G検定合格体験記🌸
11/9(土)に第6回G検定を受験し、無事合格しました!備忘録として残しておきます。
勉強法
この時の私のAIに関する知識力は、100点中25点くらいでした。
•文系出身で、統計学などを履修していない。
•最近AIってよく聞くな〜。
•教師あり学習は聞いたことがあり、「正解データを用意するやつでしょ」程度に何となく分かる。
•強化学習は、聞いたことはあるが説明できない。
•AIにどのような関数、統計が使用されているか知らない。そもそも数学とAIが繋がっていない。
•chatGPTは使ったことがあるが「すげ〜」くらいの感想しか出てこない。
•AIに関係する権利や法律は、著作権くらいしか分からない。
インプット
1ヶ月間で、 1〜2.5週目をインプット、2.5〜4週目をアウトプット期間として勉強しました。
インプット教材はこちらです。
私レベルの初学者の方は、こちらの公式テキストがオススメです。書店では他に色々なG検定参考書があるのですが、数式が多かったり統計学を履修していること前提の内容だったりと、なかなか初学者には取っ付きにくいものでした。
公式テキストは数式は少なく、AIの歴史や利用している関数を易しく解説しているのでオススメです。
参考書によってかなり内容の深さにバラつきがあるように感じたので、是非書店で実際に見てみてください!
(内容が深い=合格可能性が高い という訳ではありません)
途中の関数の話は参考書だけだとなかなか苦手意識を感じる方も多いと思います。私はこの単元の時だけ必ず寝てしまうほどだったので、数学チックな単元はYouTubeの解説動画にお世話になりました。
単元に入る前に動画を観るだけでも、全体像を掴めるという意味でオススメです。
1週目は全体をざーっと読んで、2週目以降にYouTubeを見ながら内容をしっかりと理解するようにしました。
アウトプット
アウトプット教材はこちらです。
アウトプット教材は正直アウトプットさえできればどの問題集でもいいと思います。
こちらはいわゆる黒本と呼ばれる定番問題集ですが、難易度は「やや易」だと思います。しかし着実に自分の理解度を測るにはとても良かったです。1単元をインプットしてからそのまま黒本で同じ単元をアウトプットする…を全単元繰り返すのも効果高そうです。
しかし黒本だけでは少し心許なかったので、こちらの問題集アプリも課金しました。
黒本よりも1歩踏み込んだ内容の問題なので、黒本で基礎を抑えた後に持ってこいだと思います。黒本の代わりに、移動時間はこのアプリを重宝していました。
インストールしたのが試験5日前とかで全然周回できませんでしたが、1200円の価値はあると思います。
結果と感想
合格率も高く、無事合格することができました!
G検定は「内容は難しいけど試験はややこしくない」という印象を受けました。体感ですが、落とすための試験では無さそうです。
合格してからの感想としては、「ん〜〜なんかよく分かんないなあ」というのが正直な気持ちです(笑)
G検定に受かったからといって、AIの専門家には全くなれません。むしろようやく入り口に立った感じがあります。
AIは完璧ではないこと、意外と昔からAIは存在していたこと、時代と共にベストとされる技術や関数が変わっていること、ときかく物凄いスピードで日々進化し続けていること…等は掴めました。
しかし、「じゃあAIをどう使えば生活が豊かになるのか?」「AI時代において人間である私ができることは何か?」「AIに恐怖感を覚えている人に、どのようにしてAIとの共存を勧められるのか?」など、AIとの未来に対する自分の考えがまだ整理できていません。
G検定の勉強を通して、過去や現在のAIの動向を知ることができたからこそ、AIとの未来を考えるキッカケができました。そのような意味で、G検定を受けて良かったです。
今後の学び
先に述べたように、未来のAIに対する自分の思考を整理するために以下の本を購入しました。
またAIを身近に感じるために、自分でも簡単に何か実装してみたいと思っています。GUIのものなら私でもできそう!
G検定が受かったら次は4月の応用情報でも…と思っていましたが、もう少しAIについて知りたいので、一旦AIと仲良くする期間を設けてみたいと思います!^_^
番外編〜受験のキッカケ〜
受験日のちょうど1ヶ月前の10月9日、上司と1on1をしている時に上司が「うちのチームはAIに詳しい人がいないんだよな〜」と大きめの声で独り言を呟いたのが事の始まりでした。
その頃の私たち新入社員はというと、配属された各チームでクラウドやOracle、AWSなど具体的な技術を伝授されている時期でした。プロジェクト管理チームに配属された私は、マネジメントや業務メンバーとのコミュニケーションスキルを先輩方から伝授してもらいながらも、心のどこかで「同期はSEらしい専門的な技術に触れているけど、自分はこんなフワフワしたスキルでいいのか…?」と思っていました。
(当時の私の感想です。管理チームのSEとしてのスキルの大切さを身に染みて感じる今日この頃です…)
とにかく「◯◯といえば来世はパンダ!」と呼ばれるような、代名詞となる“かっこいい技術”が欲しかった私は、この上司の独り言を「ありがたき命令だ!」と捉え、AIに詳しい管理チームSEになろうと決めました。(上司のカモです)
そして自席に戻ってからAIの資格について調べ、G検定が全社負担で受験できることから、1ヶ月後の試験に申し込みました。
※追記
あの時ノリで申し込んで良かったな〜と思います。2025年も勢いで色々乗り切りたいです。^o^