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奄美大島で「お産がとれる家庭医」になるために産婦人科医をやめます

お知らせです。

約3年半産婦人科医として働かせていただきました。

4月からはもともとの目標だった「お産がとれる家庭医 rural GP obstetrician」になるために、このまま鹿児島県立大島病院での総合診療プログラムに進みます。

ただ、やり残した宿泊型の産後ケアや産婦人科オンラインの導入などのプロジェクトもあるため

これからも、奄美の周産期を裏方として支え続けたいと思います。

4月から小児科、救急、内科など再度研修医として勉強し直します。

総合診療医のプログラムは日本中にあって、有名どころの研修病院は沢山ありますが

僕はこの島に産婦人科医として育ててもらいました。

そして、この鹿児島と沖縄県のちょうど中間にある、奄美大島だからこそ「お産がとれる家庭医」が今後必要になってくると確信しました。

鹿児島県立大島病院は日本で「お産がとれる家庭医」を育てる施設になるポテンシャルがあると思ってます。

そして、「お産がとれる家庭医」は今後の日本に必要になると思ってます。

後輩が自信持ってこの道に続けれるように、充実した研修にしたいと思います。

まだまだ奄美にいますので、是非遊びにきてください!



写真は先日の搬送の時の奄美上空です。

患者さんを搬送することは島で産婦人科をしていたら絶対ある。

負けではないんだけど、悔しくはある。

僕たちは自然の中にある「病気」という自然現象に「医学」という武器を持って闘う。

どうか無事でありますように。

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