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コンタクトが割れてよかった

記憶に残る故事成語

高校の古典の時間で習った故事成語で
未だに覚えている物がある。
それが
【禍福は糾える縄の如し】
というもの。

簡単に言えば、
人生に良い事と良くない事は順番に起こるから、良い事を喜び過ぎず、悪い事も落ち込み過ぎないのがいいよ。
という意味です。
中国の物語で、良い事が悪い事の種になり、悪い事が良い事の種になっていて、それが交互にやってくるお話でした。

私の人生にも色々起こるけれど
結果オーライになるたびに、この故事成語を思い出すのです。

ハードコンタクトが割れた!

私は普段ハードコンタクトを使ってます。
それこそ8~9年使ってる。
それが、2024年11月。
初めて割れたのです!

いつものようにコンタクトを手の上で洗っていたら
子どもに呼ばれて、焦ったんでしょうね。
ガッ!!と勢いよく洗ったら
指輪に引っかかって、パキッと割れてしまったのです。

すぐに眼科に行けなくて、しばらく眼鏡生活。
学級の子どもたちにも
「え、先生眼鏡?!」
「目、悪かったの?」
なんて驚かれる。

1週間ほど眼鏡で過ごし、週末にやっと眼科に行って
新しくコンタクトを作る事が出来ました。

新たな対策

これまで、ハードレンズはなくなることがなかったので困らなかったけれど
今回の事を受けて、主人からこんな提案がありました。

「使い捨てのソフトレンズも買ったら?」

主人が、普段は眼鏡で生活しているけれど
運動をする時だけ、使い捨ての1Dayのソフトレンズを使っているのです。

私もかつては使っていたソフトレンズ。
今回のように割れた時の対策にもなるし
旅行に行った時にわざわざレンズを洗わずに使い捨てられるのも楽になっていいな、と。
新しいハードレンズとは別に、1Dayのソフトレンズも購入することにしたのでした。

結果オーライに気づいたから

ハードレンズが割れることなんて滅多にないので、
なかなか出番のないソフトレンズ。
今回の2泊3日のスキー研修に活躍しました。

ハードレンズのいい所は、年単位で長期に使える所と
眼球から少し浮いているので、目の表面に傷がつきにくい。
デメリットとしては、
ずれやすい、ちょっとゴミが入るだけで痛い。

なので、今回のスキーのように手袋をはめて運動をしていると
もしずれた時に大変だったな、と。

3日間、ソフトレンズを使っていたので
コンタクトがずれる事なく、落ち着いて過ごすことができた。

これ、本当にハードレンズのままだったら
ゴーグルの下で何回かずれて、見えにくくなったり、痛くなったりして
集中できなかっただろうな、と。

本当に、ソフトレンズがあってよかった~と思ったけれど
そもそもハードレンズが割れてなかったら買ってないからね!

という事は、一見悪い出来事に見える
「ハードレンズが割れた」

という事が、
「スキーでソフトレンズを使ってのびのび活動できた」
という良い事
につながったのです!!

本当に、人生って何がよくて、何が悪いのかって
その時には判断できない。
後々になって初めて
「あれのお陰でこうなった!!」
って気づけるものだから
何があっても「運が悪い」って決めつけないで、
流れに任せるのが、きっと運がよくなる秘訣
なんじゃないかな。

そんなことを感じた「コンタクト事変」でした🌟

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