不定期日記 2018/12/02
師走でごわす(オヤジ
歳を重ねると1年が早くなるというが、今年は(も?)本当にあっという間だった。年齢的にはアラフォーからアラフィフになってしまったし、長女は高校を卒業し専門学校へ、次女は中学校を卒業し高校へとそれぞれ進学し、食費だ学費だ交通費だ交際費だなんだを捻出するために働いていたら1年が終わる、という印象しかない。我ながら客観的にまったく面白みのない人生を歩んでいると思う。
誤解のないように書き添えておくが、若いころは無茶も無理もしたし、散々遊びまくったので、今の生活に特に不満は残っていない。歳相応に落ち着いたといえば聞こえはいいだろうか。家族のために働いて人並みの生活を過ごして、時々趣味にお金を使って、決して派手な生活や他人がうらやむようなすごいことやいいことが起きるわけではなく、代わりに絶望的な悪いことだって起きたりしない。投資格言なら「頭と尻尾はくれてやれ」(儲ける時も損する時も極端なところは他人に任せて無理のないポジションを取れ、ということ)といったところだろうか。
適度に言いたいこと言って、適度に世間にストレスを抱えて、たなぼたで何かいいこと起きないかなと日々を粛々と過ごす。タバコは吸うけど、酒とギャンブルはしない。何かに心をかき乱されることもなく、誰かを振り回すこともなく、残りの人生に与えられた役割はモブ。世間の注目を集めたりせず、近所では優しい(そうな)旦那さん、学生からは理解のある(そうな)お父さん、職場では無難(そう)な人。普通オブ普通。あえて見栄を張るなら中の上。それが今の全てである。
というプロフィールのおっさんが主人公の小説を考えたんだが、つまらんな。学生なら普通な奴が主人公として共感を得る気がするが、おっさんの場合はまず共感が得られない気がする。なんだ、年齢差別か。違うか。
早いもので今月で今年も終わりなので、大掃除や年内中にやらないといけないことの整理と来年の準備をしなくては。まずはこの部屋の掃除からしないとダメかもしれない。と思う今日この頃である。
※この日記はフィクションです。実在の人物、団体、その他とは一切関係ありません。
フリーランスのエンジニア。主にサーバサイドからインフラ。フロントとアプリも出来るけどそんなに好きじゃない。noteはアウトプットの練習用。普段はTwitterにしかいない。