コミュニケーションデザイナーの転職:ユーザーとの対話を生むデザイン
こんにちは、RAKSULでコミュニケーションデザイナーをしているiidaです。 今回の記事では私が入社した理由と、役割についてお話しできればと思います。
【PROFILE】
大学では建築を専攻、その後デザインの専門学校でグラフィックデザインを学び、卒業後グラフィック制作会社に入社。外資系広告代理店〜総合広告代理店数社を経験しグラフィックデザイナー/アートディレクターとして企業のブランディング、PR制作、パッケージデザイン、グラフィックデザイン、空間設計、WEB制作ディレクション等幅広く担当する。現在はラクスル株式会社でコミニケーションデザイナーとして、全社案件のブランディング、コミュニケーション領域を担当。プレイングマネージャーとして、デザイン組織の構築、若手育成、カルチャー醸成活動に従事する。
入社理由
入社した理由は、私自身がデザインの力で社会に貢献できると確信したこと、そしてRAKSULのビジョンに共感したことが大きな要因です。ラクスルは「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」というミッションを掲げ、印刷や広告、物流といった従来のアナログ産業にデジタルテクノロジーを駆使して新しい価値を提供しています。このようなビジョンに惹かれ、私もその一員として業界に変革をもたらし、社会にインパクトを与えたいと考えました。
デザイナーとしてのキャリアを積んできた中で、デザインの持つ影響力を強く感じていました。ビジュアルやレイアウト、ブランドのコンセプトは、企業や製品の印象を決定づけ、消費者の行動に大きな影響を与えます。デザインは単なる美しさを追求するだけでなく、問題解決の手段の1つであり、ビジネスにおいて非常に重要な役割を果たしていると実感しました。
コニュニケーションデザインとは
コミュニケーションデザインの役割を端的に考えると、当たり前のことかもしれませんが「誰に・何を・どのように伝えるか」に集約されるのかもしれません。何もこの職業に限ったことではなく、皆さんも何気ない日常会話でも無意識に脳内変換されていることだと思います。自分の言葉なら素直に表現できることでも、いざ会社のプロダクト、サービス、メッセージを効果的に伝えないと、と意識した瞬間に大きな壁が立ちはだかります。
そんな壁をヒョイっと乗り越え、メッセージを効果的に伝える役割を担っているのがコミュニケーションデザイナーでもあると考えてます。「誰に・何を・どの様に伝えるか」が大前提にあるので、それに伴ってアウトプットする表現も変化します、20代に向けたメッセージと、還暦を迎えた方のアプローチでは全く異なる成果物になるということです。あらゆる関係性、接点を考慮し、適切な媒体を使って芯のあるメッセージを伝え続けることで認知して、使ってもらい、リピートして、好きになり、ファンになってもらう。
そんなユーザーと、企業の対話を生み出す仕事がコミュニケーションデザイナーの役割の1つだと思います。
デザインビジョンと実業務
RAKSULでは、従来の業界の枠を超えたビジネスモデルを展開しており、デザインの力を最大限に活用できる環境があります。社会における様々な課題に対し、デジタル技術を駆使し、プロセスを効率化するだけでなく、デザインやマーケティングのサポートも提供しています。このような業界全体に変革をもたらすプロジェクトに、デザイナーとして参画できることは非常に魅力的です。 入社後、私はコミュニケーションデザイナーとして、多くのプロジェクトに携わらせて頂いてます。
ブランディングデザインの推進
ラクスルのブランドイメージを統一、強化するためのデザインを担当しています。新しいサービスや新規事業を展開する際に、RAKSULらしさを維持しつつ、ターゲットユーザーに響くビジュアルを作成することが重要です。例えば、企業向けに販促品を簡単にデザイン・注文できるプラットフォームを提案、そのプロモーションのデザインをリードしました。具体的には、クライアント様の要望にマッチした商材にロゴデザインを落とし込み複数アイテムに展開、統一感のあるメッセージを発信することで、サービスの認知度向上に貢献しました。
デザインの役割が単なる見た目の美しさに留まらず、ビジネス戦略やユーザー体験の向上に直結しています。RAKSULでは、デザイナーが意思決定の重要な場面で関与し、会社全体の成長に寄与できる環境があり、私は自分のデザインスキルを活かしながら、組織のブランディング向上を目指していきます。
社内外のデザインリード
コミュニケーションデザイナーとして、社内のマーケティングチームや各事業部と連携し、デザインニーズを理解し、それをクリエイティブに落とし込むプロセスを主導しています。さらに、外部のデザインパートナーや制作会社とも協力し、円滑に進行させるためのデザインディレクション業務を担当。短期間で成果を出すことが求められる場合もあるので、デザインの一貫性とクオリティを維持しつつ、スピード感のある対応を心がけています。
最後に
RAKSULは全社高い目標に向け、日々スピード感を持って業務に取り組んでいます、自分も流れに乗り遅れることなく様々な技術、知識を吸収し、プレイヤーとして、掲げた目標に沿った成果物を作り続けたいと思います。また、今後はマネージャーも視野に入れながら自身の成長と、チームのビルドアップを意識した環境づくりにも取り組んでいこうと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
RAKSULのコミュニケーションデザイン、デザイン経営にご興味ある方、
是非お気軽にお声がけください!
RAKSUL DESIGNについて
✔︎ RAKSUL DESIGN MAGAZINE(note)
✔︎ X (Twitter)
✔︎ RAKSUL DESIGNの紹介