光回線認証方式って何?
ネット回線のことで調べ物をしていると #光回線認証方式 という言葉が出てきました。
これが何かというと、プロバイダから発行された IDやパスワードを使わずに、契約者毎の光回線で識別して、NTTの設備側で認証して接続する方式です。
例えばこれまで主流だったIPv4 PPPoE だとプロバイダから発行されたIDとパスワードをルータなどに設定することで、インターネットが初めて使えるようになります。
それが、最近はIPv6 IPoE( #v6プラス など)が浸透してきており、このIPv6 IPoEだとIDとパスワードは不要です。先に述べたように、契約者毎の光回線で識別して接続します。
IPv6 IPoE方式のネットサービスを利用する際は、光回線を識別するお客様IDをプロバイダ側で登録して開通します。
NTTのフレッツ光からの転用で光コラボに申込する際は、転用の情報でNTTのもつお客様IDも管理されているので、そういった情報で開通手配がなされます。
ユーザー側で設定をしなくても開通ができますので、ルータの設定などややこしいものは苦手という方にとっては、非常に簡単にネットが開通できる仕組みなので助かる方も多いでしょう。
ただし、ひかり電話を合わせて利用しない人は、IPv6 IPoEに対応したルータが必要です。
(※ひかり電話を利用の場合はIPv6 IPoEに対応したHGWが提供される)
IPv6 IPoEに対応した #WiFiルータ が知りたい方はこちらを参照ください。
▼IPv6 IPoEに対応してWiFiルータ情報
光回線認証方式が広がることで、ネット開通時にユーザの設定に関する負担が減るのであれば、これまで設定がよくわからないからと、ネット開通をためらっていた方たちのハードルも下がって良いですね。