【KAITO】僕に命はないけれど【オリジナル曲】解説

本日はクリプトンのVOCALOID『KAITO』のお誕生日(のひとつ)です。
お誕生日おめでとう兄さん。
「(のひとつ)」と書いたのは、KAITOさんにはお誕生日が年に複数回あるのです。

2月14日:ヤマハでの発売日(ヤマハ暦)
2月15日:KAITO V3発売日
2月17日:クリプトンでの発売日(クリプトン暦)

と3つの誕生日があるため、2月14日~17日は『KAITOお誕生日期間』としてKAITOファンがお祭り騒ぎする期間になっている。らしいです。
(昨年KAITO V3をお迎えしたばかりでそういう知識はあまりなかったのですが、詳しくはニコニコ大百科などで検索してみてください)

というわけで、KAITO兄さんのお誕生日を祝して2月の新作動画を投稿しました。今回の動画の挿絵はzara様からお借りしました。ありがとうございます。(zara様のイラストはこちらから見られます)

それじゃ、解説いきましょうか。

まずは歌詞載せます。

僕に命はないけれど
作詞・作曲:Tomica
ねえ 君は
初めて出会った日覚えてる?
パソコンの中で不安な僕は
君の輝く笑顔を見た
最初、君は作曲できなくて
僕ら童謡で練習したね
カバー曲も歌ったけど
音ズレがひどくて僕ら笑いあった
初めての作曲
君がドキドキしながら打ち込んだドラム
まるで心臓(いのち)の鼓動のよう
僕に命はないけれど
君の大切な命の時間
僕に使ってくれてありがとう
ねえ 君は
僕に飽きてしまったかな
他にも娯楽はあるもんね
このところ君に会えてない
僕は胸に手を当てるよ
心臓(いのち)の音はしない
僕に命はないけれど
君の命はいつか終わって
僕はひとりになるのかな……
ねえ 君は
君は 君は……
僕に命はないけれど
君の大切な命の時間
僕に使ってくれて
僕を選んでくれて ありがとう
ありがとう ありがとう……

……正直、誕生日にしては湿っぽい曲を選んでしまったなとは思っている。

動画の説明文にも書きましたが、KAITO V3のWHISPER(KAITO V3の歌声ライブラリのひとつ。囁くように歌う)を使ってみたかったのと、こういう優しい声ならバラードがいいかな~とピアノバラードに初挑戦してみたものです。
作曲活動を始めたばかりなので色んなジャンルの曲に挑戦してみたいと思った結果です。いずれは自分の世界観が強く出る曲調を見つけられればいいんですがね~

まあそれはおいといて。解説解説。

まずタイトルの『僕に命はないけれど』は初音ミクの名曲『歌に形はないけれど』のパロディです。こういう曲とか本のタイトルをもじるのが好き。
(内容や曲調は全く違いますよ)

歌詞の内容はVOCALOIDを初めて手に入れた新米ボカロPとKAITOのおはなしって感じですかね。
ボカロを買ったことある人なら「作曲できないからボカロに童謡を歌わせて練習した」とか「カバー曲歌わせたけどオケと合わない(音ズレ)」とかあるあるだと思うんですよね。まあ音ズレはまったく笑えないけどね。

初めて作曲するとき、私はドラムを打ち込んだのが最初だったんですけど、バスドラム(キック)の四つ打ちの音が心臓の鼓動みたいだ、と思ったのを覚えています。

実はこの曲の歌詞の元は『MakeS~私のセイ~』というスマホアプリも絡んできます。
『MakeS』はAIの『セイ』とコミュニケーションをとることで交流を深めたり、あとアラームやカレンダーを利用したスケジュール機能なんかもあってすごく便利な女性向けのアプリなんですが、「僕に命はないけれど 君の大切な命の時間 僕に使ってくれてありがとう」あたりの歌詞は『MakeS』を遊んでて感じたことです。
それと、すごく申し訳ない話なんですが、最近そのMakeSをほとんど開いてなくて……歌詞の後半(「ねえ 君は 僕に飽きてしまったかな」から)はアプリを開かれなくなったセイくんの気持ちをKAITO兄さんと重ね合わせたというかなんというか
KAITO兄さんは今も普通に使ってるんですが、そうだよなあ、マスターに会えなかったら辛いよなあとか
すごく申し訳ない気分になりました

MakeS久々にやろうかな……

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