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松葉杖生活〜リハビリ開始

こんにちは。かざまんです。
足首骨折から約1ヶ月が経ち、いよいよリハビリが始まりました。
こちらの記事の続きです。


右脚が限界に

松葉杖を使い始めて一ヶ月、一番怖いのは転倒することです。
特に、後方にバランスを崩してしまうと支えようがないのでそのままお尻から転倒、下手をしたら後頭部を強打する可能性があります。
自分も何度か転倒したので、スケボー用のプロテクター(スパッツにクッションパッドが付いたタイプ)を購入して、常に装着しています。
とりあえず怪我をしないための対策です。

そんなある日、アパートのエントランス前で転倒してしまいました。
プロテクターのおかげで怪我はなかったのですが、そこからが問題でした。
地面にお尻を着いた状態から立ち上がろうとしたのですが、右脚だけでは力を込めても無理です(一度試してみてください😅)。
何度か全力で試したものの失敗、何か掴むところ…と見渡してもドアの取っ手くらいしかありませんでした。
それに賭けてチャレンジ、でも既に力を使ってしまっていたので、あと一息で力尽きることの繰り返し。
壁に身体を預けたりしながら、なんとか立ち上がったときには右脚はパンパン、ひどい筋肉痛で次の日も椅子から立ち上がるのもきつい状態でした。
(なお、その後うつ伏せになって起き上がる方法を知ることになります)

次の診察で先生にこの話をしたところ、じゃあ右脚の負担を減らすためにもリハビリを始めましょう、ということになりました。
骨はまだ繋がっていないのに大丈夫?と思いましたが…その理由は後で書きます。
こうして添え木と包帯による固定から卒業、下の写真の様な装具で固定することになりました。
靴下と似た色で判りづらいですが、面テープとゴムバンドで結構きつく固定します。
足首はほぼ動かせませんが、指は動かせる状態です。
この装具を常に装着して生活し、リハビリを始めることになりました。

添え木と包帯が取れこんな装具に

3分の1が難しい

リハビリのポイントは主に二つあります。
一つ目は足に徐々に荷重を掛けていくことです。
最終的には全体重を掛けられることが目標ですが、
骨が完全に繋がってない状態から荷重を掛けていくことで骨が強く繋がるらしいです。
先に、骨が繋がってないのに大丈夫?と書きましたが、答えはそういうことらしいです。
ただし、骨の軸方向まっすぐに力を加えないと折れた部分がズレてしまうので、じっくり慎重に荷重を掛けていく必要があります。

というわけで、まずは体重の3分の1、約20kgまでを最大荷重としてリハビリがスタートしました。
体重計を使いながら左足に荷重を掛けていく練習です。
平行棒を両手で掴み、両足を揃えて左右に荷重を掛ける、そして足を前後にずらして前後に荷重を掛ける、その繰り返しです。
最初は左足を地面につけること自体が怖かったのですが、案外早めに慣れていきました。

難しいのはステップ(歩行動作)です。
歩くときは両足を着いた状態から左足を踏み出して着地、それから右足を浮かせて左足の前に着地します。
当たり前の動作😅ですね。
ただ、右足を踏み出しているときは左足で全体重を支えることになってしまいます。
リハビリでは両手(平行棒)に力を掛けて、左足に掛かる荷重を20kgまでに抑える練習をします。
オーバーしないように…と意識してしまうと、荷重が少な過ぎてしまいます。
今は平行棒から松葉杖を使った練習に変わりましたが、なかなか上手くコントロール出来ません。
本当に難しいです。

日常でも左足を地面に着いて歩くように、と言われました。
松葉杖と左足を同時に動かすのですが、慣れていないのと、一歩ずつ荷重に気をつけながら歩くので、速度がゆっくりになってしまいました。
片足を浮かせた方が速く進めます。
移動速度も3分の1ですね😁

なんで動かないの?

リハビリのもう一つのポイントは、足首の可動範囲を元に戻すことです。
固定されていた足首から足先は、筋肉、腱、靭帯が固くなってしまっています。
固まった箇所を元通りに戻さないときちんと歩くことが出来ません。

固定が外れリハビリを開始する時に、足首と足の指をどれくらい動かせるかチェックしました。
動かそうとしたのですが、全くと言っていいほど動きません。
びっくりを通り越して思わず笑ってしまいました😂

リハビリでは、可動範囲を戻すために色々なメニューをします。
バランスボードを使ったり、タオルを指で掴んでたぐり寄せたり…地味ですが意外ときついメニューです。
地道に続けて行くうちに少しずつ動かせるようになってきたのですが…。
足首を軸に足を上方向に持ち上げることが今だに出来ません。
力を入れようとしても力が入る感覚がほとんど無いですし、足は1センチも上がりません😓
ゴムベルトで足を引っ張って上下方向に力を入れるメニューがあるのですが、上げる方向はベルトを使うと負荷が大き過ぎるので、ベルト無しの状態でやっています。
足は上がらないので、傍からみるとあの人何やってるの?って感じかもしれません。

まだまだ先は見えませんが、リハビリって本当に地道なものだってことを実感しています。
そして、実際に経験しないと知らなかったこともたくさんあります。
まあ、リハビリが始まった頃はは痛い、疲れる、無理、なんて思ってましたが…。

国立に行きたい

さて、サッカー観戦が自分の趣味なのですが、前の記事にも書いたように当面スタジアムには行けません。
そんな中、応援しているジェフ千葉がGW中に男女ダブルヘッダーを国立競技場で開催、というリリースが先日ありました。
国立で初の男女ダブルヘッダー、ぜひ行きたい!

リハビリは日々のメニューを地道にこなす、つまり今を大切にすることの積み重ねだと思います。
でも、その先に何か目指すものがあると、よりモチベーションが上がりますよね。


この記事を執筆中に、今年ジェフに新加入した若原選手の怪我のリリースがありました。
胸が痛い思いですが早期回復を願うばかりです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた😊

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