小学校のGoogleフォーム体温報告が毎日面倒なので半分自動化してみた
1. このノートを書く理由
うちの子供の小学校は、子供に熱がないか毎日2回、Googleフォームを使って報告するルールになっています。
もし、Googleフォーム報告を忘れてしまった場合どうなるか?
保健室で検温してもらい、熱がないことを確認されるまで教室に入れないペナルティがあります。
なので、報告を忘れないように親として頑張っていました。
しかし、ついに先日、忘れてしまい、
ちゃんと報告するよう先生から連絡帳に指導がありました・・・
親として何とか忘れないように報告したい!
うちと同じように困っている親御さん!
きっといらっしゃいますよね!と思いこのノートを書いています。
2. 何が課題か?
さて、体温報告用のGoogleフォームは、1分もあれば入力できてしまいます。
ですが朝の準備などでバタバタしていると、
ついつい忘れてしまいがちです。
「忘れていますよー」とか「入力してくださーい」とか
想い出させてくれるリマインドメールも学校からは当然ありません。
2.1. 問題点は?
まずは、くわしく現状のGoogleフォームを使った体温報告の方法をみてみましょう。
子供が支度をしている、晩御飯を食べているのをみて、Googleフォームやらねばと思い出す!(リマインドがない!)
GoogleフォームのURLを探してクリックする(URLが見つからない!)
Googleフォームに毎回同じ項目を入力して報告する。(めんどう!)
ちなみにわたしは3日目に入力するのを忘れました。。。
URLを探すのも、スマホにはアプリやメールがたくさんあるので困りますよね。
入力項目が毎回同じというのも、メンタル的に疲れがでてきます。
これを何とかしたい!
2.2. 新しい報告方法・自動化フロー
それでは、目指すべき、自動化された体温報告の方法を簡単に紹介します。
毎日朝と夜の決められた時間にLineグループにメッセージが投稿されます
メッセージ上のURLをクリックすると、自動的に[氏名]、[月]、[日]などが入力された状態で、Googleフォームが表示されます
自動入力値で問題なければ送信ボタンをクリックして完了!
Lineの新規メッセージがピロリーンと鳴ったら、数クリックで体温報告ができてしまいます。
体温報告を完全に自動化することも可能なのですが、
休むときやリアルに子供に熱があるときなどシステムを止めたり、
誤った報告が入ってしまうとやっかいなので、
最後に人間の判断を入れるような仕組みにしています。
3. Googleフォーム自動回答の作り方
それではシステムの作り方をお伝えします。レンタルサーバやPCを立ち上げっぱなしにすることなどなく、自動回答システムが作れます。
3.1. 事前の準備
事前に準備するものは、以下ぐらいです。
3.2. 自動入力URLの作成
まず自動入力用のGoogleフォームURLを作成します。
具体的には学校から提示されたGoogleフォームのURLにパラメータを追加することで、URLをクリックするだけで自動的に値が入力されるようなURLを作成します。
GoogleフォームのURLや入力項目は、学区や小学校によって違うと思いますが、考え方は同じです。
まず、学校から配られたGoogleフォームのURLは、おそらく以下のようになっていると思います。
学校から配布されるGoogleフォームのURL:
https://docs.google.com/forms/・・・・・/viewform
※ ・・・の部分は異なります。またviewformの後ろに「?usp=sf_link」がついているかもしれませんが、その場合はsf_linkを削除してください。
このviewform以下のURLの末尾を「viewform?usp=pp_url」に変えて、さらに事前入力用のパラメータ値を追加します。
具体的には以下のような形のURLになります。
※行が折り返されていますが1行です。
ここから先は
¥ 500
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?