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今現在のおはぎの状態

久しぶりの更新です。ほぼ1か月ぶり。りんたろうは相変わらず元気いっぱい。おはぎはこの一か月、もう2度病院受診しています。近いうちまた受診予約の日が来ます。画像は、前に載せた日向ぼっこの様子の画像と同日のもの。リビングお散歩中のもの。2か月程前でしょうか。

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おはぎは前々回の受診後から少しづつ、よだれがまた増えてきていた。血液の混じったよだれ。薬が効かなくなってきているみたい。先生は、調べないと分からないからとの一点張りだけど、口内環境はどんどん悪くなってきているみたいなのが見ていたら分かる。ただれが酷くなって、餌を食べる時かなり痛い様子。内臓が...というのは違う気がする。

前に書いた、「看取る覚悟」の記事にあるように、長い野良生活で推定10歳と高齢、猫エイズもある。他にも色々調べるとそれ以外にも色々出て来そうだけど、医療費がかさむ上、治療したとしても完治や長生きは期待できないと思うと先生はおっしゃっていた。高度な治療をしようが出来る低額な治療をしようが、たいして延命は期待できないと。もうすでに先住猫がいる中で、経済的にゆとりがあまり無いけれど、こんな状態だから放っておけなくて悩みに悩んだ末、看取る覚悟で保護したのだ。ただ、思っていた以上におはぎの生命力が強くて今も頑張ってくれている。

通院が長くなってくるにつれ、先生をはじめ、院内の空気が私が検査しないままでいる事を責めるような空気になってきている気がする。先生は最初の頃のようにうちの事情もおはぎの年齢も気持ちも考慮して欲しいのだけれど。出来ることはしてあげたいから、薬が効きづらくなってはきていても通院は続けているし、今後もそうするつもりなのだけれど...私が今できることは、これが限界なのだけれど、自分が鬼のように思えてきた 。受信のたびに、検査しないと分からないからねぇとつぶやく先生。気まずい空気が流れる。つぶやいた後は、先生は私から目線を外して私たちが診察室を出るまで、目を合わせてくれなくなった。高額な検査して、高額な治療すればおはぎは後5年10年生きれるの?それをして、おはぎは嬉しいの?幸せなの?

猫エイズだから、口内環境が悪化しても薬が効かなくなってきているから、痛いのだと思うのだ。餌を食べる時、一口目に必ず口を横にしてくちゃくちゃ口を動かして、前足で口をこするような仕草をする。そうしながら、かっかっと絡んだ痰を出したいような仕草と音。なかなか出てくれなくて、不快そうだ。それでも何とか食べる。食欲は薬で湧くようにコントロール出来ている様だ。薬を止めたらたちまち食欲はなくなってしまうだろう。

塊があるものは痛くて食べられなくなってきたので、高齢猫用にペースト状にしたパウチ餌でも嫌がって食べないし、好みでないものは柔らかくても食べてくれなくなっている。おはぎの好みのペースト状の餌を、ミルサーにかけてドロドロにして舐めて食べられる様にしている。

毛繕いもそんな口内環境の中でも怠らないので、どんどん汚くなってきて、ガビガビで臭い。でも、こちらも毎日はキツいので、2〜3日に1度、水の要らないペットスプレーと併用して、シャンプー入りのお湯でタオルを絞りつつ拭いている。ガビガビのところをスプレーで濡らしてふやかしてから拭かないと汚れが取れなくなってきたのだ。それでも毛と血液と痰が固まっているので完全には取れない。そんなだから、後ろ足の関節部分は毛が禿げてしまってむき出しの状態。拭くと痛そうだから、避けて拭く様にしているけど、拭くこと自体が本人は嫌なのでかなり動いてしまって、避けきれていないかも。

おはぎはそんな人間の事情は知らなくて、相変わらず私の顔を見ると、顔を見上げて、無垢な顔でナァオーと鳴く。そして頭を下げて撫でてと甘える。そんなおはぎの様子を見て、私は、結局無理して高額検査+治療なんかしないで、今のままで緩和ケアして看取るのが自然だと思えるのだけど...


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