心の支えは「岡本太郎」
後先考えてる余裕もなく追い詰められて辞めた会社。これから先のことは全く検討つかずです。
noteでもどんなことを書いていこうかと、まだ頭の中で整理がつかずにいるので、現在の状況を綴ってみました。
私が1番やりたかったことは木工作家になること。
1人では立ち回れない規模のカフェ。助けを求めてもスタッフを増員することなく数人のバイトと共にあくせく働いた2年間。休みなんてほぼゼロ。御前様は当たり前。朝日を浴びることもしばしばでした。
でも、もう生活の一部。とにかく楽しかった。
…というか、自分では必死に楽しそうに振る舞っていたのかな。。辞めた時に皆がかけてくれた言葉は「良かったねー!」でした。
ここでようやく我に帰った私。
要するに自分では「やりたくて楽しくてやってる苦労だから、全然厭わない。」と思っていたのですが、周りから見たらいわゆる「社畜」ってやつ。恥ずかしながら完全に会社に洗脳されてたのでした。笑
そしてやめると決めてからの出来事が摩訶不思議。色々とありました。
すんなり木工房にたどり着いたご縁。
カフェ常連の絵描きさんの話。
近くの公園を散歩中にベンチに座っていると、このコロナ禍で、しかもベンチは少し歩けば他にもあるというのに何故か「隣に座ってもいいですか?」と声をかけてくるご老人。
「どうぞ」と隣を譲り一緒に座りました。その時ちょっぴり心が病んでた画家さん、「人生って大変ですね…」と声をかけたそうです。自分が絵を描いてることを話すと、「じゃあアトリエを用意してあげるから、そこで思う存分絵を描いたらいい。」とおっしゃってくださり、近くの家具職人さんの工房を案内してくれたそうな。
そんな時に画家さんの頭に浮かんだのが私の存在。「そういえばあの人もカフェ辞めるから工房を探してるって言ってたなぁ…」と。
結果、画家さんではなく私がその工房を間借りすることになったのでした。
繋げてくださったご縁に感謝です。
作品作りをしながら、まだ無職の私。
結局これまで創作活動出来なかった思いを、作品にぶつけながら木工に没頭しております。
これが仕事になるかと言ったらまた別問題で、今はひたすらご要望にお応えしての制作。貯金を切り崩しながらの生活。かれこれ数ヶ月が過ぎ、心の葛藤が半端なくなってきました。そんな時に出会った本が岡本太郎。
現実と空想は一体。
夢と情熱で今この瞬間を生きる。
理想と空想は一体。
まさにおっしゃる通り。
心から救われる言葉でした。
毎日毎日、「物質なんて無かったらいいのになぁ…」「思いだけで、魂だけで、生きていけたらいいのになぁ…」なんて思いながら、過ごしていたところ。
半分逃げ腰に、まだ雇われることを恐れながら、それでも生きていくために何かしなくては…という焦りとともに日々過ぎていってます。。
こうなったらとことん夢見てやる
どこまでいけるか分からないけれど、雇われてまた同じ後悔をするのは嫌だから…とことん夢見て好きなことをしてみます。