【春風亭正太郎独演会】

落語であなたの人生をナビゲート！お豆腐メンタル落語コンシェルジュ®相山・美奈：子：です。

前々から聴いてみたかった正太郎さん。来年は真打昇進で「九代目　春風亭柳枝」を襲名します。
独演会は、駒込アーリーバードアクロスで4回目♪

★宗論
★尻餅
お仲入り
★鰍沢

「宗論」はくすぐり（ギャグ）が楽しかった。讃美歌を観客に強要(笑)
おかしいし、客席を巻き込んで盛り上がるし最初にはとてもいいネタでした。

「尻もち」はサゲが粋になっていました。
餅屋さんが仕事納めで長屋を回っていて、「そういやあ八の所はまだ餅をついちゃいない。見に行こう」
外から覗いてあのさまを見て、「最後に残ったので餅をついてやろう」となります。
なんとも心温まる江戸っ子らしい会話です。
江戸っ子は宵越しの銭は持たないといいます。お金がない状態での大みそかは修羅場なのに、
明るい雰囲気で、カラッとしてていい。

「鰍沢」では吹雪の凍えるような冷たさや、指がかじかんでなかなか笠や蓑が取れない所や
火にあたってほっとしてだんだん温まってくるさまが、こちらにも伝わってきました。
急に寒くなったもんね。

お熊も心に何かを含んでいるような話し方。でもとてもきれいで色っぽく見える。
そう見えるんだもん。

だから落語って大好き。もちろん正太郎さんが上手いから。

ちょいと籠ってしまい、外出も生落語も半月ぶり。楽しかった～！！

来月もがんばろう！気合が入りました。

決意の証の抹茶白玉あずき(笑)