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言い得て妙な高円寺と、落語
あのアセアンそよかぜさんが“心灯らくご会”を祝して、『高円寺の思い出』というショートストーリーを執筆してくださった。
とってもとっても嬉しい☆ ありがとうございます!
アセアンさんはほとんど高円寺に訪れたことが無さそうなご様子だのに、かなり具体性を持って高円寺の情景を色濃く描いている。
まず、そこに驚きを隠せない。
本当にあり得そうな設定の、ノンフィクションストーリーのようだ。
ぜひ多くの方に読んでいただきたい。
もしかしたら、イベント当日サプライズストーリーがアップされるかも知れないので、是非ともみなさんお見逃しなく☆ ← けしてフリぢゃないYO!
高円寺は、わたしの好きな街のひとつでもあるし、恐らくわたしがイチバン美しかったときの青春を捧げた街でもある。
今回『落語×ロック』を開催するにあたり、偶然にもハコの条件が合致したのが、この高円寺の“秘密基地”だったのだ。
演者さんたちにも実際に現場を確認していただき、音の響きの良さからここに決まった。
本当にたまたまのことなのだ。
わたしはあいみょん以上にロックなんか聴かないのだけど、数多くのロッカーが生息していそうなサブカル臭満載の高円寺の街の雰囲気が好きだ。
『なにを生業にしているのか皆目検討もつかないくらい、歩いている男性の9割がロン毛であるところ』
『チーリンのボトルサワーを駅前のBarにボトルキープしちゃうくらいのダメ人間なわたしにも懐が深いところ』
うん、とても良き街である。
唯一の難点は、駅チカに居を構えてしまうと、毎夏開催される『高円寺阿波踊り』の祭りの際に、人混みおされて通勤通学に難儀することになったり、夜まで踊りの熱気に浮かされて安眠できなくなってしまう点だろうか。
一時期は、わたし自身も中野・高円寺あたりに住まうことも本気で考えていたが、大人の諸事情でそうなるには至らなかった。
さて、そんな高円寺、一見すると落語とは縁遠いようにも思えるが、実はなかなか落語の香りを纏った街なのである。
【座・高円寺 と 高円寺演芸まつり】
中央線沿線に『座・高円寺』という芸術ホールが置かれている。
そこでは、演劇などを始め、年間を通して多くの催し物が開催されている。
そして、寒い季節に開催される『高円寺演芸まつり』では、この『座・高円寺』を中心として、街全体をあげて、約1週間に渡って落語、浪曲、講談などが繰り広げられる。
【キッチンbar ノラや】
“高円寺の落語”と聞いて、落語好きな人々がすぐに思いつくのがココ。
高円寺駅の高架下の飲食店街『高円寺ストリート』にある『キッチンbar ノラや』。
そこが運営している『kouenji HACO』というレンタルスペースでは、2〜3日に1回くらいペースで落語会が開催されている。
【堀ノ内 妙法寺】
日蓮宗の妙法寺というお寺。厄除けのお祖師様である。
実は、古典落語に『堀の内』という演目がある。
その『堀の内』こそが、この妙法寺のおそっさま(お祖師様)のことなのだ。
この妙法寺では、毎月23日の午後に『妙法寺寄席』が開かれている。
木戸銭もリーズナブルであることはもちろんだが、“お寺で落語を拝聴できる”のは都内では稀有なことかもしれない。
サブカルチャーの街、高円寺。
“サブカルチャー”という言葉さえ、もうすでに“ジャパニーズカルチャーそのもの”と言っても過言では無い昨今になってきている。
そして、その高円寺のサブカルチャーにはしっかりと、時代を超越しての“落語”が組み込まれている。
ちなみに、わたしは、アセアンさんの懐かしの“ジョニーウォーカー”の作品が大好き♪とても面白いので、ぜひぜひこちらも読んでみてくださいね☆
誰でも参加できちゃう!
大人の文化祭やってます♪
2020年11月30日までに作品を作り
12月1日にみんなで投稿しよう!
2020年最後で最大のフェスティバル☆
二次元の『心灯杯』が
三次元の『心灯らくご会』になりました!
プロの噺家さんに高座にかけてもらうよ!
2020年12月20日開催
みなさん是非来てね♪
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