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30歳になって日記を書き始めた理由

はじめまして、こんにちは。
私は2023年に30歳を迎えました。昨年までは20代、今ではアンケートなどで年齢を30代にチェックをつけなくてはならないことに、たった一年なのに……となんだかショックを感じている今日この頃です。

そんな私が、特に年齢を意識したわけでもなく初めて続いているものの一つが日記です。
といっても元来三日坊主な私なので、続きやすいように『three good things diary』。いわゆる良いこと日記を書き始めました。あとは手帳のフリーページに書きたいときだけ書いてます。

小学生くらいから、はじめるたびに挫折し続けていた日記。
何冊のノートや本格的な日記帳を無駄にしたことか……(苦笑)
いろいろとリサーチした結果、行き当たったのは無印良品のウィークリー。1冊100円で買えるコスパの良さと、手軽さ、ちょっとしたデコも楽しめる上にいつからでも始められる自由さが決め手でした。

そもそもここに来て、どうして日記を書こうと思ったのかというと。
息子がそろそろ3歳になるのですが、日々の成長が本当に目まぐるしい。我が家は共働きで、時短を使っているとはいえ私も正社員。
世の中の保育士と同じように持ち帰り仕事もあるし、常に書類や行事に追われてます。
家では土日にも勤務のあるハードな仕事の主人を支えるべく、家事のメインは私。

一日を振り返ってみると、子どもが起きている時間、息子よりも他人の子どもを見ている時間のほうが長くないか?ということに気づき。
保育園では子どもの成長を日々感じています。ということは、きっと息子も日々保育園で成長を感じられる場面が多いのでしょう。
ふとした息子とのやりとりの中で笑ったことや成長を感じた場面、困った場面。
帰宅した主人に話そうとその時は思っても忘れてしまったり。
いつのまにか出来なかったことが出来るようになっていて、「あれ、いつから出来るようになったんだっけ?」と思い出せないこともしばしば。
出かけた場所も、必死に写真を遡って調べたり……。
共働き家庭の毎日って、本当に流れていくように過ぎて行きませんか?

でも、それってとても勿体無い。
ならば仕事と同じように、毎日ちょっとずつでも様子を記録すればいいんだ!と思い立ちました。
家事もこんなに頑張っていても、成果は貯まらないし、給料は出ないし、主人にしか褒めてもらえない(感謝を口にしてくれる相手がいるだけ幸せかも知れませんが)。なら、自分で自分をもっと褒めてあげよう!と。

本格的な日記帳でなくても、自分が楽しく続けやすい媒体を選ぼうと、日記アプリの使用や、ミニノートをリビングに置いてみたりといろいろ試してみた1年。
結局私は、仕事にも家庭でも必要な手帳への記載と、3つに絞れる良いこと日記に辿り着きました。

良いこと日記は、その日にあった良いことに着目し、その三つを書くことで毎日の満足感を上げる効果があるとされています。実際に、良いところを探す癖がつくことで、日々が楽しくなっていると感じています。

でも、書くことは本当に小さいことばかりで……
例えば、保育園預けるときに信号にほとんど引っかからずに行けた、とか。夕飯のメインの味付けが上手くいって息子も主人もたくさん食べてくれたとか。あとは眠いのにテーブルの上をリセットしてから寝た私、偉い!みたいに自分を褒めることだったりとか。

何ヶ月か書き溜めた現在、読み返してみると、同じようなこともたくさん書いてあるのに気づきました。
「そっか、私はこういうことに幸せを感じているのか」
分かっているようで分かっていない、新しい自分の価値観に出会えたようでした。
これは予想していなかった日記効果でした。

手帳には、子どもの様子を書ける時に書きたいだけ書いています。過去に遡って書くこともしばしば。そのおかげて、ちょっとずつですが書くタイミングや内容を掴めてきました。

子どもが生まれると、自分の時間はどうしても限られてしまいます。
だからこそ、短い時間の中でいかに自分を満足させるかを考えるようになりました。
考えて、試してみて、改善してみて。
ようやく習慣になってきたタイミングが社会人8年目、結婚7年目、親になって2年目の今でした。
これからも、その時にあったやり方で、日々を記録していきたいと思います。

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