【トレーディングビュー】移動平均線のクロスで売買するシンプルなストラテジー その②
こんにちは、rakkosanです。
こちらの記事の続きです。
前回のテスト①ではSMAを使いましたので、EMAにした場合にどう変わるか試してみます。
【テスト②】 EMAにしてみた
・ドル円 1時間足
・テスト期間 2023年1月1日〜11月24日
・MA1 EMA 期間10
・MA2 EMA 期間20
・ロット 10000通貨
・損切 20Pips
結果
【総合】
総利益 300 870.00円
総損失 344 440.00円
回数 227回
勝率 18.94%
リスクリワード比率 3.738
期待値 −191.94円
マイナスに終わりました。
リスクリワード比率に対して、勝率が低すぎました。
リスクリワード比率が3.74の場合、勝率は21.1%必要です。
または、勝率が18.94%の場合、リスクリワード比率は4.28必要です。
一般的にEMAはSMAよりも価格に敏感に反応すると言われていますが、
その分ダマシが多かったのでしょうか。
または、EMAの期間設定が短すぎたのかもしれません。
期待値がマイナスなのでやればやるのほど資金が減っていくトレードです。
次は期間を少し長く設定してSMAとEMAで試してみます。
【テスト③】 SMAで期間を長くしてみた
・ドル円 1時間足
・テスト期間 2023年1月1日〜11月24日
・MA1 SMA 期間20
・MA2 SMA 期間40
・ロット 10000通貨
・損切 20Pips
結果
【総合】
総利益 271 620.00円
総損失 223 360.00円
回数 144回
勝率 19.44%
リスクリワード比率 4.995
期待値 335.14円
ぎりぎりプラスになりました。
テスト①に比べて勝率が下がりましたがリスクリワード比率は高くなりました。
SMAの期間を長くしたので長いトレンドが発生した時に利益になったのですが、ほとんどダマシにあっています。
トレードの内訳を見るとほとんど20Pipsで損切りされていますので、見直しが必要です。
【テスト④】 EMAで期間を長くしてみた
・ドル円 1時間足
・テスト期間 2023年1月1日〜11月24日
・MA1 EMA 期間20
・MA2 EMA 期間40
・ロット 10000通貨
・損切 20Pips
結果
【総合】
総利益 141 290.00円
総損失 196 000.00円
回数 111回
勝率 11.71%
リスクリワード比率 5.434
期待値 −492.88円
酷い結果になりました。いくらリスクリワード比率が高くても勝率11%では戦えません。
損切りを40Pipsにして再テストしてみたところ、
勝率が22.52%に上がりましたが、リスクリワード比率は3.014と下がってしまいました。
まとめ
あまり良くない結果に終わりました。
全体的に勝率が低かったので、そこを改善する必要があります。
結局のところドテンをひたすら繰り返しているだけですのでちょっと無理がありました。
トレンドフォローの手法ですので、トレンドが発生している時にエントリーしないとダマシにあうだけです。
次回は
今回の結果を踏まえて、長期のトレンドを条件に入れてテストをしたいと思います。
良ければ次回も御覧ください!
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