聴覚過敏ですが大爆音MRI検査をなんとか受けてまいりました。
卵巣の腫瘍ちゃんの検査
無事終わりました。
聴覚過敏の綾乃が
あの最高の爆音ノイズ音楽がきけるで有名のMRIに。
結論、ヘロヘロです。
こういうのにすっぽり入ります。
検査自体は
造影剤の点滴うつのに血管キープできなくて
両手と手首になったくらいで
わりとスムーズに。
しかし私は大きな音と
なにか特定の周波数がだめなやつがあって
コンディションによっては
気分が悪くなってしまうので耳栓を常備しているくらいです。
あのカプセルみたいな閉所で
造影剤を投与されながら
さまざまな爆音を30分聞きつづける
というのはまあまあな苦痛を予測していました。
大袈裟でなく
「右手に握らされた呼び出しブザーだけが命綱」
くらいの気持ちになるんです。
数日前からすごく怖かったのはこのため。
でも
どうしてもダメならギブアップしよう
と自分に許したら少し楽になりました。
耐え続けなくてはいけない
という気持ちがプレッシャーになってたんだね。
検査時間長いし。
検査中は
「MRI 検査 音」で検索して予習した
ニコニコ実況動画のおかげで
わたしの視界にはニコニコ実況が流れてました。笑
終始こわいと言ってたので
スギちゃんみたいなベテラン検査技師さんが
やさしく丁寧に説明してくれました。
「こういう音が2分くらいつづきますよー」
「つぎはこういう音が5分くらいつづきますよー」
と見通しをたてて教えてくれて
ココロの準備が出来ました。
が、突然
「こういう音が入れ替わりたちかわりで20分つづきますよー」
はしょりすぎじゃない???!!笑
爆音ゆえ、ヘッドホンをつけられます。
ヘッドホンからはヒーリング音楽が。
しかし
意味ありますか?ってくらい
見事かき消されるほど爆音。笑
お守り、です。笑
なんだろな、警報音系とか
発車のベルみたいなのとか
シンセ風音とか
リズミカルに爆音で聴こえます。
この爆音は強力な磁気を発生させるときの音らしい。
宇多田ヒカルがMRIの音ファンという情報があったので
宇多田ヒカルになりきって挑みましたが
こちとら綾乃なのでこわいままでした。
途中から、ドラムの音が聴こえ
YOSHKIを召喚
重なったので、LUNA SEAの真矢を召喚。
シンセみたいな音のときは
TM NETWORKを召喚
重なったのでTHE ALFEEを召喚
さらに重なったのでaccessを召喚
もうなんでもよくなって奥田民生まで召喚。
(後で調べたらALFEEにシンセの人なんていないし、笑)
謎の夢の競演をいろんな音で果たしながら
無事終了。
造影剤の副反応が心配だったけれど
今のところ大丈夫です。
点滴をてこずったおじさん技師さんが
「お疲れ様でした。痛かったよね。何回も刺してごめんね、手首のは浅くいったからね。」
と労ってくれました。泣
吐き気とかしたらどうしようと思ってたけど
なんとか終わり
とはいえ更衣室で検査服から着替えたら
ふるふる震えて涙がポロポロ出てきたので
よくがんばりましたといいたいとこ。
で、検査室から出たら彼氏が目の前の椅子に
まっすぐこちらを見て座ってた。笑
武士。笑
ちなみに検査前に部屋に入る前に
血圧を測るんだけど
何故か「俺も測る」といって
血圧計に締めつけられてる間に名前が呼ばれ、
「いってらっしゃい、頑張るんだよ」ときっと用意していたであろう言葉は私にかけられる間もなく
あっけなく検査室へ。
俺のココロの準備は全く出来てなかった
と。笑
付き添い武士、無念。笑
まあそんなこんなで
初めてのMRI体験記でした。
これで正確な大きさや
悪性か良性か
だいたいの内容物の判断がついてきます。
最終的には手術して出したものを病理検査にかけないと判らないらしいけれど。
明日この結果をもとに
医師たちがカンファレンスにかけるんだそう。
検査結果は、明後日ききにいきます。
子宮がん検査の結果とともに
たいしたことないことを祈る。