作詞編
今回はなまけもん流の作詞の仕方をご紹介いたします。
歌詞を考える
作詞作曲には2通りありまして、「曲先」(きょくせん、きょくさき)と「詞先」(しせん、しさき)があります。
曲と詞、どちらを先に作るかはその人次第なのですが、私はだいたい歌詞から先に作ります。理由は、歌詞という言葉そのものがリズムを作ってくれるので、曲も一緒に考えやすいという理由からです。
それから、私は曲を作るとき、多くの場合、伝えたいテーマが先にあります。その場合は曲に歌詞を当てはめるよりも、先に歌詞を作ってメッセージを伝えるやり方のほうが肌に合っているのです。
もちろん、曲が先でも全然問題ありませんし、むしろ曲先のほうがメジャーな作曲法です。曲のノリが良ければ、どんな歌詞を入れてもいい曲になるでしょう。
ただ、筆者本人が詞先で作曲しているため、本書では歌詞を作るところからスタートさせていただきます。
それでは、まずは私が歌詞をどうやって考えているかをご紹介しましょう。
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