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【柳家縁也の聴く噺の会】
落語であなたの人生をナビゲート!おとうふメンタル〇ら落語コンシェルジュ®相山美奈子です。
柳家縁也の聴く噺の会は西巣鴨のスタジオフォー
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★柳家縁也 四谷怪談~お岩誕生(ネタおろし)
縁也師匠大好きな芝居噺は、四谷怪談のお岩様の生まれる前からの因縁話。怪談は夏の噺だけど30度の気温が味方した。
お岩の母おつなは武家の出身。うらぶれた長屋の風景の中でも、元武家という佇まいを見せる。続きが早く聴きたい。
★本牧亭お席亭(清水孝子)・柳家縁也 トーク
講談の寄席、本牧亭のおかみさん(お席亭)と縁也師匠のトーク。現在は本牧亭講談会として、月の第一土日にお茶の水の太陽で開催されている。昔話や寄席経営の難しさ、ご家族のお話など、演芸に詳しくないと置いて行かれそうな気分。鈴本演芸場の元々は講談の寄席からスタート。そこから落語の寄席ができたり、以前は市川や他でも寄席や映画館も経営していた。当時の賑やかさや、昔の寄席と芸人さんとののんびりした時代の話が続く。そのよさが今もあればもっと違っていたかも。でも時代も人数も違う。
おかみさんが引っ越しの際に、ご家族のお位牌と大切な着物を間違って捨てた話など、エピソードにいとまがない。
面白かったのは、おかみさんが学校に通うときに談志師匠に出会う。朝、制服と鞄を持っているのに「どちらへ?」と談志師匠。
最後におかみさんがお父様から聞いた言葉として
『じっと我慢していると上手くなる。聴いてる方も我慢がいる。』
『芸人さんは寄席以外でも稼げるが、寄席は芸人さんだけ。だから大切にする。』
『お客様は合わせ鏡。客が育てる芸』。
『なるようになっていく。』
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あまりにもトークが楽しくてためになりすぎて、終演時間を過ぎての仲入りになり、次の予定があったので失礼しました。
私はおかみさんにインタビューをさせて頂きましたが、少女のように好奇心いっぱいで軽やかな行動力、発想の柔軟さにいつも驚きます。私も柔らかく軽やかに歩いて行こう。