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清水らくは
2016年6月25日 09:03
1.新作詩「光景」桜の季節になると思い出したように足を向けた家から一分もかからない公園は360日ただの光景だったその場所で朝を待つ太陽はきっと上るけれどもそこから先当たり前のことは少なかった一人一人去っていくそれは旅立ちだった昨日までの町は無い誰も望まなかった異世界桜の木を見上げる素知らぬ顔で緑の葉を広げ町を見守っている君はもう光景にならない2.新作