第272回 巣ごもり寄席 20200617
落語も“アレ”もナマが好き♪
・・・え?
“生チョコレート”のことですよ?←
待ちに待った、生落語に行って参りました!
巣鴨の巣ごもり寄席へ☆
いやー♪
生落語は良い!
最高である!
楽しくて、めちゃくちゃ元気になる!
すべての細胞が喜んでいるんぢゃないかと思うくらいに、体内の何かが活性化しているような感じがする。
ほぼ毎日のように寄席に行けていた環境がいかに恵まれていて、ありがたかったかということを改めて実感した。
≪ネタ帳≫
熊の皮 / 桂竹紋
一眼国 / 春風亭一猿
猫と金魚 / 三遊亭美るく
たらちね / 春風一刀
≪感想≫
一猿さん以外はすでに何度か拝見している噺家さん。
そして、以前拝見したときよりもみなさん格段と腕があがってて、いきいきとしていらっしゃる!
コロナ禍でたくさん練習されたのだろうな。泣ける。
【桂竹紋】
開口一番は、竹紋さん。
ビニールシート越しに
「刑務所の面会のようですね・・・」と。
ホントになんか馴れないので違和感。笑
竹門さんのまくらは、かわいい竹丸師匠のおはなし。ふたりのエピソードが、かわいらしくて微笑ましい♪
そして『熊の皮』、以前拝見したときよりも“こなれている”感じがしてスゴく良い!
噺の展開なんてわかっているんだけとも、何度聴いてもおもしろいよなぁ。
この方の落語、大好き♪
【春風亭一猿】
わたし、『一眼国』を聴くのも初めてだし、一猿さんの高座を拝見するのも初めてなのですが、噺の内容にも技術にも、とても引き込まれてしまいました。
ちょっと調べてみたら、2019年に二ツ目にあがったばかりとか!!恐るべし!
落ち着いた利発な印象からはぐんと大人に見えましたが、まだ30ととてもお若い!びっくり!
期待の新星、発見♪
【三遊亭美るく】
美るくさんの登場で
「待ってました!美るくちゃん!」
と、おじさまたちが色めき立つ♪
やはり、女性がにこって微笑んでお辞儀をすると観客のハートは癒される。
「大きな蝶々の帯留めかわいいなー!」とか「アップヘアよりセミロングソバージュのほうが似合うなぁ」とか、同性だとそういうところも見ちゃう♪
演目は『猫と金魚』
“だーさま”を“奥さま”にしたところが、女性が演るにはすごく自然でよかった!
【春風一刀】
一刀さんは、のっけから一刀節!
「待ってました!」の掛け声に
「そんな待たれても困るんですけど」
「たっぷり!」の掛け声に
「要求が多いですねぇ」
そして、客席がどっかん!
楽しい!すごく、楽しい!
わたしもいつか、往年の落語ファンのおじさまのように
「待ってました!たっぷり♪」
って言ってみたい!←
でも、まだちょっとはずかしい/////
まくらで“出雲の神様の縁結びの話”と一花さんの話題をはじめたから、、、
『不動坊』かな?
と思ったけど、、、
「縁は異なもの味なもの~」
と流れたので、、、
おや『持参金』かしら?
と思ってたら、、、
『たらちね』でした♪
おもしろかったー☆
≪最後に≫
何がよかったって、蒸し暑い季節にみな涼しげな色合いのお着物で登場されたこと。
白、シルバー、グレーなどをメインに着こなしてました。ステキ☆
4人で打ち合わせでもしたの?
ってくらいにいい感じの色合わせでした。
観ているこちらは涼をいただけたのですが、、、
「他の演者みたいに“絽の着物”にしておけばよかったな」
と4名中、2名が話していました。笑
こちらからは涼しく見えても、高座はライトに近いし、熱演するから暑いよね。
今回はなかなか見応えたっぷりの、良き高座でした!
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