便局、整備工場やディーラー、企業代理店、ネットの保険など、あらゆる業態で競合している。「法人代理店」「地域密着型代理店」としての優位性を明確にして、アピールする。

新規参入企業:


保険代理業の新規参入の脅威は、そこまで多くないと考える。保険代理業、特に保険を専門に営業している個人事業主や企業は年々減少傾向にある。その理由は、保険会社による代理店への手数料の減少やカット。ある程度の規模、または大幅に契約件数を増やして増収したり、態勢が整っていないと、もらえる手数料が少なくなってしまうため、個人事業主や、規模が小さな代理店は合併したり、保険会社の子会社的な代理店と一緒になることが多い現状。これから新たに代理店を立ち上げて、保険専門にやっていく道は険しいので、新規参入は多くはない。

代替品:


保険商品の代替としては、共済や短期的な少額保険、人生が詰んでしまうような大きな損害でなければ、保険をかけずに、貯蓄や金融資産で対応するケースも考えられる。
資産価値があるもの(リセールバリューがあるものや、流動性が高い金融資産など)は保険の代替として捉える考え方もありそう。

買い手(顧客)の交渉力:


今やスマホやPCで手元で保険を見積もりしたり、一括見積もりして、自分が必要な保障だけ加入したり、保険料が安い保険に乗り換えることも容易にできる。顧客は常に同業他社と見比べることもできるし、切り替えも容易にできることから、他社との違いや代理店でかけることの優位性、サービスを向上していく必要がある。

売り手(供給者)の交渉力:


代理店の供給者といえば、保険会社。保険会社が新商品を打ち出したり、保険会社サイドで規定が変わったり、システムの改変があるとそれに対応しなければならず、コストが嵩む。また、手数料も保険会社の都合で改悪されることもあり、供給者との交渉という意味では立場は弱め。
他の保険会社を扱ったり、1社がダメになったとしても替えがきくような体制をとることも求められる。

まとめ

保険業界は飽和状態なので、既にある契約を取ったり取られたりがメインの取引。最近だと、法人契約ではメジャーになりつつある「サイバー保険(PCが乗っ取られてしまったり、ウイルス感染することで被害があったときの保険)」などの新しいニーズが生まれ、商品が発売されたときに新規契約が成立する可能性はありますが、基本的には取り合い。
いかに他社との違いを見せたり、自社で加入していただく価値を提供できるかがポイントになります。
課題を見える化すると、やるべきことが明確になりますね💡

本業の方だけでも結構長くなってしまったので、今回は本業のみにします。次回はジブン株式会社としてのファイブフォース分析をやってみようと思います!
ではまた!

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