『ダンス★ダンス★ダンスール(3)』
わーい。これからはちゃんとやるんだから。
ついに出ましたね。3巻。
もう、ね。私はやっぱりジョージ朝倉先生と浅野いにお先生が10代の頃からの青春なんですね。平成3年生まれのエセサブカルニートなのでね。いつの間にかもう25歳ですけどね。もう、高校の頃から集めていた『おやすみプンプン』と『溺れるナイフ』が立て続けに完結した時に、「ああ、私の青春もおわっていく。。」と思ったものですよ。そのままモノトリアムに突入で気がつけば、25ですけどね。note始めた時は、23歳だったのにね、続いてないからもう新規一転みたいな感じでいいですよね、神様。
そんなこんなで、このジョージ朝倉先生の『ダンス★ダンス★ダンスール』わーい!久々に連載おっかっけるぞー!って感じでテンションぶちあがっていっるのです。
もう1巻を読んだ時から、こんなポップなバレエ漫画ありますか!
というね。
やっぱ、3巻の台詞でもあったけど、「バレエは、芸術です」からね。私は漫画だって芸術派だけれども、やっぱどうしてもバレエってお堅いものだし、そうあるべきものであるし、かといってふざけてを入れるだけだとだたのポップなバレエの説明漫画になってしまってそれはもう教材になっちゃうと思う。
なんかもう、この漫画は、主人公の順平がそのままだから。
順平の明るさとか父から受けたサブカル教育とか根にある底知れない優しさとかいや、実際、猿猿言われてるけど、超王子だよ、心が王子だよ。超いいやつだよ。
男主人公のバレエ漫画ってとこもいいところよね。
なんか、去年くらいにやってた「バレエボーイズ」というヨーロッパのバレエスクールの男の子のドキュメンタリーも相当おもしろかったんだけど、なんか、実際おとなになれば、男のバレリーナってとてもかっこいいけど、小さい時にみるあの全身白タイツはかなり強烈だと思う。
私も、小学校くらいのときに友達のバレエの発表会を見にいったんだけど、その時にみた男性バレリーナの股間部は未だになんか覚えてるもん。
でも、そこを恥ずかしいとかじゃなくて、平気でやってのけちゃうのが実はめちゃくちゃかっこよくて、映画『バレエボーイズ』の男の子たちはその無自覚のかっこよさがすっごく素敵だった。
この漫画だと流鶯(るおう)くんがそうかなと思う。そして、それを使って天地をひっくり返すのが一個前の2巻。
しかも、この流鶯くんもかなりバックボーンが薄くみえてきて、もうこれからどんどん出てくるんだろうなと思いまっせ、ほんま。ああ。ジョージ先生、三角関係と笑顔の書き分けの天才だと思うから本当に楽しみです。流鶯が次はどんな笑顔をみせてくれるのか。
4巻でいちばんすきだったシーンは兵ちゃんと順平が噴水で話すシーンと、流鶯と順平の電車のシーンでした。
バレエシーンもかなり美しいし躍動感が伝わって来るのだけど、ああいう青春っぽいところを、どうしても、求めてしまう。だってジョージ朝倉先生は、私の青春だから。
はーん。
私は、もう大人になっちゃったけど、いつまでも青春ドラマに振り回されていたいんだよ。
4巻たのしみ。