AI ×エロ漫画の僕なりの作り方
はじめに
僕は大体2週間で1本の漫画(概ね50p+セリフ付きCG集30p)を作っています。
現状4本作っていて、なんとなくこのやり方が現状1番スムーズだなと感じたので、備忘録を兼ねて記録します。
これから始める方、1本作ったけど他の人どうやってるんだろ？みたいな方は参考程度にお読みください。
ヒロインとストーリーを考える
モチベを左右する大事な部分です笑
基本的に僕は
・ショートカットが好き
・基本黒髪、茶髪のスタンダードなものか、特例で銀髪が好き
・常識的な範囲でなら大きいほうが好きだし、動きがつけられて作りやすいので、E~Hカップくらい？
という好みでヒロインを選んでます。
ショートだと選択肢が狭いので、編み込みいれたり、ショートツインにしたり、ベリーショートにしたりって感じですね。
次に年齢。これも基本同い年か年下です。これは好み。
となると、同級生、後輩、妹（義妹）あたりでしょうか。
ここまでくればあとは性格、関係性、馴れ初めです。
性格はオタク作者なので内気だったり人見知りする女の子が好きですが、
主人公受け身が描きたければ強気だったり、ギャルにしてもいいかも。
次に関係性と出会い
幼馴染であればいつからの？どういう馴れ初めで？
後輩であれば部活の？委員会の？
妹（義妹）であれば恋に発展した理由は？
次に、盛り上がりとなる告白シーンを考えます。
ここが上手くいけば、盛り上がりそのままにえっちシーンに行ける重要なシーンです。
・ボーイッシュな女の子が「僕を君の女にして？」
・ずっと友達だった幼馴染が「これって恋なのかな？確かめたい」
・男性恐怖症な女の子が「君になら触られても嫌じゃない」
とか。
後はそれに続くストーリーを考えていきましょう。
ページ数とエロの割合を考える
これも大事な要素だと思います。
個人的には2~3割がストーリー、7~8割がえっちシーンが好みです。
なので50p漫画であれば10~15pがストーリー、35~40pがエロに割かれてるといい感じかなと思ってます。
この辺は好みだと思いますが、感情移入と実用性のちょうどいい割合を
狙います。
更にえっちシーンにフォーカスすると、そのページ数なら10~15pくらいエロシーンを描き、インターバルをちょっと置いてまた次のえっちシーンという感じでだいたい2~3シーン入ります。
それぞれのシチュエーション（学校で、家で、髪型や服装を変えてなど）をどう当てはめるかを考えます。
次に1プレイでどれくらいの体位などを入れるかですが、基本1~2pで１プレイとしています。AIだとそこまで差別化できる画像が作りにくいんですね。
キス、手コキ、フェラ、クンニなどで4-6p、正常位、後背位、騎乗位と体位を変えつつ5~7p、フィニッシュで1-2pという感じで10~15pを組み込んでいきます。
後半のえっちシーンは僕は夜通しとか１日中えっちしてるみたいなシーンを入れることが多いので、毎p射精して最後に大フィニッシュみたいなのもやってましたが、逆に抜きどころが難しくなるので最近は時計とか身体についた精液量とかで時間経過を示唆するようにしてます。
本編後には後日談CG集をいれてます。
本編で出てきた衣装や場所でえっちしたり、単純に好きなプレイをおかわりしたり好きにやってます。
ただ気をつけているのは漫画と同じくらい熱いれてセリフやオノマトペをいれることです。個人的にポン出しのCGでは抜けません。
プロットをざっくり考える
プロット、といっても構図とかはイラスト出力のときに考えることが多いので、ここはコマ割りやセリフの流れをまずクリスタに入れていきます。
こうすることで無駄な生成が減るので時間や課金してる方は課金額の節約になります。
えっちシーンは正直裸であれば他のシーンにも流用できることから汎用性があるため、最低でもストーリー部分だけはしっかり作っておくことをおすすめします。
たとえば横を向いていて、歩いていて、どういう服を着ているのかとかあらかじめわかってないとイラスト生成時に無駄な時間がかかっちゃいますし、他のシーンに流用もしづらかったりします。
いざイラスト生成
ここから地獄のような楽しい生成のお時間です。
プロットを作っていても、なんやかんや数千枚はたぶん出力しています。
服装、背景、小物、えっち、全部細かにプロンプトで指定していきます。
3作も作れば、だいたい毎回このプロンプト使ってるなというのが出てきますので、そこはメモしておきましょう。
そして大事なのが各シーンとか服装についてはメモしておくこと！
使用しているLora、数値、画像サイズなどメモしておかないと、次に手直しが必要になったときに過去生成した時まで遡るのはめちゃ面倒です。
イラスト配置
気をつけていることは次の2点です
・同じ向きの女の子が連続しないこと
・頭、胸、おしり、脚などを定期的に枠からはみ出させること
後者はイメージ湧きにくいかもしれないので補足します。
最近僕も取り入れた手法なんですが、創作を始めてから改めてエロ漫画を見ると、コマの枠からはみ出してる女の子の絵が多いんです。
例えば初登場シーンだったり、えっち中のシーンとか、よく見ると結構大胆に女の子の頭とか身体がはみ出てるのがわかるかと思います。
僕は背景透過したイラストと元イラストを用意して、重ねてクリスタに挿入して、背景透過したものだけ枠外にはみ出るようにしています。（ちょっとしかはみ出ないなら、元イラストだけ貼って消しゴムで背景を消したりもします）
やってみるとわかるんですが、一気に漫画感が増すというか臨場感が増します。なんか手抜き感というかAIイラスト感が拭えないという方はおすすめします。やってない作者さんも多く感じます。
モザイク、エフェクト処理
モザイクは基本イラストの長い部分（漫画ならコマの長辺）÷100でピクセルの大きさを指定します(1920×1080イラストなら19,2）
黒塗りとかでやってるのもあるんですが、どれくらい消せばいいとかわからず、また個人的にどっちでも興奮度には変わりないのでモザイクにしてます。世間的にはどっちが人気なんでしょうね？
エフェクトはそんなにつかいませんが、射精シーンとか、初回挿入時の勢いみたいなのをだしたい時は放射ブラーをかけたり色収差ズレをかけたりします。
セリフ微調整、オノマトペ追加
ここまでやったら一度全編見てみます。
セリフもだいたい違和感覚える箇所とかあるのでこのタイミングで全部直していきます。僕はヒロインとその他でフォント分けてるので、そこも漏れがないか確認します。
続いてオノマトペ。これはとにかくクリスタの素材集みたいなのをいっぱいダウンロードしてください。
そしていっぱい貼ってください。少ないよりは多いほうが絶対いいと思います。ただし女の子にはあまり被せないように。
タイトル、サムネイル、サンプル作成
地味にめちゃ大事です。
・タイトル
サムネやキャラ、タグを見ればわかることは基本入れない
ex)サムネ「金髪ロングのキャラが脚でこちらを踏んでいるようなサムネ」
タイトル「金髪ロングのドS女王様と～」
まず見るのがサムネだと思うのですが、これだとタイトル見ても追加情報がありません。
読者はサムネとタイトルで自分の癖に合うかを見定めます。なので、
サムネ「金髪ロングのキャラが脚でこちらを踏んでいるようなサムネ」
タイトル「付き合って◯年のドM彼女が僕のために女王様になった話」とか
「知識がなかったお嬢様を教育してドSお嬢様に育成した話」とかのほうが読者的には気になります。想像が膨らみます。
こんな感じでサムネとタイトルをつけたらサンプルです。
基本僕はヒロイン紹介1p＋ストーリー5-6p＋えっちシーン2p+おまけCGサンプル1pで構成しています
えっちシーンは1~2pもあれば好みのイラストかはわかるので、ストーリーで好みのシチュエーション、好みの女の子かわかることを優先しています。
説明文作成
最後に説明文ですが、正直あまりみんな見ないっちゃ見ないのかなと思います笑
基本あらすじと、注目シーン、エロシーンは何ページくらいあるよって情報を入れてます。
最後に
あくまで「僕の」創作手順なので人によります。
特に僕はストーリーとか関係性がないと抜けない人なので、いわゆる抜き漫画が描きたい人はもう2-3pでエロシーンに行ってもいいと思いますし、
とにかく充実したエロを描きたい方は1プレイ20pとか使ってもいいと思います。
他の人ってどんな事してるのかな？どういう風に進めたらいいのかな？と思っている僕と同じ駆け出しの方は参考にしてみてください。
ではまた。