中途半端
「得意なことある?」という言葉は時に残酷だ。
時々僕も似たような言葉をかけてしまうため、その言葉自体を責めることは出来ない。一種の定型文のようになっているとは思う。
かくゆう僕も、得意なことはない......と思う。知識の量や運動能力はこれと言って高くはない(相対的なものか?)。センスも磨いてこなかったため特にはないと思う。
ちょっと出来ること、というのは周りの要領の良い人たちにすぐに越えられる。そうなると自分の特技なんだ、と信じていたことが急に冷めてしまう。何かに打ち込めるなら良いにしろ、それさえ難しいとなると悩みどころである。
ここで恋愛の話を持ち込んでみる。
好きになるというのは、顔かも知れないしスタイルかも知れないが、一つの要因として、尊敬や「すごい」と思えることを持っていたり、安心材料を持っていることもあるように思う。
交際もしたことのない野郎が言うことなので妄言だと流してもらっても良いが、そういった面があった方がモテるんちゃうんですか......誰か教えてくださいな......となるわけだ。(そんなの関係ねぇというのもそりゃそうだ。よく分からんけど付き合ってる人もいるし、恋愛に関しては上手いとか下手とかあるとも思うし、、、なんか言い訳みたいに聞こえてきた)
話を変える。
そういえば、世の中には中二病というのがある。(正式な表記が「中二病」と「厨二病」のどちらであるのかは、知識が浅いため分からないので、ここでは「中二病」とする。)それの一つの特徴として、自分には秘められた力があるとか、覚醒するだとかいう発想は自分だけの力、すなわち特技や得意なことのようなものがほしいということに繋がるのではないか。
そんなようなことを考えていると、他のみんなはいいな......個性とか得意なこととかあって......ということが、これは案外その「みんな」も同じではないかという考えが思い浮かんだ。
何も出来ないように見えて、特別に出来るものがあるわけではないだけでいろいろと出来るには出来るという人が多くいるのかも知れない。言い方によっては「中途半端」である。言い方を変えれば「万能」......いや、「器用貧乏」か。
中途半端の基準も人それぞれだと思うが、出来るには出来るというのはアピールしづらいし、目立ちもしない。どうすれば良いのかわからない......
結局何かというと、自分でも言いたいことは分からない。頭の中にあったけど結論が出ない、かつ訳の分からない話になりそうだったため、とりあえず文字で起こそうと思った次第である。そのため、文の形が変だが、そこは思いつきで書いただけなので許してほしい。
口調が若干固い風になっているのは、レポートを作っているせいである。
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