息子が手術を経験した話 終
17時ごろ無事に日帰り入院から帰宅した息子。
点滴のあとのテープを剥がし、傷口がなんともないのを確認してホッとした様子でした。
丸一日固形物を食べてない状態だったので、夕食は胃に優しいものにしようかなぁと思い、白だしベースの卵とじうどんに。
一人でうどんひと玉をモリモリ食べ終えました笑
そのあと何の気無しにNHKをつけているとお母さんといっしょがはじまり、毎度お馴染みの体操「からだダンダン」が流れてきました。
するとどうでしょう。いつも体操はとことんスルーの息子が、急にテレビに合わせて踊り出したではありませんか!!
「え、踊った!?!?」と夫婦で驚愕。
どのくらい息子が踊らないかというと……
保育園の運動会→踊りのターンで座り込んで砂遊び
保育園の夏祭り→手遊びやクイズは参加するのに盆踊りが流れ出したらその場にすっと正座して鑑賞モード(お前も踊るんだよっ!!と母ツッコミ)
保育園の発表会→真横の子もみんな踊る中一人だけ棒立ち(踊る気配なし)
先生方に促されてもテコでも踊らない息子が、自主的に踊った……!?
まあ、もともとあまり好きではないのだとは思いますが、それに今回の中耳炎が一年近く続いたこともあり、なおさら聞こえづらくて楽しくなかったのかなぁと。
多分、聞こえやすい音とそうでない音があったのかなって。手遊びや童謡は好きだから、人の肉声は聞こえやすいけど、楽器だったり電子音は聞き取りづらかったのかなぁ。
手術後、土日も含め3日程休ませてそのあと登園したら「お母さん!息子くん、今日はリズム遊びがいつもよりノリノリでした!」と先生が嬉しそうに報告してくれました♡
楽しみが広がって本当に良かった。
私は仕事柄、キッズ系体操はとても好きなので(ケロポンズとかロケットくれよんとか)、今後は家でも流して息子と踊ろうかな〜♪
でもって、聞こえるようになったからなのか、別室で主人と話をしてると「なになにーー!?」ってリビングから走ってきて話に混ざるようになってきました笑
今まではそういう会話も聞こえてなかったんだね……手術遅くなってごめんね……。
お医者もかなりの量の耳垂れだったっていってたし、難聴とかにならなくて本当に良かった。
ちなみに。
手術翌日から四日間、朝晩に点耳薬をしなければならなかったのですが。
片耳に5滴ずついれて10分間横になる✖️両耳を朝晩。
本当にはじめ地獄絵図でした…笑
もはや虐待と言われてもおかしくないレベルで大人二人がかりで押さえつけて無理やり投薬。
10分間どころか20秒が限度。
やらないよりはいいよねレベルでした……
多分初日は傷口がしみたみたい。
主人が出勤しちゃってて一人でやらなくてはいけなくなった朝、一度試してこれは無理だと悟って秘密兵器のチョコレートを用意。
ホワイトボードに残り回数を書き、薬をやるたびに息子に見えるように✖️をつけて目視化。
「あと◯回で終わりだよ〜今日も頑張ったね〜」と励まし。
テレビの前にクッションで陣取り、「何みたい?」と聞いてお気に入りのおさるのジョージの録画を流し、「薬お耳に入れられたらチョコお口に入れてあげるね」と息子と駆け引き。
脅したり、交換条件みたいな作戦は、あまり子育ての方針上やりたくはなかったのですが、この際背に腹はかえられぬと。
健康が大前提だからね。
そのおかげで2日目の夜からはなんとか10分やってくれるようになりました……親子で辛い時間だったね。
来週、経過観察があるのでまた後日様子を投稿したいと思います。
今回の一連の流れが、どなたかの参考になりますように。
連日お付き合いありがとうございました。