拝啓、 note編集部 の 落語担当者様
平素、“落語”を絡めてのアレやコレに筆を走らせnoteをしたためておりますさや香です。
先日は、わたしの記事をnote編集部の「#エッセイ 記事まとめ」にピックアップしてくださりありがとうございます。
しかも、もう1記事は「マガジン」におさめていただき光栄です。
お陰様でたくさんの方に興味を持っていただけたようです。
また、御社編集部内に落語感度の高い方がいらっしゃるようで非常に嬉しいです。
実は、この2記事については一度削除することを考えたこともありました。
あまりにも強い想いが昂りすぎて、空回って、とっちらかって、その暑苦しさがこっぱずかしいので、取り下げてしまおうと思った3記事中のうちの2記事でした。
しかし、人生、何があるかわからないもので、このように取り上げていただけたりするのですから不思議です。
マゾヒスティックな精神で、羞恥に耐えながら記事を残しておいて良かったです。
“目に見えないもの”
“刹那的な無形瞬間芸術”
“人のうちから湧き出た創作物”
日頃からわたしは上記のものに大きな価値をおいています。
そして、『落語』はその最たるものに位置すると認識しています。
もちろん、落語だけでなく、歌や音楽、舞台などもそれにあたると思います。
さらに、このnote内で繰り広げられる様々な創作活動から生まれる作品の数々も“目に見えない物”だったり、“人のうちから湧き出た創作物”だったりしますね。
そういった“人のハートが反映されて人の息遣いが聴こえてくるものは、誰かのハートに灯をともすことができる”と思っているので、非常に尊い価値があると感じています。
さて、わたしは、大好きな落語への想いが止められなくなったコロナ禍のある日、何気なくこのnoteを始めました。
それまでは過去にGREEの日記機能にハマっていたことがあるくらいで、SNSといえばLINEくらいしか扱っていませんでした。
そんなわたしなので友人も少なく、さらにそのなかで“落語”についてはしゃげる友達はほぼ皆無でした。
noteを始めたのは「今日の○○師匠の高座、良かったよねー!」とたわいもない趣味の話ができる落語仲間が欲しかったからです。
そして、せっかくならば、自分が大好きな落語の魅力を多くの人、特に若い人たちに伝えられたらという思いもありました。
そんなわたしは、現在、創作落語の台本を執筆するイベント『心灯杯』をnote上で度々、企画開催させていただいています。
あるとき、自身のnoteで
「こんな落語を聴いてみたいんだー☆」
と、本当に何の気なしに記事にあげてみたのです。
これがすべての始まりでした。
すると周りのnoterさんたちが、
「聴きたいっていうから、台本書いてみたよ!」
「聴きたいっていうから、実際に演ってみたよ!」
と、すぐさま台本や音声をアップしてくださったのでした。
そのときの嬉しさと言ったら、もう表現し難いものでした。
時同じくして『キナリ杯』がnote内で賑わっていたので、「落語台本を書いてくれる人がもっと現れたら、企画イベントにしよう!」と思い立ちました。
ここで初めて『心灯杯』と銘打った企画イベントが誕生するわけです。
第1回目の最優秀賞は、みんな大好きショートショートの巨匠・砂男先生。
Note編集部の「おすすめ」や「マガジン」にも多数取り上げられているので、ご担当者様もよくご存知と思います。
そして、なんと第2回目の優秀賞も66名の読者の皆様からの投票の結果、砂男先生に贈られました。
第1回目はさや香のポケットマネーから、第2回目は読者のみなさんの投げ銭サポートから賞金が集められて、その賞金合計はゆうに¥20000を超えました。
そして、この賞金を手にした砂男先生から、まさかの衝撃の提案が。
「・・・落語家さん、呼べないですかねぇ。」
・・・はぁ?
「『正夢祈願』、プロの噺家さんに演ってもらえないですかねぇ。」
・・・はぁーーーーーーっ!?
と、まぁ、こんなやり取りがありまして、ついに、第2回心灯杯にて1番人気票を集めた砂男さんの新作落語『正夢祈願 #2020のゆくえ 』が、プロの噺家さんによって高座にかけられることになりました。
今回快く引き受けてくださったのは、落語芸術協会所属・桂竹丸門下の桂竹紋氏。
期待の若手イケメン落語家さんです。
初めて拝見した演目は新宿末広亭の深夜寄席での『磯の鮑』。
与太郎もお得意で感心しましたが、堂々たる高座にとても惹かれました。
そんな竹紋さんの手に寄ってバージョンアップした『正夢祈願』を高座にかけていただきます。
そして『正夢祈願』というからには年末に開催しましょうという運びになり、
「年末の落語会だったら、やっぱり『芝浜』も聴きたいじゃん?そもそも『正夢祈願』って芝浜チックだよね!・・・あ!『芝浜』ならばあの人じゃん!!!」
ということで、もちろんお呼び致しました。
「演芸ロック・ミュージカル」でお馴染みのイカルス渡辺氏です。
前代未聞の『落語×ロック』の寄席です。
しかも、“演芸ロック・ミュージカル”なので『芝浜』を歌ってミュージカル調に、でも落語の噺を追いながら楽しく魅せてくれます!兎に角おもしろいのです。
ロックなのに落語です。落語なのにロックです。まぁ、落語自体が“ロック”と言えたりしますけれども。
当日はロックが落語にこんなも馴染むという不思議な融合を目の当たりにすることができる奇跡的な瞬間となるでしょう。
そして、今まで二次元で繰り広げられていた『新作落語 de 心灯杯』が立体感を伴なって、生身の人間の息を吹き込んで、ついに三次元で再現されるという歴史的な瞬間にもなりうるでしょう。
note編集部内の、わたしの落語記事noteをピックアップしてくださったご担当者様、ご招待をさせていただきますのでぜひお越しください。
2020年12月20日 (日) ロン毛の聖地、高円寺にてお待ち申し上げております。
さや香
【追伸】
近頃の情勢により、ソーシャルディスタンスを意識した人数制限を設ける所存です。お越しいただける際は、事前のご予約をお待ち申し上げております♪
このノートを読んで驚いたり、驚かなかったりしているnoterの皆様!「わー!」とか「きゃー!」とか些細なコメントでも良いのでくださると嬉しいです☆ 心灯杯メンバーの皆さん、「『正夢祈願』の落語を生で聴いてみたいよ!」というあなたからもコメントをお待ちしております♪
『心灯らくご』始動します☆
誰でも遊びに来れちゃう!
『心灯らくご会』
予約はこちらからどうぞ☆
誰でも参加できちゃう!
大人の文化祭やってます♪
2020年11月30日までに作品を作り
12月1日にみんなで投稿しよう!
2020年最後で最大のフェスティバル☆
↑ 気に入ってもらえたら、フォローしてくれると嬉しいです。