見出し画像

【京都#002】開運推命おみくじ をいただきに、六波羅蜜寺へ。

今年の2月3日〜4日はちょうど土日で、ライブのために横浜へ出かけていたので、豆まきや、恵方巻きを食べるといった節分らしいことができませんでした。立春も、本当は立春朝絞り(日本酒)が欲しかったけど、取りに行けないからと諦めました。

う〜ん何もしていない…もやもや…何かしたい…京都で何か旧暦の年明けを感じたい…となったとき、「開運推命おみくじ」を思い出しました。




開運推命おみくじ


京都にはたくさん有名なおみくじがありますが、このおみくじは、有名度でいえばトップレベルな気がします。

六波羅蜜寺でいただくことができます。400円です。

四柱推命をもとにした、おみくじと言うより占いに近く、生年月日と性別からみた、一年の運勢が書かれています。その一年というのが、立春から始まる一年となります。


私の今年の運勢は、正官✕印綬 。

毎年、というわけではなく、今年で5回目くらい。基本辛口な内容と聞いていたので、初めての時に手厳しいことが書かれていても、ありがたく受け止めることができました。でも前回(2年前)や今回は、どちらかというと優しいことが書かれていたので、そういう周期に入ってるんですかね。


六波羅蜜寺と私


京都の社寺のなかでも、個人的リピート率が高い六波羅蜜寺。修学旅行の時にも来てますし、その後は、都七福神、西国三十三ヶ所霊場、見仏、萬燈会、空也踊躍(ゆやく)念仏、皇服茶(おうぶくちゃ)&福徳自在初稲穂、そして開運推命おみくじ数回、と1年に1回くらいは行ってるような気がします。


見仏と私


中学の修学旅行のグループ行動でここを訪れたのは、教科書で見た空也上人立像を実際に見てみたい、という私の一存だったような気がします。今思えば、昔から仏像には惹かれていたんですね。

その後10年以上さっぱりでしたが、20代後半に京都へちょこちょこ来るようになった頃から仏像にハマり、久しぶりに空也さんに再会した時はいろんな意味で感動しました。

六波羅蜜寺には、空也さん以外の素敵な仏像もあるので、個人的におしたいと思います。


空也上人立像

やはり六波羅蜜寺で一番有名なのは、空也さんで間違いないと思います。軽く開けた口から、一本の銅線に「南無阿弥陀仏」を表す6体の仏像が固定されている、こんな仏像見たことがない、というようなインパクト大過ぎる仏像です。想像していたより小さかったけど、静かな迫力はありました。
仏師運慶の四男・康勝(こうしょう)作。重要文化財。

本尊十一面観音立像

空也上人の自刻と伝えられる秘仏。国宝。
12年に一度、辰年にご開帳…そう、今年、12年ぶりにお会いできる!!今から楽しみです。

平清盛坐像

経巻を手にした風姿で、歴史で習った荒々しいイメージとは違った、落ち着いた様子の仏像。重要文化財。

地蔵菩薩立像

あの定朝作。元六波羅地蔵堂の本尊。左手に頭髪を持った珍しい仏像。鬘掛(かつらかけ)地蔵と呼ばれている。重要文化財。

文化財収蔵庫「令和館」新装オープン

本堂の西側。最新の空調設備が導入され、展示スペースも拡がり、重要文化財14体を含む17躯もの仏像・肖像彫刻が展示されているとのこと。リニューアル前からしばらく行ってないので、また近いうちに伺いたいです。

あの世とこの世の境に立つお寺

少し京都検定に向けて。

平安時代以降、六波羅蜜寺の東方に鳥辺野(とりべの)と呼ばれる埋葬地があり、近くにある小野篁の冥途通いの伝承がある六道珍皇寺前には、「六道の辻󠄀」の石碑があります。六道の辻󠄀とは、「この世とあの世の境界」「冥界への入り口」を指し、“幽霊子育て飴”で知られる「みなとや」も近く、京都有数のミステリースポットとされています。

諸説あるものの、「六波羅(ろくはら)」は「髑髏ヶ原(どくろがはら)」が転じたという逸話もあり。

六波羅探題

鎌倉時代には、鎌倉幕府が朝廷の監視や京都周辺の治安維持のため設置された「六波羅探題(ろくはらたんだい)」が、この地にあったそうです。

平家にも縁深い地

平清盛が住した六波羅殿をはじめ、かつてこのあたりに平家の邸宅群が立ち並んでいたそうです。栄華を極めた平氏政権は“六波羅政権”とも呼ばれ、清盛の供養塔とされる「平清盛公の塚」が本堂南側にある。


参考にしたのは、ずっと大好き♥「そうだ 京都、行こう。



やっぱりまだ、記事の書き方が定まらな〜い。

いいなと思ったら応援しよう!