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ガイド2次試験突破のコツ

通訳ガイドのぶんちょうです。
最近、ガイドになりたいと言う方からのお問い合わせがとても増えました。
インバウンド活況で、ガイドの仕事が世の中に認知されるようになってきたのかなとうれしい思いです。

一年に一度のガイドの2次試験は、12月前半です。
現在、秋のツアー繁忙期ですが、試験対策講座の追い込み時期でもあります。日々のツアーの合間を縫って講座を行い、ぶんちょう全力疾走中です。

今日は、試験の合格のコツ(英語の場合)について書きます。

試験のレベルは英検1級と同程度と言われています。では、英検1級があれば簡単に受かるのか、というと全く違います。

2次試験対策には10年ほど、関わってきました。そのなかで感じることを書かせていただきます。

英語力は合格ラインに足りているにもかかわらず、合格もらえなかったという方がいらっしゃいます。そんな方へのアドバイスになれば幸いです。

ガイド試験を受験する方は、コツコツと英語の勉強を長年されてきた方がほとんどなので、総じて真面目な方です。そして、見たことのない表現や単語に出会うと本能的に(?)それを暗記しようとされるケースがとても多いのです。

「この言い回し、知らなかった。大変!覚えなくちゃ!」と。

ところが、プレゼンテーションで、出題される可能性のあるテーマの数は、細かく分ければ万単位です。数ヶ月の準備期間で、新しい語彙の習得ばかりに貴重な時間を費やすのは、とても、もったいないと思っています。

そして実は、昨日今日覚えた表現は、本番の精神的プレッシャーのある場面で使いこなすことは、なかなか難しいのです。

もちろん、使えなかった単語や言い回しを練習して身につけることは、とても大事なことで、ガイディングにもとても有効です。でも、とりあえず目の前にある試験突破という視点だけで考えれば、その部分の優先順位は下がると思います。

では、何が重要ななのか。

ガイド試験は語学力の試験とは違います。英検やTOEICなどの純粋な語学試験で求められていることと、ガイド試験で求められていることは全く違うのです。

ガイド試験で見られているのは、合格後に、その受験者が独り立ちして、ゲストにわかりやすい説明をして、ゲストに好印象を与えていけそうかどうかだと私は考えています。

その視点を持って練習することが、合格へつながるカギなのです。

そして、そのためには易しい、使い慣れた英語を使って、関連テーマごとにざっくりと何を言うかをたとえ日本語でも、日頃から考えておくことが役に立ちます。

以下は、楽英語のぶんちょうの講座リンクです。






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