見出し画像

実績作りのアイデア:ポートフォリオサイト

他人に自分を知ってもらうのにポートフォリオがあると手っ取り早い。

一昔も二昔も前なら物理的に作品集をポートフォリオにするデザイナーやイラストレーターは多かったと思うが、最近はもっぱらインターネットで作品を公開している人のほうが多いだろう。むしろインターネットで確認できないなら見ないまである。

クリエイティブ系のポートフォリオは腐るほどあると言えるが、バックエンドやインフラに対する専門的なポートフォリオサイトは少数だ。ここに差別化の価値があるように思う。自分のポートフォリオサイトを作るのはもちろんだが、実績作りのアイデアとして、多くのユーザが使えるポートフォリオサイトについて考えてみよう。


ヒストリー系

インフォグラフィックスでも多用されるFBの時系列リスト、所謂タイムラインに特化したページを作るのはどうだろう。これまでの実績や経験を時系列にグラフィカルに掲載するのは、味気ない履歴書よりも何倍も魅力的に映るかもしれない。アイデアとしては専業的にヒストリーのページだけを作成可能にする、つまりペラ1系にするのがいいだろう。SPAとして作成すれば、フロントもわかるエンジニアだとわかってもらえるだろう。

スタック系

スタック、レイヤー、呼び方はいろいろあるが、既に周回遅れ感のあるフルスタックエンジニアは転職業界では未だ現役らしい。bootstrapなどの昨今のCSSフレームワークを利用すると、レイヤーケーキを表現するのもそう難しい話ではない。ヒストリー系と同じように、スキルスタックをペラ1で表現するのはいいアイデアだ。何ができて何ができないのかがわかりやすいからだ。

タグクラウド系

その昔、個人ブログが全盛期だった頃、サイドバーに入れるものの代名詞にタグクラウド(ワードクラウド)があった。そのブログで扱っている語句のワードを雑多に放り込んで表現するアレだ。表現形式にも拠るだろうが、ワードの数はスキルの数に直結するので、たくさん埋められるほうが幅が広いということになるだろう。見る方は面倒かもしれないが。タグクラウド型のポートフォリオサイトを作るメリットは、登録者データから生のワードが得られることにあるだろう。これは想像以上に面白いデータになるはずだが。。。

ハブ系

ソーシャル全盛期に多くあった、ソーシャルサービスのハブになるサイトはどうだろうか。時代の変化と共に使用するサービスも移り変わるので、時々新しいのが出てきてよさそうだ。それこそアカウントを使い分けるユーザも多いので、パブリックに見せるデータと、フォロワーだけに見せるデータなどを使い分けられるようになっているといいかもしれない。

コンディション系

これはフラッシュアイデアなので法関係とか少し練らないとダメかもしれないが、就業条件を定型の質問形式にして、それに回答しておくと、所定の条件に見合う検索にヒットするようなサイトが作れそうな気がする。。。要は登録ユーザが質問に答えておくと、企業が検索して見つけてくれるような、だ。既存の転職サイトやジョブ紹介系サイトの多くは、ダイレクトメールを送るのを商売にしているが、正直に言って数をどうにかするためだけの意味のない条件設定がされている(条件に見合わないダイレクトメールはもううんざりなんだよね、キャリ@レさん。。)が、それこそ定格の質問形式にすれば、ゴミメールをもらうことも送ることもなくなるのではないだろうか。繰り返すがこのアイデアは未整備なので実現の際は要注意だ。


いろいろ書いてみたが、UI/UXに強いデザイナーがいてくれないと、普通のエンジニアが一人でやるのは厳しいかもしれないなとは思った。


フリーランスのエンジニア。主にサーバサイドからインフラ。フロントとアプリも出来るけどそんなに好きじゃない。noteはアウトプットの練習用。普段はTwitterにしかいない。