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毒物劇物取扱者試験ってどんな試験?
毒物劇物取扱者試験は都道府県ごとでいろいろと違いがあるので、今回は
愛知県の毒物劇物取扱者試験を基準に紹介したいと思います。
※一部愛知県の基準でないところがございます
毒物劇物取扱者とは
毒物劇物取扱者とは農業で使う農薬や工業で使う薬品などを安全に取り扱うことができることを証明する資格です。
難易度
難易度は科目や都道府県によって異なるのですが、合格率を平均すると、 約50%程です。
なので難易度はやや易しいまたは普通であるといえるでしょう。
受験資格
・18歳未満である
・心身の障害により毒物劇物取扱責任者の業務を適正に行うことができない
者として厚生労働省令で定めるもの
・薬物の中毒者である
・毒物若しくは劇物又は薬事に関する罪を犯し、罰金以上の刑に処せられ、
その執行を終り、又は執行を受けることがなくなった日から起算して3年
を経過していない者
これらに当てはまる人は受験資格がありません。
合格後に得られるもの
合格後は合格証が送付されるそうです。
また、ホームセンターで働く場合に有利に働く可能性があります。
試験日
令和6年は8月27日が試験日でした。令和7年もこの日に近い日に行われるでしょう。
勉強時間目安
勉強時間は、1日1時間を2か月続けると合格できると思います。
(ネットで調べた結果)
科目・科目数
毒物劇物取扱者試験には区分が設けられており
・一般
・農業用品目
・特定品目
の三つに分けれている。
○一般
すべての毒物・劇物を取り扱うことができる(農業・特定も含む)
○農業用品目
農業用の毒物・劇物を取り扱うことができる
○特定品目
特定の毒物・劇物を取り扱うことができる。
また科目が4つあり、
・毒物及び劇物に関する法規(筆記)
・基礎化学(筆記)
・毒物及び劇物の性質及び貯蔵その他取扱方法(筆記)
・毒物及び劇物の識別及び取扱方法(実地と書かれているが筆記)
の4つである。
これら4つはどの区分でも同じ科目が出ます。
合格基準
合格基準は
・満点の60%以上
・各科目の点数が満点の40%以上
で合格です。
(令和6年 鹿児島県の基準)
愛知県の合格基準は見つかりませんでした。
料金
料金は10600円です。
まとめ
今回は毒物劇物取扱者試験についてまとめてみました!
名前が少し物騒ですが、しっかりとした国家試験です。
本屋さんで危険物の参考書の近くに毒物劇物の参考書を見つけたので
今回紹介させていただきました。
これからも皆さんのお役にたてるよう投稿していきますので、
ぜひ見に来てください!