【ペアーズ奮闘日記③前編】アムウェイ女編 見た目はウェイ中身は人見知りな勧誘女と1軒目だけ行ってきた話
この物語は、男女の聖なる出会いの場であるマッチングアプリのペアーズに蔓延るアムウェイ勧誘女達を片っ端から成敗し、健全な男女の出会いの場を作ることを目指す、私ラージ高山の実話である。
マッチングからアポまで
それは僕がチョメチョメする相手、、、ではなく健全な出会いを求めてペアーズを使っていた時だ、1人の女性とマッチングした。
彼女の名前はKちゃん、24歳のカメラマンだ。プロフィールを見ると趣味はフットサル。いかにも女子サッカー部出身ですって感じの、どちらかといえばストリート系のかっこいい女性だ。顔も写真を見る限り整っている。
早速メッセージを送ってみることに。
「マッチありがとうございます！顔写真可愛いです！タイプです！」
この「ペアーズ×アムウェイ」シリーズの読者の皆さんはお気づきかもしれないが、僕は毎回ファーストメッセージで相手の容姿を褒めている。
なんでかって？それは返信率9割と高確率でメッセージのやり取りにたどり着けるからだ。
まあ自分の容姿を褒められて喜ばない女性はいないだろう。
街中での「お姉さん可愛いねえ」とは訳が違う。ナンパは無料だが、ペアーズは課金しないと「お姉さん可愛いねえ」の「お」の字も送れないのだ。
つまり僕の「マッチありがとうございます！顔写真可愛いです！タイプです！」は有料（月4800円）の重い重い褒め言葉なのである（何言ってんだ）
あと、僕は容姿がタイプじゃない人には自分からメッセージは送らないので、決して安いお世辞とは思わないでほしい（誰に向けてんだこれ）
改めてKちゃんのプロフィールを確認すると、来月から今年いっぱいは仕事で北海道に行ってしまうので友達を募集と書かれていた。
なるほど、、、友達か、、、
このケースで考えられる友達とは何か洗い出してみると
・セ◯レ
・アムウェイ新規会員
だなと思った。我ながら酷い心の汚れ具合だが、実際にこれらが当たってしまうのだから世の中はもっと酷い。
邪な気持ちで「北海道行っちゃうから彼氏じゃなくて友達募集してるんですか？」と聞いてみると
「最初は友達から始めたいなって！北海道では友達募集してます！」
と返ってきた。
、、、なるほど、久しぶりに聞いた「まずは友達から」ってやつだ。
彼女の言い分を解釈すると、「こっちでは友達と言う名の彼氏候補を募集してて、北海道ではずっといるわけじゃないから友達（セ◯レを含むかは不明）を募集しています」となる。
なるほど、すごく健全で真面目な子じゃないか
と普通の人は思うだろう。
しかしアムウェイ会員を見分ける能力に長けている僕の目からすれば、彼女は少し腕の立つのアムウェイ勧誘女である。
実は今回に関しては、もうマッチングしてプロフィールを見た段階でほぼアムウェイだろうなという確信があった。
例えば
・最近先輩に料理を教えてもらっている
・週1でフットサルをしている
と言った文言は、アムウェイ会員に多く見られるプロフィールの特徴だ。
他にもプロフィールからアムウェイを見分ける方法は色々あるが、それはまた別の記事で話そう。
それにしてもこの女、、、やるな（ニヤ）。
少なくとも「マッチングアプリって友達探すアプリでしょ？」とか白々しく言っちゃう女よりは上級者である。友達募集について突っ込まれたときの回答が用意できているからな。
というか、もしかしてこの子は怪しく見えるだけで純粋に出会いを探している子なんじゃないかとすら思えてきた。いや、そう思いたかったのかもしれない。
そしてとんとん拍子で金曜日に飲みに行くことが決まった。
昼間のカフェを指定されるわけでもなければ、深夜20時という頭のおかしな時間でもなく（何のことかわからない人は前の記事を読んでね）、23時という健全な時間である。
何となく今回は、「ただペアーズでマッチした人と飲みに行くだけかあ、つまんねなあ」とちょっと残念に思い始めていたその時Kちゃんから一通のメッセージが。
「ところで○月○日空いてます？」
お？たった今アポを取ったばかりなのにもう次のデートの予定を決めるのか？随分積極的だなあ。そんなに僕の顔写真がタイプだったのかな笑
何なら提案してきた日付は、飲みに行くよりも前だぞ？笑
もう待ちきれなくなっちゃったのかな？♡
そう思って僕は、「何ですか？笑 デートですか？笑」と送ってみた。
何ですか？デートですか？って我ながらキモいな。
するとKちゃんからこう返ってきた。
「フットサルデートです笑」
フ、フ、フットサルデート、だと？笑
フットサルデート！？！？！？
あれ、フットサルって２人でやるものだっけ？
キャッチボールなら分かるんだけど、フットサル２人でやるかあ、うーん。
はい、アムウェイ確定。
この瞬間に僕は彼女が100%アムウェイ会員であることを確信しました。
飲みに行く前にフットサルしたいってのも意味わからないですからね。
ということでその日は予定があると丁重にお断りしました。
まあこれで飲みがただの飲みではなく、アムウェイとの戦いになったので僕としては良かったのですが（というか僕が普通にマッチングして女の子と飲みに行った話書いてもつまらないでしょw）
何はともあれアポが取れたので、当日待ち合わせ用にLINE交換をこちらから提案し、KちゃんもあっさりOK。
そしてLINEを交換したのは良かったのだが、、、あれ？
大変失礼なのだが、、、ペアーズと顔が違う、、、。
いや、ペアーズの顔写真でありのままの自分を載せてる人なんていなくて、普通はみんな盛り盛りに盛ってるからまあLINEの顔が違うのは想定内なんだけど、、、
その顔はまるでシュレックだった、、、
いやー、きついなあ、、、。いや、失礼だ、ごめんなさい。
しかしアムウェイな上にシュレックとなると、僕の戦意も喪失しそうになる。
まあでも、写真写り悪いだけで会ってみたら可愛いとかもあるしな。
実際そういうケースは多々ある。
こうして僕は腹を括り、フットサル大好きアムウェイシュレックちゃんと会うことにした。
完
【ペアーズ奮闘日記③前編】アムウェイ女編 見た目はウェイ中身は人見知りな勧誘女と1軒目だけ行ってきた話の前編はここまでです。
後編もお楽しみに。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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