ごめんが咄嗟に口から出せるひとでいたかった 日記20241114

・昨日はなんだか幽霊のような一日だった。多分眠りの足りなさから、ぼんやりとした一日で、そのくせ打ち合わせが一日中入っていたのでなんとなく精神だけは疲弊してぐったりしている。

・ごめん、という言葉を言うのが難しいなと思う。その瞬間、あっ失敗したな?と思っても、会話の輪に大人が多いほどうまく受け流して会話が流しそうめんのような速度で手の届かないところに行ってしまう。

・ずっと心の中には失敗したなあ……もし嫌な気分になった人がいたら申し訳ないなあと思っているのだけれど、機を逸してから謝ってもへんな感じになるし、だからといってわざわざ個別にお呼びだしして謝るのもへんだ。瞬間的に気がついて、あ失言だった、ごめん、と言える人になりたかった。

・それなりの人数でVCをするということ自体が現代的な会話方法なので、もしかしたらこれも現代的な悩みなのかもしれないな。対面で話すのは4〜5人が多いし、通りを歩く時ふと横並びになったりもするからそういう時に「さっきはごめんね」と声をかけることができる。会話が複数並行できるというのが対面の強みだ。

・VCは、話題が直線的で一本の道をみんな横並びで話しているので、先に進んでしまったら戻るとちょっとテンポが悪くなる。
明らかな失敗は、その場の空気がヒヤッとするのでわかりやすいけれど、
大抵、失敗したかもな?と思いなやむような発言は、周りがふんわりと受け止めてくれていて最初は気づかない。ちょっと振り返って、「ああ、あの人あんまり乗り気じゃなかったよな、この発言って嫌だったかもな」と思ったりする。

・けど、戻れない。本人が嫌だと表明したわけでもなく、直感的に「もしかしたら嫌だったかもな…?」という程度なので、会話が流れた後にそれを蒸し返して謝るのもなんかちょっと変だし自分本位すぎる気がする。
たとえ嫌だと感じたとしても、「嫌だ」と表明せず流れた会話は、相手がそう望んだ可能性もある。

・だから本当は、瞬発的に気がついて言わずに留められる人になった方がいいんだろうな。

・生き方や価値観の話になると、自分はところどころトゲトゲしているというか、極端なところがある。なので、ときどき会話相手の服を引っかけてほつれさせてしまってるんじゃないかしら?と反省することも多々あり。
言わなきゃいいのに言っては反省している。

・まあ謝って許して欲しいというのも一つのエゴではあるので、やっぱり言わない方がいいんだけど、価値観の話というのはやっぱり対話としては楽しいし、相互理解につながるので、心を開ける人とはしていきたいなと思っている。土足で相手の心に踏み込まないように気をつけながら……。

・自分が弱ったり、振り返ってみると琴線に触れる出来事が結構あったのもあり、まあこれだけ生きてくるとみんなそれなりに、嫌なことや辛いことも乗り越えたりしているよなあと他者に思いを馳せることが多くなってきた。

・ただ、そのせいで相手との楽しい時間を疲れるものにしてしまっては本末転倒なので、探り探りちょうどいいところに落ち着けたらいいなと思う。

・全然話変わるけど、なんか急に爪とかきれいにしたいなと思って爪の手入れセットを買いました。オイルとてもいい香りがする。ラベンダーの香りは眠りに誘うというけれど、なんとなく先入観のような気もします。

・こうやって思いつきでいろいろやっては忘れてしまうから家にいらないものが増えていくんだろうな。

・やればいいのに掃除ができない。助けてくれ~~~



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