enひかりのIPv6接続サービスがv6プラス、transixに続きクロスパスにも対応したことによるネット回線契約の在り方
表題にもあるようにenひかりがIPv6接続サービスとして、v6プラス、transixに加え、2021年10月1日から「クロスパス」にも対応を開始した。
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1つのプロバイダが複数のIPv6サービスを提供するのは珍しい。
複数のIPv6サービスを選択できることで何か良いことがあるのか、考えてみた。
まずどこの会社もNTTの設備を使った光回線なので、NTTのフレッツ光もコラボ事業者の光コラボサービスどこも、光回線の品質は同じです。
また、IPv6 サービスもVNEが各プロバイダに卸して提供しているので、VNEが同じなら、どこのプロバイダと契約しても品質は同じです。
では、今回のenひかりのIPv6のサービスに選択肢が出来ると何が良いかと言うと、通信速度、品質に問題がありと思ったときに、iPv6の部分のサービスを変更できてしまうことです。
IPv6のサービスはサービスの開始と終了には日数を要するので、一時的にネットに繋がらなくなるというデメリットもありますが、サービスを切り替えることで、通信速度などが改善すれば、わざわざ他社に乗り換える必要もなくなります。
また、一時的にネットにつながらないときは、PPPoEの回線契約を用意しておけば、ネットに繋がらないという自体は避けられます。
次の記事でIPv6とPPPoEを併用する方法を書いていますが、IPoEはセッション数を使わないので、PPPoEと併用が可能です。
ネットの予備回線という意味では、フレッツ光、光コラボは同じ回線なので、NTTの設備に障害があったらアウト。
そういうときにはIPv6のサービスを複数選べるからと言って、予備回線にはならないのでご注意を。
予備とするならスマホのテザリングとかでしょうかね。後は電力系の光回線やNURO光。このあたりなら、障害の理由にもよるけど、フレッツ光、光コラボの予備回線となりうるかな。