【ペアーズ奮闘日記①中編】アムウェイ女編 勧誘女を持ち帰って洗脳解除した話
この物語は、男女の聖なる出会いの場であるマッチングアプリのペアーズに蔓延るアムウェイ勧誘女達を片っ端から成敗し、健全な男女の出会いの場を作ることを目指す、私ラージ高山の実話である。
前編を読んでない人は先に前編読んでね。
待ち合わせから1軒目まで
さて、無事アムウェイ勧誘女のMちゃんとアポを取り付けた僕は、当日待ち合わせの駅の改札に向かった。
あ、多分あの子だな
そう思い僕は「あ、どうも、ラージです」と声をかけた。
「あ、ラージさん、はじめまして、、、!Mです!」
ペアーズの写真ではどちらかといえばイケイケな感じだったが、実際にあってみると素朴というか落ち着いた雰囲気の子であった。
「すみませんね、待たせちゃって」
「あ、いえいえ、全然大丈夫です、お仕事お疲れ様です~」
「じゃあ行きましょうか!お腹空いてます?」
「え、えっと、はい、空いてます」
若干煮え切らない感じだったが、お腹が空いていると言わせることに成功。
「じゃあ、餃子が旨い居酒屋知ってるんでそこ行きましょ!」
こうして僕は、Mちゃんを餃子が旨い居酒屋に連れていくことに成功した。
何気ない初対面同士の店探しの会話に見えるかもしれないが、実はこれは事前に自分が練ってきた作戦だ。
アムウェイ女達は総じて、初回のデートでカフェを選びたがる。なぜなら彼女たちの目的はデートではなく勧誘であり、カフェなら金銭的負担も居酒屋に比べて少なくビジネスの話もしやすい。また「この人入る気ないな」と思ったらダラダラせずすぐに店を出ることもできるため、総じて無駄が少ないのだ。
だから相手のペースに乗せられないために、僕は何が何でもカフェに行くことだけは阻止しようと考えていた。
それでカフェに誘われても、「夕飯食べてないから腹減ってる」「コーヒー苦手なんだよね」とか適当に理由をつけて何が何でも餃子に持っていく予定だったが、案外あっさり行けてしまった。
余談だがこの餃子がウマい居酒屋とは、肉汁餃子のダンダダンである。普通に美味いし、2人で3000円とかそういうレベルの安さなので、読者の皆さんにもおすすめしたい笑
話は逸れたが、我々は駅から店へと向かった。
「カンパーイ!!」「カンパーイ!!」
僕はMちゃんと乾杯をし、いろいろな会話をした。
お互いの出身大学や専門分野、今やっている仕事の話などだ。
意外にもMちゃんは難関女子大出身の高学歴であった。なんとなくアムウェイは高卒とかFラン大学出身者が引っかかるイメージがあったが、どうやらそういうわけでもなさそうだ。
しかし向こうも慎重なのか、一向に勧誘してくる様子はない。
また、アムウェイ勧誘でありがちな「将来の夢」「権利収入」といった話も出てこなかった。まあ僕が「俺稼いでるぜ」的な雰囲気を出してみたからかもしれないが笑
お酒もある程度回ってきた頃、Mちゃんは改めて僕をソフトボールに誘ってきた。メッセージで誘われた時に既に断っていたはずなのだが、記憶喪失だったのであろうか?
「残念、一緒にソフトボールしたかったですう」
、、、白々しすぎる。今会ったばかりのやつとソフトボールしたがる人間がどこにいるのだろうか。
僕は思い切って聞いてみた。
「そもそもペアーズで出会った人をソフトボールとか友達のイベントに連れていくの気まずくないですか?」
「え、あれ、あれえ、そうですかねえ、、、」
「だってペアーズって男女の出会い目的のアプリだよね?俺だったらマッチングアプリで出会った子をソフトボール連れて行くのとか、気まずいというか意味分からないから無理だわw友達にもペアーズで出会った子連れてきたよっていうの意味わからんしw」
「あ、ええ、そうですかねえ、ええ、たしかに、、、うう」
一気にまくし立てるとMちゃんはタジタジになってしまった。
よしちょっと踏み込んでみよう。
「そもそもペアーズはなんでやってるの?」
「えーと、友達探してます、、、」
トモダチ、トモダチ、トモダチ、、、、、、、トモダチ!?
あー、トモダチね、うん、、、、、、いやいや
え、マッチングアプリって友達探すアプリだっけ?
おかしいなあ、僕の理解だと一般的な使い方としては恋人探すアプリのはずなんだけど、うーーん、
あ、友達ってFriend with Benefitのことかあああ(つまりチョメチョメする友達のこと)
いや、でもそんなヤリ◯ンビ◯チには見えないんだよなあ、うーん
まあアムウェイやってる人みんなマッチングアプリでは友達(カモ)探してますって言うんですけどね!
その後話題はソフトボール友達の話へ。
Mちゃん曰く、いろんな職業や得意分野の人が集まっており、シェアハウスで髪を切ってくれる美容師(有料)、料理が得意な人、美容に詳しい人がいるそうだ。
得に美容に詳しい人の話をする時にMちゃんは「美容に詳しい人ってなかなか身の回りにいないじゃないですか?」
と言ってきたが「そんなわけあるかあ」と思った僕は
「え、そう?女子大出身でしょ?女友達多いだろうし、大学の子とかで絶対詳しい子いるでしょ??男の俺でさえ美容に詳しい友達は普通にいるよ?」
と論破しにかかってしまった。僕の悪い癖だ。
「え、ええ、。そうですかねえ、ううん」
とここまでのやり取りでMちゃんは僕を勧誘することは無理と判断したのか
「そろそろ時間あれなんでお会計しましょう」と言ってきた。
21時に待ち合わせて、今は22時を過ぎた頃である。
滞在時間は1時間弱。まあこんなもんだろう。
とりあえずアムウェイ勧誘を退けることは成功だな。
さて、既にMちゃんは帰る気満々だが、どうしようかな。
よし、、、これで行こう。
会計を呼び代金を支払って店を出た僕は、アムウェイ女チョメチョメ作戦を実行するため、ある行動に出た。
果たして結果は如何に、、、!?
後編へ続く
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