見出し画像

私の音楽遍歴


洋楽との出会いⅠ

 今は主に邦楽のライブに足を運んでいるが、一番最初は洋楽にはまっていた。それはよくある父親の影響である。

 人生で一番最初に見たライブ映像は6歳の時にみたマイケル・ジャクソン。父親のマイケル教育もあってか着実にはまった。マイケル・ジャクソンが死んだときは6歳ながら凄い衝撃を受けた。ニュース速報を覚えているくらいだったから、かなり衝撃的な出来事だったのだろう。マイケルジャクソンで一番のお気に入りはベタだがThriller。何回もMV(?)を見た覚えがある。ただ、恐怖でいつも目を覆いながら見ていた。

 その後は小学校5年生頃までは特に新しい音楽との出会いもなかった。家族とのドライブで聴く音楽はマイケル・ジャクソン、マドンナ、山口百恵、中島みゆき、宇多田ヒカル etc…完全に父親の趣味。周りがKPOPアイドルやジャニーズにハマる中、自分は当時流行りの音楽は運動会で知るような音楽からは全く疎い人間であった。

洋楽との出会いⅡ

 音楽から疎かった私だが小学校5、6年生のころに再び、マイケル・ジャクソン以来の音楽との出会いをする。出会ったのはアイルランドのロックバンドU2である。きっかけは親にもらったiPhone。iTunesを開いたとき購入済みの音楽にU2Songs of Innocence(2014)が入っていた。周りが何か好きな音楽があるなか、自分も何か推せるものが欲しいと思い唯一聞けたU2をひたすら聞いていた。(アプリはフィルター制限されていたのでiPhoneのデフォルトのアプリ以外は使えなかった)
 ひたすら聞いていたはいいものの小学5年生にU2は難しかったのだろう。ハマらなかった(笑)今聞けば結構好きである。
 このU2との出会いをきっかけに好きな音楽を見つけたいという意欲が爆発する。その意欲のままYouTubeを漁って出会ったのがAviciiである。EDMの存在を知り自分はEDMが好きだと信じて疑わなかった。ちょうどその頃、両親がマドンナの来日公演のライブに行った。マドンナが2時間遅刻して大炎上したライブである。
私は連れて行ってもらえなかったが父が撮ってきてくれた手振れのひどいライブ映像を何度も見てライブへの憧れを微かに抱いた。

初めて買ったCD

 人生で始めたかったCDは菅田将暉の『呼吸』である。買った理由は正直正確には覚えてないが給食の時間のリクエスト放送で何か流したかったからだと思う。映画『帝一の國』で菅田将暉の顔にハマったから曲とかは気にせずCDを買ったのだろう。(笑)やはり音楽に手を出し始めたころの曲は体に染みついているのだろうか。今でもラウドロックを聴いてると時々菅田将暉の曲を聴きたくなって聴くとどこか落ち着く。

人生で2枚目に買ったCD

 菅田将暉の『呼吸』の次に買ったのは米津玄師の『BOOTLEG』である。
買った理由は単純で浅はかだが、好きな人が好きだったからである。中2の終わりから付き合っていた男の子が米津ファンだった。好きな人が好きなものを知りたいと思い買った。結局このCDは高校進学の際に売ってしまったが邦楽を知るいいきっかけにはなった。

邦楽ロック沼とラジオの沼の始まり

 今の邦ロックオタを始める本当の転機は中3の時何気なくつけたラジオで聞いたBUMP OF CHICKENの『天体観測』だったと思う。あの夜布団にもぐってラジオを抱えて聞いた天体観測の衝撃は今でもはっきり覚えてる。それまで洋楽ばっかり聞いていた洋楽信者だった私は日本語歌詞でこんなにも美しい曲があることに驚いた。『午前二時フミキリに』という歌詞を頼りに翌朝歌詞検索をしてBUMP OF CHICKENというバンドの存在を知った。

 その日からラジオを通じて好きな曲を見つけるようになる。一番自分の音楽の趣味に影響を与えたのはTOKYO FMの『SCHOOL OF LOCK!』という10代向けの番組だ。この番組には日替わりでアーティストがコーナーを担当する。私が最も聞いていた時このコーナーを担当していたアーティストは
[Alexandros]、Perfume、サカナクション、Mrs. GREEN APPLEだった。またこの番組ではゲストで頻繁にバンドが来るのでそこで新しい音楽に出会っていった。『SCHOOL OF LOCK!』が私の音楽の趣味に与えた影響は計り知れない。この番組がなかったら邦楽ロックろ出会うこともなかった。特に[Alexandros]とサカナクションはFCに入るほど好きになった。この番組に出会っていなかったら、邦楽ロックと出会っていなかったら今の自分は何を生きがいにしていたのか気になるところでもある。(笑)

 それほど今の自分の生活の中心は邦楽ロックになっている。

 邦楽ロックの遍歴を詳しく書きたいところだが、この記事では収まる気がしないので好きなバンドを1バンドずつピックアップして今後それぞれについて詳しく1つずつ記事にして書いていこうと思う。

最後に今の気分で一曲


いいなと思ったら応援しよう!