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生き物の居場所はそのままで良いのか
ゼミでフィールドワークを行い、
皇居の周りを歩きながら観察をしました。
そこで私が気になったのは鳥達です。
お堀にいたガチョウは群れでいることが多く、水紋が広がり、重なり合い活気がありました。
みんな違う方向を向いて自分の好きなように泳いでいました。
一方で、お堀には白鳥もいました。白鳥は各お堀に一羽しかおらず、静かな雰囲気が漂っていました。全部で三羽発見しましたが、それぞれ違う場所にいました。
白鳥の夫婦は絆が強いと言われていますが、この三羽の白鳥は独り身なのか、夫婦だけど人工的に離されてるのかが気になりました。
また、大手門にいた白鳥には特に違和感を感じました。ビルと白鳥が風景として共存していたのです。
私の白鳥に対するイメージは神聖でゆったりとした空間と共にあるものだと思っていました。ビルと共に存在することにより、そこに生きるはずではなかった生き物が風景をより美しくするために無理やり生かされているように見えてしまいました。
その違和感が強調されるかのように車が毎秒行き交う都内、時代の流れに沿って建物や雰囲気は変わります。しかし生き物達の居場所はそのままでよいのでしょうか。