スマホは既に生活インフラ Vol.4 「格安スマホ」と聞いて思うこと
Vol.3では「格安キャリア」「格安SIM」「格安スマホ」は何が違うのかについて記事にした。
この3つの言葉の意味は本来異なるけれど、普段の会話においては「通信費の安いスマホ」という意味で使っている。
この認識を前提に、この記事では「通信費の安いスマホ」=「格安スマホ」という前提で「格安スマホ」という言葉を使う。
大手キャリアと格安スマホのユーザー数は、
大手キャリア MNO(Mobile Network Opereator)90%
格安スマホ MVNO(Mobile Virtual Network Operator)10%
と言われている。
平均市場価格の差は、5,000円~7,000円/月。年間で60,000円~84,000円。
スマホは、これからほぼ死ぬまで使う事になるだろうから、生涯計算するとかなりの金額。これが「家族5人です」となると、これまたかなりの金額。
これを節約できると家計はかなり助かる~
大手キャリアを使っている人が「格安スマホ」と聞いて、必ず考える事、
・電話つながる?
・ネットつながる?
・回線遅い?
・困った時どこに聞いたらいいの?
・手続きが面倒くさいんちゃう?
・本当に安くなるの?
・安くなるのはうれしいけど、壊れたらどうしたらいいの?
・大手が安心やから踏み切れへんわ。
かくいう私も、まだ大手キャリアを使っている。「格安スマホ」と聞えば、同じような事を思い浮かべてしまう。
つまり、これが全部解決できれば、「格安スマホ」への壁が消えるはず。
実際に格安スマホに乗り換えた友人に話を聞くと「どうしてもっと早く乗り変えなかったのかと思うほど問題ない」という。
・電話つながります。
・ネットつながります。
・回線遅いとは感じた事ありません。
・本当に安くなります。
「大手キャリアで使ってた時とさほど違いを感じないよ」という。
じゃ、残りの不安、
・困った時どこに聞いたらいいの?
・手続きが面倒くさいんちゃう?
・安くなるのはうれしいけど、壊れたらどうしたらいいの?
・大手が安心やから踏み切れへんわ。
ここが問題、しかしこれが格安スマホが安い理由に相当する部分でもある。
格安スマホ(MVNO)が何故安いのか?
① 広告費をかけていない
② 電波を大手から借りているから設備投資にお金がかかっていない
③ オールセルフ、つまり人件費がかかっていない=サポートがほぼない
①②はさほど問題ではない。③が不安で格安スマホへの乗り換えに二の足を踏ませるものだ。③って具体的に何が該当するのかというと、
・SIMロック解除
・初期設定、APN設定
・端末購入
・申し込み
・MNP(Mobile Number Portability)申し込み
・トラブルが起きても、基本的には自分で解決する
逆の視点から見れば、これが問題なくできれば、格安スマホへの乗り換えハードルは相当下がる。
次回は、この不安が不安でなくなる「知っておくべきこと」へ続く。