マスターデュエル復帰勢にアモルファージをすすめる3つの理由と、すすめない6つの理由
・はじめに
マスターデュエルが配信開始となって数ヶ月が立ちました。
Twitterやyoutubeなどでも攻略動画や記事が盛んに投稿されており、界隈全体の盛り上がりがよくわかります。
かつてプレイヤーであった方々が復帰されていることもあるのではないでしょうか。かく言う自分もその一人で、マスターデュエルで再び遊戯王を再開しました。
かつては毎日のように遊戯王wikiとにらめっこし、インゼクターや聖刻連中としのぎを削っていましたが、10年弱の期間を挟めば、かつての遊戯王博士も浦島太郎状態。ペンデュラムってなんぞ?リンクってなんぞ?選んで破壊ってなんぞ?置くってなんぞ?
特に使用デッキに関しては悩まれている方も多いのではないでしょうか、TwitterやYou Tubeに攻略情報が溢れているとはいえ、ぶっちゃけた話誇張された攻略も多いのではないかと訝しんでしまう始末。
そんな私ですが、先日、ついにプラチナ1に昇格しました!
月末滑り込みのようにも見えますが、プラチナ1はプラチナ1
浮かれに浮かれ、このような記事を書いています。
はるうららやGはは光ったら打つ、出会うカードの殆どを知らない。
そんな私がプラチナ1に昇格することのできたデッキとは……
そう、アモルファージだね
というわけで今回は「復帰勢でもなんとかなる、アモルファージデッキ」の紹介、もとい見せびらかしになります(誇張された攻略情報です)
・アモルファージとは?
さて、この『アモルファージ』ですが、調べてみるとどうやらかつて遊戯王環境を核の炎で包んだ悪名高き『9期』出身のテーマだそうです。
さらにペンデュラムテーマでもあり、復帰勢の脳を沸騰させる要素満天です。
大変申し訳無いのですが、復帰勢の方々の中には『ペンデュラム召喚なんてわけわからんよ』なんて方もおられるでしょうが、この召喚方法について解説するとめちゃくちゃ長くなってしまうので割愛させてください。
アモルファージのモンスター達は『モンスターとしての効果』と『永続魔法扱いとしての効果(以下ペンデュラム効果)』それぞれで非常に強力なロック性能を持つモンスターたちです。
以下、主要なアモルファージモンスターの紹介です
・アモルファージ・イリテュム
アモルファージの最高打点を持つモンスターです
上枠のペンデュラム効果はマクロコスモス、モンスター効果でEXデッキをロックします。
なんか相手のデッキ墓地をメッチャ利用しそうだな~と思ったときに何気なく貼っておくと相手をサレンダーさせることができますが、基本は打点要因として利用します。
デッキによってはこいつが立っているだけでキツイという状況もありえます(上級ドラゴンを特殊召喚するギミックのデッキに入っている方が強いという話もあります)
・アモルファージ・ガストル
アモルファージ以外のすべてのモンスター効果を封じる超強力な能力を持っています。マスターデュエルで絶賛ヘイト拡散中の『スキルドレイン』ですら無効化するのはフィールド上のみであることを考えれば、うららや増殖するG、墓地や除外ゾーンで発動する効果も封殺します。書いてあることはめちゃくちゃ強いのですが、あとに書くようにイマイチ信用しきれない部分があります。
モンスターとしては非力ですが、守備表示でペンデュラム召喚をすれば意外と高い壁となってくれる日もあります。
・アモルファージ・ルクス
復帰勢が現役だった頃に圧倒的な禁止カードであり、今回の裁定で二度禁止になった伝説のカード『王宮の勅命』を内蔵しているモンスターです。
このデッキ最大の弱点である『ハーピィの羽箒』や『サンダーボルト』を封殺してくれる安心感を与えてくれる。
デッキによっては刺さらないこともあるので《ガストル》に張り替えたいときもあるが、そうすることでこれまで使われなかった魔法カードを即打ちされるリスクが伴う。
モンスターとしては特筆することはないが、打点は割とある方
これらのモンスター以外にもアモルファージモンスターはいますが、ひとまずはこの三体を覚えておきましょう。今後どういう方に派生してもこの三枚が抜かれることは考えにくいです。
さあ、マクロコスモス、スキルドレイン、王宮の勅命。これらのカードを使用しながら、モンスター本人はEXロックを仕掛けるという、一見強力そうなこのデッキですが。正直、微妙です。
その理由をいくつか説明しましょう
1.ペンデュラム効果のコストが重すぎる
上記アモルファージ達のペンデュラム効果はまず間違いなく強いと思われます、大丈夫です。現代遊戯王そこまで壊れていません。
しかし、彼らを維持するために要求されるコストは
《このカードのコントローラーは、自分スタンバイフェイズ毎に自分フィールドのモンスター1体をリリースする。またはリリースせずにこのカードを破壊する。》
と非常に重いです。スキルドレインや王宮の勅命がカスみたいなライフコスト、マクロコスモスに至ってはコストなしなのに。
かつて色々あった影響で、現在ペンデュラム召喚は非常に展開がしづらくなっているので、アモルファージを維持しながらの戦線のケアが非常に難しい状況です。
当然、現代遊戯王ではコストを用意するギミックも存在しているようですが、現段階ではそのどれもアモルファージとのシナジーが強いわけでもないので、事故率が高まる結果となっている事が多いです。
2.カテゴリとしてのペンデュラムスケールの破綻
アモルファージは下がレベル2、上がレベル8と、非常に幅広いレベルを持っています。
ペンデュラム召喚を多用するカテゴリーは、その大体がカテゴリ内のレベルをカバーすることができるようにできているのですが。なんとこのアモルファージ、カバーしているレベルが4のみなのです。
本当に信じられないことなのですが、純アモルファージはエースモンスターであるイリテュムをペンデュラム召喚できません。
正直意味がわかりません。
そして、狙ったかのようにレベル4アモルファージは微妙な能力が多いです。
これら2つの理由により、アモルファージは非常に安定の難しいデッキと言えるでしょう。
そして、アモルファージを使用する際の注意点が一つ
それは『低レベルアモルファージがEXロック効果を使用できるのはP召喚かリバースしたときのみ』ということです。
自分も最初の方はこれをミスりまくりました。
それではレシピ晒しです。
・デッキレシピ
モンスター
《増殖するG》2
《アモルファージ・ガストル》3
《アモルファージ・ルクス》3
《灰流うらら》1
《荒魂》3
《EMドクロバット・ジョーカー》3
《スモウ魂 YOKO-ZUNA》1
《カラテ魂 KURO-OBI》1
《ケンドウ魂 KAI-DEN》3
《怪粉壊獣ガダーラ》1
《アモルファージ・イリテュム》3
《オッドアイズ・ファンタズマ・ドラゴン》1
《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》3
魔法
《テラ・フォーミング》1
《強欲で金満な壺》3
《天空の虹彩》3
《アモルファージ・インフェクション》3
《墓穴の指名者》2
EXデッキ
お好みで
『アモルファージ レシピ』で検索してきた人にとってはあまり代わり映えしないデッキかもしれません。それもそのはず、自分も『アモルファージ レシピ』で検索かけまくったし。
それぞれ主な必須級カードの採用理由を書いていきます。
必須級カード
・ケンドウ魂 KAI-DEN含むスピリットペンデュラムモンスター
特にスピリットらしさのないスピリットだが、イリテュム出すために生まれてきたんと違うかと思うようなスケールを持つ。ペンデュラム召喚後に手札に戻る効果もアモルファージのシステムと噛み合いすぎている。
モンスター効果もまあ、まあ、弱くはない、かな
・荒魂
スピリット専用エアーマン、復帰勢はこの手の効果を見ただけで『強い』と確信することで有名。
すでにスピリットペンデュラムモンスターがいると腐るように見えるが、後に説明する《天空の虹彩》のコストにすることもできるので実は無駄のない一枚。
ガストル貼ってモンスター効果を無効にしていると帰還しないが出た時点で仕事はしているので良しとする。
・超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴ
①:このカードを手札から捨て、500LPを払って発動できる。デッキからレベル8以下のドラゴン族Pモンスター1体を手札に加える。
この効果がすべてのアモルファージを対象にしていることで有名。さらにスケール12とスピリットペンデュラムを引いていないときの最低限の動きもできる。安定感のないこのカテゴリの安定性をぐっと上げる1枚。
復帰勢なのでこのカードがどういう立ち位置のカードなのかはよくわからない。
・オッドアイズ・ファンタズマ・ドラゴン
後に説明する『サーチをサーチするカード』のサーチ先であり超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴンをサーチするときには大体サーチできる。
ついでのような扱いだがアモルファージ・イリテュムで処理することのできない攻撃力3000~4000のモンスターを軽く捻ってくれるので地味にいないと困る1枚。
スケール0なので下スケールとして運用もできるがそんなに使った記憶はない。
・EMドクロバット・ジョーカー
その攻撃力と効果が復帰勢の呼吸を不安定にさせることで有名。
超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴンをサーチすることのできる『サーチのサーチ』でありやりすぎのようにも見えるが安定感に乏しすぎるアモルファージでは本当に貴重なカード。
《天空の虹彩》のコストにすればEXデッキに送られ、オッドアイズ・ファンタズマ・ドラゴンの打点向上にも役立つ無駄のない1枚。
主にこのデッキの召喚権はこのカードと荒魂に使う。
また、アモルファージロック下では1800打点はかなりの高い壁でもある。
・強欲で金満な壺
アモルファージは当然自身のEXデッキを殆ど使わないので実質ノーコスト
効果の関係上、うらら測定機としてよく使用される
・天空の虹
超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴンをサーチすることのできる『サーチのサーチ』それ以外の効果は使ったことがないので知らない。
後に紹介する《アモルファージ・インフェクション》とのシナジーはとにかく抜群で、事故になるリスクを犯してでもテラ・フォーミングと合わせてフル投入する価値のある1枚。
主に荒魂やドクロバットを割ることを想定しているが、状況によってはダブったスピリットペンデュラムや、本当に瀕死の際には灰流うららや増殖するG、《アモルファージ・インフェクション》を割ることもある。
・アモルファージ・インフェクション
イラストが怖いことで有名な1枚。
サーチ手段に乏しい&実は火力がないアモルファージの弱点を保護してくれる優秀な1枚。
遅くトップ解決ができないことが弱みだが《天空の虹彩》と合わせて使うことで1ターン目から効果を発動することができる。
《天空の虹彩》とサーチモンスターを組み合わせれば1枚のカードから3枚をサーチすることができる。
・墓穴の指名者
皆大好き手札誘発キラー。
『サーチのサーチ』にまで手を出しているこのデッキにとっては必須級の一枚だが、実はこのデッキは増殖するGの被害をほとんど受けないので実質うららやロックバード専用機。
たまにエルドリッチやフラクトールなどを除外できると気持ちいい。
・手札誘発&妨害組
とにかく事故率の高いこのデッキでは、できる限り不純物を入れたくはないのだが、やはり入れると後攻や事故っているときでも希望が出てくる。
また、うららやGは通常召喚可能な下級であることから《天空の虹彩》のコストにもできるなど意外と噛み合いもあった。
特にGは適当に投げておけば相手が警戒して展開を止めてくれるのでありがたい、このデッキ自体はGで何枚引いたところで制圧盤面を突破する力はない。
ガダーラは後手巻き返し手段だがあまり使用したことはない。だがマシュマロンが相手でも積みかねないこのデッキには必要な戦力であるように思える。地味にペンデュラム召喚ができるのも好印象。
採用当落線上&採用検討カード
・スピリットモンスター
優秀なサーチカードである荒魂を最大限利用するためにスケール9ペンデュラム以外も考えているがこれと言った結論は出ていない。現在デッキには下スケール1のスモウが採用されていますが抜群に活躍しているかと言われると微妙なところです。
以下検討したスピリットモンスター
《木花咲耶》
スピリットモンスターが場にいると特殊召喚できるスピリット、スピリットとは。
荒魂1枚からリンク2モンスターにつなげることができ、エクストラからの展開を増やすことができる狙いだったが、木花咲耶単体が手札に来たときにあまりにもどうしようもなさすぎる+リンク2を出すプレイそのものが対して強くないと感じ不採用、可能性はあるように思う。
《天岩戸》
今現在すべてのスピリットの存在意義となっているモンスター。
手札に来ても腐りにくく《天空の虹彩》のコストにするのも可能。
さらにガストルを絡めればデュエルリンクスで猛威を奮った定住天岩戸を実現できる。
可能性を感じているが未だ試せていない1枚。強欲で金満な壺の使用より先に召喚できれば間違いなく強かったのだが……
《河伯》
頭がおかしくなったのかと思われるかもしれないが、厄介なリンクモンスターを破壊無しで処理できることから一時期試していましたがあまりにも遅すぎました。
羅刹に変な縛りがなかったら良かったのにどうしてスピリットは妙におしとやかなんでしょうか。
・惑星探査車
《アモルファージ・インフェクション》を先攻から使えつつ《天空の虹彩》をサーチできる文面だけ見たら強力そうなコンボですが、やはり召喚権を使用するのがネックとなり外れました、今でもスキあらばねじ込もうとしているカードです。
・金満な壺
なぜ強欲で金満な壺があるのにこのカードを使う必要があるのかと一瞬思いますが。このデッキは超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴンをサーチしまくって使用しまくるので、先攻で
(EXデッキ:ドクロバット・ジョーカー)1
(墓地:超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン)2
が存在する状況が多々あります。故にこれらサーチカードをデッキに戻しつつドローを行うことができる金満な壺は採用圏内であるように思えました。状況次第で先攻で2ドローは強いです。
ですがやはり条件関係なく先攻で2ドローできる強欲で金満な壺が強かったので抜けました。
・スキルドレイン
エルドリッチが勅命+スキルドレインをしているのを見てアモルファージでもルクス+スキルドレインできるやん!と思って採用。
ですが魔法+場のモンスター効果ロックと言う状況は意外と突破される上にアモルファージの戦線維持力では突破後のケアが絶望的でした。勅命+スキドレはエルドリッチのしぶとさあってのものでした……
あと地味にアモルファージのEXデッキロック効果が消えるのは辛かったです。
・その他アモルファージ
・アモルファージ・プレスト
噂のレベル4アモルファージの急先鋒。ペンデュラム効果は王宮のお触れ。
一見すると強そうな効果だが、現代遊戯王では罠がそこまで使われていないことと、話すと長くなるのですが《神の宣告》含むカウンター罠を止めづらいことから現在採用を見送っています。入れるとするならガストル2プレスト1くらいのバランスにするかもしれません。
・アモルファージ・ノーテス
アモルファージの上級モンスターであり、イリテュムに次ぐ打点を持つ。一見すると必要そうな能力であり、私も一時期は3積みしていました。
しかし、別の方のレシピでノーテス0構築を見て衝撃を受け全抜きしてみたところ、意外とイリテュムだけで戦えたので解雇しました。
ペンデュラム効果のサーチつぶしは強いは強いのですが、『サーチのサーチ』を多用するこのデッキにおいてまさか自陣のサーチまで無効にする頑固っぷりには辟易します。せめて《アモルファージ・インフェクション》の効果は通してくれよ……
・その他のアモルファージ
現段階で活躍は難しいのではないかと
・主なコンボの紹介
ペンデュラム並べてでかいの出してロックするだけのわかりやすいデッキなのでコンボというコンボはないのですが、あえてコンボと言えそうな2つを紹介します
1.天空の虹彩+アモルファージ・インフェクション
場のカードを破壊してサーチを行う天空の虹彩と場のモンスターカードの破壊orリリースを起因に発動するアモルファージ・インフェクションのコンボです。
必要なカード
1.天空の虹彩
2.アモルファージ・インフェクション
3.荒魂orEMドクロバット・ジョーカー
①サーチモンスターを召喚してモンスターをサーチ
②天空の虹彩の効果を発動してサーチモンスターを破壊してサーチ
③サーチモンスターが破壊されたことで、アモルファージ・インフェクションの効果発動
④《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》でスケール5アモルファージをサーチし、イリテュムをペンデュラム召喚する
アモルファージ・インフェクションによる戦線維持もあり、相手の手札次第ではこのまま完封することができます。
2.最強ロック作成
次はアモルファージ・ルクスとアモルファージ・ガストルをペンデュラムゾーンに繰り出し、魔法+モンスター効果+EXロックを仕掛けて相手にターンを返します。
必要なカード
1.アモルファージ・ルクス
2.アモルファージ・ガストル
3.ケンドウ魂 KAI-DEN(スケール9のペンデュラムスピリット)
4.アモルファージ・イリテュム
要求する枚数が多いですが、召喚権を使用しないのでサーチモンスターを利用してもいいですし前述した虹彩+インフェクションのコンボを使用してもいいです。
①ガストル+ケンドウでイリテュムをペンデュラム召喚
②スピリットペンデュラムの効果でケンドウが手札に戻る
③ルクスをペンデュラムゾーンに置いてターンを返す
魔法+モンスター効果+EXロックを返します。
コストやペンデュラムスケールの関係上、永続的なロックは不可能ですが、次のターンに魔法、モンスターどちらのロックを維持するか見極めてください
また、このコンボで注意すべきなのはルクスの扱いです。
このコンボはスピリットペンデュラムの手札に戻る効果を使用していますが、これは『永続魔法』としての効果となっております。
つまり、ルクス+スピリットペンデュラムでアモルファージをペンデュラム召喚をした場合、スピリットは手札に戻りません。
また、同様の理由でイリテュムが場にいる状態でルクスがペンデュラムゾーンにいると気にはケンドウをペンデュラムゾーンに置けないので注意してください
・回し方
それではマスターデュエルのランダム5ドロー機能を利用し、先手で動いてみます。
1
えー、早速無理です。マジで無理です。
①G召喚、虹彩とアモルファージ・インフェクション発動
②Gを破壊しアモルファージと超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴンをサーチ
③色んな意味で終わり
というわけでこのデッキ事故率高いです。
2
最低の最低限はできそうです
①荒魂を召喚してスモウサーチ
②スモウとケンドウでイリテュム召喚
③ターンを返す
一応EXロック+2750打点立てています。
当然デッキによっては2秒で更地にされます。
3
①テラフォでうららチェックの後にうらら召喚、虹彩発動
②うららを破壊しオッドアイズ・ドラゴンサーチ
③ルクスとオッドアイズでイリテュムをペンデュラム召喚
これで無理なら無理かなーという感じで返します。
4
①EMドクロバット・ジョーカー召喚、オッドアイズをサーチ
②オッドアイズの効果でイリテュムをサーチ
③ガストル+ケンドウでイリテュムをペンデュラム召喚
④ケンドウ効果で手札に戻り、ルクスをペンデュラムゾーンに設置
5
一見無理そうですがむしろいけます(うらら無ければ)
①天空の虹彩とアモルファージ・インフェクションを発動し、ルクスを召喚
②天空の虹彩を発動しルクスを破壊、アモルファージ・インフェクションの効果も発動しオッドアイズとアモルファージをサーチ
③オッドアイズの効果を発動し、アモルファージ・ルクスorガストルサーチ
④ルクスとケンドウでイリテュムをペンデュラム召喚し、ターンを返す
正直まだまだプレイングも甘いところがあるとも思うのですが一応このように回しています。
最後に少し変則的な動かし方も紹介します。
イリテュム破壊型
手札 イリテュム、天空の虹彩、ケンドウorスケール5アモルファージ
①ペンデュラムゾーンにイリテュム設置
②天空の虹彩発動、イリテュムを破壊してサーチ
③オッドアイズの効果でルクスorガストルサーチし、ケンドウと共にペンデュラム召喚、イリテュムをEXゾーンに召喚する。
先攻1ターン目に限りEXゾーンを利用できます。
・まとめ
というわけで長々と自分が使っているアモルファージデッキについて解説させていただきました。
感覚としては、低レベルモンスターの効果を駆使してリンク召喚を繰り返すデッキや閃刀姫のように魔法カードを駆使するデッキ、そもそものカードパワーが低いデッキにはいい勝負ができますが、青眼のようにそもそも攻撃力の高いモンスターを出してくるデッキには弱いです。
あとは壊獣にもとことん弱いです、トップデッキが当然のように入れているガダーラで役割完全破壊される場面が非常に多かったですね。
更に言うと破壊耐性に面白いくらい弱いです。マシュマロンで完全に詰みます。アモルファージもまた、環境の高速化に恩恵を受けていたデッキだったのです。
最後に、復帰勢の私が、同じく復帰勢のデュエリストにアモルファージをおすすめする理由をいくつか書いておきます
・復帰勢にアモルファージをすすめる3つの理由
1.ゴールがわかりやすいので複雑な手順を覚える必要がない
最終的に先手を取って魔法+EXをロックしておけば相手は大体サレンダーしてくれるので簡単です、そこに行き着く工程も環境デッキに比べれば簡単です。
2.封殺系のデッキなので相手のカードを暗記する必要がない
そもそも魔法だったりモンスター効果だったりリンクだったりを完全に封殺する『対話拒否系』のデッキなので相手が使ってくるカードを全部覚える必要はありません、そもそも使えないので。復帰勢にはありがたいです。
3.EXデッキに資産を割かなくていい
これはそのままですね、EXモンスターをほぼ出さないデッキなので
それでは最後の最後に、復帰勢の私が、同じく復帰勢のデュエリストにアモルファージをおすすめしない理由をいくつか書きます。
・復帰勢にアモルファージをすすめない6つの理由
1.安定しない
このアモルファージ、なんと最低限の盤面を作るのに3枚のカードを使用します。環境トップが1枚始動。2枚始動のドライトロンが『2枚始動だから事故りやすい』と言われる狂気のゲーム、それが現代遊戯王らしいです。
2枚始動のドライトロンがあの性能なのですから、3枚始動のアモルファージが先手であの盤面作ったら無条件勝利+昼飯奢りくらいにしてほしいです。
2.脆い
使っていくとわかると思いますが、このデッキ強力そうに見えて非常に脆いです。メタビ系のデッキが魔法罠全体除去に弱いのは復帰勢も感覚でわかると思いますが、このデッキはメタビのくせにモンスター除去でもロック解除されるのであまりにも脆いです。サンボルは当然として、地割れ一発、リアクティブアーマーに引っかかるだけで魔法罠ゾーンのカードが無意味な紙切れになります
3.後攻に弱すぎる
ありがたいことに、このデッキは先攻制圧っぽい動きはできます。ですが、後攻から制圧盤面を突破することは殆どできません。多分ですが先攻に六花のティアドロップ一体立てられるだけで崩壊します。そもそも先攻制圧する確率もそこまで高くないのに、制圧された盤面は突破できない、しかし3枚始動で最低盤面を作るデッキなのでサンボルや羽箒にもスペースを割きたくない、そんなデッキです。
4.教えてくれる人がいない
先に言っておきますが、アモルファージデッキを使っている人はたくさんいますし、その中には大変素晴らしいレシピを公開してくれている人もいます。私もそれらのレシピを大変参考にしました。
ですが、ネット上の解説記事やyoutuber達がアモルファージを扱っているかと言われるとそんなことはないです、トップデッキや人気のデッキはいくらでも解説を探せると思いますが、アモルファージでは難しいです。
5.友達との対戦であまり使えない
復帰勢の中には、リアルやネット上の友達と一緒に始めた人もいるでしょう、そして、そうなれば友達とのデュエルだってするはずです。
環境デッキへの愚痴も溢れることでしょう、ですが、こんな先攻封殺デッキを友達との対戦に使えばたちまちのうちに微妙な空気が流れるに違いありません。
6.そんなに強くない
これはこれまでの総括になりますが、3枚始動で安定性がない+構築に広がりがないシステム、ロックするばかりで能動的に動くことのできない効果、重いコストのせいで弱い戦線維持力、どう考えても環境トップのパワーを持ったデッキではありません。ガチではパワー不足、エンジョイでは会話冷やし、そういうデッキです。
先攻制圧したければドライトロンを、友人とのエンジョイ対戦では安めのデッキを使った方がいいと思われます。
以上です。ありがとうございました。
アドバイス等あればコメントなどでよろしくおねがいします。