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数レースで感じたレースの印象
フランスにきてすくないながらもUCIレースからローカルレースまで走り感じたことをまだ感じ方がフレッシュなうちに書いておこうと思います。
来て数週間で感じたことなので今後感じ方が変わるかもしれませんが初めの印象は大事ということで書いてみます。
まず参加者の年齢が圧倒的に若いということ
ローカルのレースでもCadetやBenjaminの選手が30人くらい(Coupe de Franceは150人ほど)でレースしていたり、Coupe de Franceでは土曜日のElite+Espoirで参加者140人、日曜日はEspoir単独で96人、(Eliteは45人)と若い選手の選手層の厚さが全く違うことを実感しました。
次に感じたのはシケインをバニーポップで超えられないことの差の大きさ
Junior以上の選手(Cadetでも上手い選手)はほとんどの選手がそこに何もないかのようにいとも簡単に飛んでいきます。
同じパックで走っていても自分が飛べないと再乗車後にどうしても少しパックから遅れてしまいそこからまた追いつくのに余計な足を使ってしまうということになります。まずはシケインを飛べることが上位で走る条件になっているようにも感じました。
レース全体の雰囲気について
当然UCIレースやCoupe de Franceなどは何とも言えないピリピリした雰囲気の中行われています。スタートが一番重要なので3列目くらいからは引いてあるグリッドは誰も使わずとにかく隙間があったら入っていきます。スタート後もとにかくすきまがあったら入り込みガンガン当たってきます。(日本のレースでイン抜きしてキレられたり、体が当たってキレられたりたくさんありましたがそんなことは言っていられません笑)
また多くのUCIレースはテレビ放送があり現地観戦はチケット制でパスを購入しないといけません。
チケット制によって経費をある程度回収できるので賞金も出せるしレース数も多いのではないかと思います。(日本でやったらほとんど観客がいなくなってしまうかもしれませんがプロスポーツ化には必要なことではないでしょうか)
一方ローカルレースはかなり色々アバウトな感じでライセンスチェックもされず名前を言ったらすぐにナンバーをくれます(東洋人でわかりやすいからかもですが)。
当然ホームページみたいなものもなくFFCのサイトで確認をするしかありません。
レースもマウンテンバイクのおじさまからプロ選手までまぜこぜでスタートラインもなくテープの前に並ぶと言った感じでした。
日本のAJOCCとオルガナイザーの管理がいかにしっかりしているか実感しました...。
最後に賞金について
日本のレースではEliteレースでしか賞金は出ないことが多いですがフランスでは子供のレースでも少額の賞金が出るようです。子供でも(大人もですが)お小遣いをもらえることは多少なりともモチベーションになることは間違いありません。
また完全に個人の意見ですが小さい時から賞金が身近にあることで自転車競技でお金がもらえるということがより実感しやすくプロを目指しやすい環境になっているのではないかと思います。
また何か感じたことがあったら書いてみようと思います。
こんなことを書いて欲しいということがあればリクエストもお待ちしています。
ネタが尽きた時に書きます笑
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