自分を育て直します
幼少期から、感情(特に怒り)のコントロールができなかったり、人や物事に対して強い恐れがあったり、自律も、そして自立もできなかったりで、なかなかにしんどい人生を送ってきました。
孤立しがちで、人とも上手くやれず、そんな自分をなんとかしたくて、自分なりに努力や苦労を重ねてきたつもりでいましたが、結局、不完全燃焼のまま、今に至ります。
自分自身に厳しいつもりでいて(実際、厳しかったと思いますが)、それゆえに、自分は頑張っているのだと思い込んでいたのですが、その方向性が間違っていたのですね。
年を重ねる中で身についた財産ももちろんありますが、今だに未熟で幼稚な自分を持て余してもいて、本当のところ、自分が何をしたいのか、どう生きたいのかが曖昧なのだと、あらためて気付きました。
今のままの自分ではいけないとばかりに、自分にプレッシャーをかけて、背伸びをし続けてきましたが、結局、人から見た自分を何とかしようと取り繕っていただけで、中身がきちんと(バランスよく)育っていなかったんだなぁと。
人がどう思っているのか、人からどう見られるかを意識することは、幼少期からの生存戦略であったため、いたしかたないところはあると思いますが、中身が曖昧なまま、人の期待に応えること、人から評価を得ることが大命題になってしまっていたんですね。
今さら、生まれたところからやり直せるわけでもないので、じゃあ、今から覚悟を決めて、自分で自分を育て直すしかないなと。遅きに失した感は相当ありますが、これも私のタイミングは今だったということなのでしょう。
幸い、昨年、自分を育て直すためのヒントをいただける場に、いくつかご縁をいただきましたので、今年はその助けを借りながら、「自分の育て直し」にコツコツと取り組みたく、ここでは、備忘録的に、その取り組みの記録や、思うところのあれこれを書いていければなと思っています。