③MTGアリーナ ブロール:【永遠の策謀家、ズアー】を語り続け続ける話

皆様こんにちは、ラカンです。
早くも3回目となりますが、まだまだ筆者の思いが続く限り語り続けていこうと思います。今回はインスタント、ソーサリー、アーティファクトの3種類を紹介していきます。このカードタイプ、前回のクリーチャー編より語る物が少なく、かつ採用基準が怪しい部分がありますが、よろしければお付き合いよろしくお願いします。

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Wizards of the Coast ファンコンテンツ・ポリシーより

《剣を鍬に/Swords to Plowshares》

頂点にて至高

MTG黎明期から使われてきた白の除去。統率者に白が入るなら問答無用で採用するだろう。誰だってそーする。俺もそーする。
軽く、どんなに強いクリーチャーでも対処できるが故に、気軽に撃つと後で後悔するのはゲームの練度が低い証拠だと常に自戒させられるカードでもある。

《冥途灯りの行進/March of Otherworldly Light》

イラストが可愛らしくて好き。ショーケース版も〇

神河:輝ける世界改めネオ神河にて収録された「行進」サイクルの白担当。
プレインズウォーカーと土地以外のパーマネントを追放できる範囲の広さが魅力。また、対象のマナ総量を参照するのでトークンやクリーチャー化した土地を対象にするなら白1マナと実質2枚目の剣を鋤にとなる。

《洗い落とし/Wash Away》

ブロール特有の必須カード

イニストラード:深紅の契りで収録された『切除』を持った打消し呪文。
ブロールフォーマットではたった1マナで統率者を打ち消せる青の定番カードである。相手が青1マナを立てていたら9割これを構えていると考えろ。
例え魂の洞窟で統率者を打ち消せなくなっても通常コストは打消し/Cancelと同じなので腐ることはないだろう。『予顕』、『計画』、衝動的ドローなど打ち消せる対象は意外と多い。

《対抗呪文/Counterspell》

デュエルマスターズを読んでいたから
このイラストが印象的

ストリクスヘイヴンのミスティカルアーカイブ版として収録。
「シンプルなテキストは強い」の体現者。これを撃ちたいから青やってるんだよ。

《マナ吸収/Mana Drain》

吸うか、吸われるか

サンダージャンクションの速報版として収録された太古の打消し呪文。
青青を立てたプレイヤーが一番殺意が高いのがブロールフォーマットだなって常々思います。

《大梟の小夜曲/Strix Serenade》

声に出したい英語訳

ぱわーの塊、モダンホライゾン3にて収録された白鳥の歌の亜種版。
用途は2枚目の洗い落としとしてが主だが、プレインズウォーカーを1マナで対処できるのが大きい。代わりに渡す2/2の鳥トークンはズアー視点ではそこまでデメリットを感じないので採用している。
その理屈なら白鳥の歌も一考の余地が十分ある。

《物語の終わり/Tale's End》

君を否定するRPG

基本セット2020にて収録された局所的な打消し。
基本は統率者を対象にするが、相手の即死コンボの始動を止めたり、フェッチランドの誘発を打ち消して土地事故させたりと使い所は満載。

《苦々しい勝利/Bitter Triumph》

コモンで380円!?

イクサラン:失われし洞窟で収録された除去カード。
なんといっても2マナと少しのコストでプレインズウォーカーも対象に破壊できる点が優秀。3点ライフなんて後で絆魂で取り戻せるから実に安い。

《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》

Over Load(超過)

ラヴニカへの回帰にて収録、エクスプローラーアンソロジー3にて実装されたバウンス呪文。通常は単体のパーマネントバウンスで相手の展開を遅らせる程度で対して強くない。
本番は7マナの『超過』。インスタントタイミングで相手だけ盤面を全て空っぽにする。破壊不能も呪禁もプロテクションも関係ない。最初っからやろう。な?

《虚空裂き/Void Rend》

打ち消されない(迫真)

ニューカペナの街角にて収録された3色除去。
マナコストが厳しい代わりに除去範囲が広く、打ち消されない安心感がある。打ち消されない安心感がある(重要)あ、呪禁、破壊不能はやめてください通してくださいお願いしますなんでもs

《苦渋の破棄/Anguished Unmaking》

イラスト、カード名、フレイバーが嚙み合っていて
実に美しい

イニストラードを覆う影にて収録された除去呪文。
最近の万能除去全般に言えることだが、クリーチャー化した土地だけは除去できない点を注意。野生の魂、アシャヤが絶対に倒せないので黒の単体除去の大切さを知ることが出来る。

《太陽降下/Sunfall》

れいわの らすごって すげー

機械兵団の進軍にて収録。全追放して培養トークンを自分の場に出す。

なんで??


《告別/Farewell》

筆者は当時ショーケース版Foilを即買いしました。
大満足です。

ネオ神河で収録。土地、プレインズウォーカー以外のパーマネントと墓地を選択して全追放する。
カードタイプテーマの統率者全ての敵であり、救世主でもある愛憎入り混じる1枚。神様仏様告別様と祈りながらデッキの上をめくる場面は何度あったことか。

《外科的変異体/Surgical Metamorph》

汎用性の塊

アルケミー:ファイレクシアで収録されたMTGアリーナのオリカ。
ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorphと同じようだが、エンチャント、プレインズウォーカー、土地にもコピー出来るようになった。
相手のプレインズウォーカーをコピーするのが一番美味しい使い方だが、自分のアドバンテージを得るエンチャントをコピーするのが一般的。クリーチャーなのでリアニメイトの対象としても有効。

今回は以上で終わりとなります。
インスタント、ソーサリーは自分が想定するゲームスピードによって採用する種類がガラッと変わるので、人によっては「なんで〇〇入ってないんだ?」という感想が出てくるだろう。筆者もリストを見てあれが欲しい、これもいいな、と毎日悩みながらブロールを回しているので、紹介されたカードが必ず正解とは確信を持って言えない。来週には構成が変わっている事もあります。
読者の方々も、おすすめのカードがあれば遠慮なくコメントをして頂けると新たな視点を得られるのでよろしくお願いします。もちろんコメントが無くてもこの長い長い語りを読んで頂ける読者がいるだけで励みになります。
それではまた次回、エンチャント編です。

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