大通り、心踊り
2024年という言葉がまだ聞き慣れない。
チェキに日付を書く時も間違えていないか毎回不安になる。
でも、「2024年2月18日」という日付をわたしは何度もラジオから聴いた。ずっとまだ先だと思っていた2024年2月を生きている。
この日付を見ただけで若林さんの声が脳内で聞こえてくる人も多いんじゃないだろうか。
オードリー(さん)、
好きになったきっかけはもう覚えていない。
でもたまたまあの日のM-1は見ていた気がする。
あの頃は今よりお笑い番組がたくさんあって、
世の中はお笑いブームだった。
わたしはSNSサイトのお笑い好きコミュニティに参加していた。
たぶん、そこの管理者も中学生だか高校生。
クラスの子たちは「ピラメキーノ!」とか「こっぺぱん!」とか楽しそうにふざけていたけど、
わたしはお笑いが好きなんて言えなかった。
陰キャだからだよ!
陰キャなのに、お笑いが好きなんて言えなかったんだよ!
だからインターネットでこそこそ話すしかなかったんだよ。
今ではすっかりオードリーさんと言えばラジオの人。
『オードリーのオールナイトニッポン』正式に始まる前の0だかRだかGOLDだかも聴いていた。
日比谷公園で開催されたラジオパークというイベントにもオードリーさん目当てで遊びに行った。
2010年のゴールデンウィークだったんですね。。
コミュニティで知り合った友達と。
友達同士だけで、それもインターネットの友達と東京に行くなんて初めてで、母親にすごく心配された。
日比谷公園にむつみ荘の春日さんの部屋が丸ごと移動されて展示されていて、春日体操でハスりながら少し体を動かした。
その子は人見知りなのか会話はほとんどしてくれなかったけど、初めての日比谷公園のお花と噴水が綺麗で癒されたような気がする。
それから自然に縁は切れてしまったけど、
あの子、まだお笑い好きかなあ。
演目が終わって捌けていく春日さんがカーテンの中に消えて見えなくなるまでずっと手を挙げていた。
それも一種のネタというか、ゆっくり出てくるみたいなそういうキャラの延長なのかもしれないけど、それだけで この人、良い人だ… と思ってしまった。
プロの春日だと思った。
その印象が今でも残っている。
なんてったって、わたしが肉眼で見た最初で最後(現段階でね)の本物の春日ですから。
若林派だったんですけれども。
元々テレビもラジオも観ない聴かないこどもがオードリーさんだけを追っていたけど、そのうちに追いきれなくなって、土曜の夜の楽しみからも離れてしまった。
(武道館の話はなんとなく聞いていて、1回だけダメ元で応募してみたけどあっけなく外れ、まあいいやと思っていました。)
10年の月日が流れた。
春日さんが結婚したというニュースを耳にした。
嬉しくてその週のラジオを泣きながら聴いた。
10年ぶりのオールナイトニッポン。リトルトゥースってなんだ?サトミツさん、偉くなってる……!
安心して次の週は聴かなかった。
大変なことになっていた。笑
玉手箱を開けてしまったみたいな感覚だった。
それからまた夜更かしできる日にはラジオを聴くようになった。テレビも。
若林さん、動物を怖がっていた印象しかなかったのに、動物番組なんてやるようになっていた。すごい。
今見るとあんまり上手くないんだけど、
その当時描いた10年ぶりのannkwスゲー!!というやつです。
若林さんの結婚報告も聴いた。
家族の話をしてくれるようになった。
すごい。これは人生だ。人生を見せてくれている。
あの日わたしがぼんやりと想像していたよりずっと素敵な未来を見せてくれている。いつかピンクベスト着なくなっちゃうのかなとか心配していたんです。笑
まだ春日は春日でいてくれている!!!!
端的に言うと、オードリーさんはわたしの人生です。
(笑)
冠番組が大人気で、当たり前みたいにテレビに出続けて(それぞれもご活躍されているけど、基本は2人で出続けて/呼ばれ続けているのも嬉しい)、ラジオはずっと一番人気の長寿番組。
大御所の方たちからも一目置かれて、後輩たちにも慕われて、たくさん愛されて、ドラマ化までしちゃって。すごい。すごい。
春日さんはすっかり唯一無二の存在感とスター性を極めているし、若林さんは悪童のイメージから最近じゃ一部のこっち側からは聖人的な信頼まで得ていると思う。
最近は、「俺たちもうおじさんだな」って笑い合ってるけど、全然そんな風には思えない。ずっとかっこいいんですよ。
好きになってよかった〜!!!!って心から思っています。なんにも力になれていないけど、自慢です。
大体、なんか良い発表とかを見ると「おお、ファンの人は嬉しいだろうな!」って思うけど、オードリーさんのお話なら素直に「嬉しい〜!!!!」って思いますし!
人生であり、自慢であり、希望です。
でも、出会ったきっかけも覚えていなければ、特別に思える理由もよくわからないな。
なんだろう。若林さんに共感したからかな。
ネガティブだし過呼吸持ちだし。性根腐ってるし。
ラジオが始まった頃、若林さんはよく自分はネガティブすぎて一周まわってポジティブなんだと言っていたけどそれにすごく共感していた。
あ、頭おかしい人が好きだからかも。?
好きってひとつの要素だけじゃないけど、
おふたりの男子校ノリの強さも、高校を女子校に選んだわたしとは真逆の世界で、男の子だけの入り込めない世界があるように見えてなんか羨ましいんだよなあ。キャッチボールの話とかもさ。
これはないものねだりだな。
わたしはひとりっ子だしまわりに男の子がいなかったからこそ憧れが憧れのままなのかもね。
オードリーさん、
すごくラジオ向きだと思うんですよね。
トーク力とかふたりの安定感とか空気感の良さはもちろんだけど、わたしはどうしても男性の声って聞き分けしづらくて、コンビの芸人さんとかがラジオで話していてもどっちが話しているか、
なかなかわからなかったりするんだけど、
オードリーさんはそれぞれ声色が特徴的で誰でもすぐにわかると思うし、天性のものがあると思う。
そうやって聴いてきたわたしでも、
『だが、情熱はある』の髙橋海人さんと戸塚純貴さんの再現度は素晴らしかったと思う。
でも画面見たら美形すぎてバグるけど。
ドラマで話題になってたやつ、実物が実家にあります。🐯
阪神優勝おめでとうございます!(時差)
東京ドーム、行きやす!☝️
友達と2人で応募し続けたけど全落ちで、一般発売の日にライブ後黙々と1時間リロードし続けて、やっと取れたステージ裏体感席……!
泣きながら友達に電話かけたら寝落ちしてた。😴
頑張ってくれてたんだけどねぇ。
じゃあ肉眼では見られないってことかな。
この目でオードリーさんの漫才見るまで死ねないから、寿命がまた伸びたわけですね。
ドームに看板が出ていたのも観に行ったんだけど、
写真に収めているのは本当にスーツ姿の男性が多かった。「俺らのファンはおじさんしかいない」って本当だったんだ?!
一緒に写真撮ってほしいけどどうしようかな……女性が来たら声掛けようかな……うーん家族連れ、気まずい。カップル、気まずい。とか思っていたんだけど、
女子大生と写真を撮り合いっこして、また2/18にここで会おうって約束しました!
あらあら、そういえば、わたしもすっかり15年の間に大人になって、人見知りもしなくなったんだな。
明日のたりないふたりに、なれているかしら。
わたしの人生の先にずっと2人の広い背中がある。
それがいい。
あと10日で、待ちに待った運命の日が来る!
おふたりにとっても、チームの人たちにとっても、わたしたちファンにとっても。
浮かれながら待ちましょう。どんな奇襲をやってくれるかな。
死んでもやめんじゃねーぞ!!!!!!
來世