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僕の人生は その大半を 恋で占めていたと思う。 音楽への恋 書くことへの恋 あの人への恋 音楽や書くことへの愛情の根源のほとんどはきっと あの人への恋だったりして 良くも悪くも 僕は普通の人間だった。 僕という人間を定義づけるため あれやこれや仲間と酒と語り明かしては その度、僕にはやっぱり何もない そう思わされる日々 恋をしていると 僕はこの世界でその人においてだけ 特別でいられるなんて 安心感を覚えたことはなくて いつも何かに怯えていた。 服装から体型、髪型まで