今年も落語初めは鈴本の初席から。
毎年の落語初めは鈴本演芸場の初席にしている。
いつもは一部を聴きに行き、そのあと谷中の七福神を不忍池弁財天から逆ルートでめぐるのが恒例行事。
去年はコロナで寄席も行けなかったが、今年は1月2日の夕方からゆるりと第三部を聴きに出かけた。
【当日の出演者と演目】
ストレート松浦 「ジャグリング」
馬石 「ざるや」
志ん橋 「無精床」
のだゆき 「音楽」
琴調 「堀部安兵衛 浅野内匠頭対面」
さん生 「柳家の百面相」
米粒写経 「漫才」
白酒 「茗荷宿」
扇遊 「一目上がり」
小菊 「粋曲」
権太楼 「巣鴨のババア」
ー仲入りー
太神楽社中 「寿獅子」
一朝 「芝居の喧嘩」
小猫 「ものまね」
喬太郎 「初音の鼓」
正楽 「紙切り」
三三 「幇間腹」
正月興行は顔見世の意味合いもあって、次から次と人気演者が出てくるのが楽しい。
それぞれ、短い持ち時間でもきっちり笑わせてくれるのはさすがの一言。
誰か一人、印象的だった噺家さん、色物さんのことを書こうかと思ったが、誰も彼もが素敵で一人を選ぶことができなかった。
2022年も幸せな気持ちでスタートがきれたが、まだまだコロナ禍は収まらない。
なんとか寄席、落語会が続いてくれることが今年の願いだ。