元日もやっぱり、落語。
『莫迦の一つ覚え 』という言葉がある。
もちろんこれは故事成語なのだが、わたしの為につくられた言葉なのではないかと思う。
今年も昨年同様、1月1日にいそいそと連雀亭に足を運んだ。
2019年の大晦日は、仕事を終えた足で連雀亭に向かい延々と落語を浴び続けた。
そして、そのまま連雀亭にて年越しカウントダウンをした。
しかし、今回の年末年始は大晦日のカウントダウン寄席は開催されず、1月1日も通し寄席ではなく、4部に区切っての入替制を導入している。
「どうせ1月1日に寄席に行くなら、浅草演芸ホールか鈴本だろ?それが無理なら、末広亭か池袋演芸場だろう。なぁ?」
と、往年の落語ファンのおじさまたちは笑いながら仰せになるだろう。
いやいやいやっ。
“連雀亭”だから行くんぢゃんかっ☆
なぜかどうしてか、わたしはこのハコが特別に好きなのである。何度も言うが、連雀亭はわたしにとっての“おもちゃ箱”兼“宝石箱”なのである。
こんなにも魅力的な箱はそうそう無い。
あの規模感が良いのだと思う。
小綺麗でこじんまりとした高座と客席。
そもそも“落語”というのは、特に“江戸落語”というのは、お座敷から始まっているので、マイクロフォンを通して大ホールなどて講じる向きでは無いのだろうなと思う。
もちろん、その在り方もまたひとつの形で、大ホールには大ホールの良さがある。
それでもやっぱり、呼吸を感じられるような、こちらとあちらのキャッチボールがダイレクトに感じられるような規模が良いのだ。
昨年の1月1日、溢れんばかりに満席だった連雀亭も、今年は恐ろしいくらいに貸し切り感満載である。
賛否はあるだろうが、わたしは今年も、この日にこの場所に訪れることができて本当に良かった。
2021年、初日から縁起が良く、幸先の良い出だしである。
2021年も色々と仕掛けて遊び尽くします故、ぜひ皆様、一緒に全力で遊びましょう!
そして、皆様の2021年に幸多からんことを♪
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2021年もまだまだ突っ走ります!
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