せっかくだから住環境を考える～「障子の魅力」得するzoom背景～

zoomで仮想背景を使っている時、「これなんですけど」って手に持っている物を見せたくても仮想背景に溶け込んで見えなくなって、仮想背景をオフにすることありませんか？

こういう時は特に、画面に映ってしまう背景って大事だなぁと感じてしまいます。背景によって人に与える印象が突如良くなることもありますものね。

私は背景で得してる人かもしれません。

見出し画像は、私がzoom時に使用している部屋のものでなのですが、

「その背景は仮想背景ですか？それとも本物の背景？」
「その壺、素敵ですね」

こんな嬉しいコメントを時々頂きます。

この棚の上だけは物を置かないようにしています。それだけで、普通の壺が素敵な壺に見えるのですから、何もない空間の威力をひしひしと感じます。

不思議だけど、物が少ない方が素敵な空間に見える。

でも、もう一つの理由は窓につけている障子風のハニカムスクリーンの威力だと思っています。カーテンでもない、ウッドブラインドでもない、閉じていても柔らかい陽光が注いでくる、障子紙にしか演出できない何かが存在していると思うのです。

随分以前のIKEAカタログの中で、北欧空間の中でも障子が使われていて、これまたよくマッチする。昔見た映画の中でマンハッタンのスタイリッシュなアパートメントで使われていた障子、これがまた素敵だった。

障子ほど、あらゆる空間にマッチして、しかもその空間の品位を上げるウィンドウトリートメントは頭に浮かばないのではないかと思ってしまいます。

更にこの障子風ブラインドはハニカム構造になっているので、断熱効果もあるんです。実際ブラインドの内側と外側に手をかざすと、体感温度が全然違うの。

で、障子LOVEなので、この記事が目に留まってしまいました。

二つの部屋の間の壁を取っ払って大空間にリノベーションしたけれど、そのままだと窓に工夫が全くなく「壁無くしたのね」感がありありと伝わる。

これを縁側プラス障子窓を設置する事で、いやもう、びっくり仰天の大変身。素敵なんてものじゃない、素敵以上のものになっている。

こういうリノベーションこそ、リノベーションと言うに値するものなんだろうなと改めて感心してしまう空間です。南さん！素晴らしすぎる！

「障子」いいですよ、という話でした。