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VRchatで得た財産
下書きだけ溜まり続け結局記事投稿をしてこなかったわけですが、ようやく重い腰をあげて綴る気になりました。今回はVRSNS「VRChat」で体験した1年と9カ月をギュッと濃縮したお話です。
2020年12月23日
この時、僕はボーナスという名のお小遣いを手に入れました。丁度新しいPCを新調したりスマホゲームも飽きてきた時期でもあったので「ビートセイバーやsteamのゲームやりたいな~」程度の気持ちで購入しました。
あああ!!!やっちまったあああ!!! pic.twitter.com/5FIqzK441d
— らいらい@Vketお疲れ様でした! (@rairai_ji) December 23, 2020
購入後なにやら「VRChat」というアバターで色んな場所を歩き回れるゲームがあり「バーチャルマーケット」というイベントが開催されているという事を知り。「VRChat」へ足を踏み入れるのでした。
あれから616日の月日が経ち
あれから616日、1年と8カ月という時間が経ちました。プレイ時間は3,000時間を突破しました。
実質的には2021年6月まではあまり深く遊んではいませんでしたが、その頃からよく話すフレンドが増え、VRChatで沢山の事を行ってきました。
毎日仲のいいお友達や新しいお友達と出会い、沢山のワールドやゲーム、イベントを行い。春夏秋冬季節行事、おはようからおやすみ、喜怒哀楽の感情含め、ありとあらゆる事を24時間共に過ごしてきました。
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コミュニティ「Re-quest」を立ち上げ
仲の良いフレンドと連絡を取り合う為に2021年9月にクローズドコミュニティ「Re-quest」というグループを立ち上げました。後付けではありますが「参加者がいつでも立ち寄れる、そして何かのきっかけの場所」として皆さんのVRchat生活が少しでも楽しくなるように心がけ運営しています。2022年8月現在で約95名の方が参加しています。もうすぐ1周年です。
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今回は僕個人の事ですが、サーバー内で私の誕生日や結婚披露宴なども開いていただき。これまで出会ってきたフレンド達が沢山のLOVEを私に与えてくれました。それは言葉では言い表せない、現実世界でも味わえない最高の体験でした。
誕生日には僕に内緒でアバターやギミックを作ってくださり、僕を取り囲んで盛大にお祝いしてくださいました。まさか自分の為だけにアバターを作ってもらいお祝いの言葉を投げかけてくれるなんて夢にも思っていませんでした。
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そして結婚披露宴ですが、3カ月もかけて僕だけの為にワールドを作り、動画を撮影し、約50名近くの方々がこの日の為に作業を共同で行っていたなんて信じられますか。流石に僕も泣いてしまいました。
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バーチャルマーケットでの活動
僕にとって初めてのVRchatがVket5でした、そこで体験した事と言うのはとてもかけがえない物でした。大げさかもしれませんが、心に突き刺さるほどの衝撃がありました。
その気持ちを1人でも多くの方に知って欲しい、共有したい、楽しんで欲しいという思いからVket6ではツアーコンダクターというユーザー参加型のイベントに参加し、開催期間で220人もの方と出会い案内しました。
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ほぼVketの中で生活していたと言っても過言ではない状況でした。また、その際にはRe-questのフレンドも協力してくださり、おかげでRe-questとしてVketのエンディング動画内クレジットへサーバーを掲載して頂きました。
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Vket2022summer初出店
2022年5月には前述した「Re-quest」内でクリエイティブな活動が好きなメンバーが集まり「Re-questore」という派生グループが産まれました。
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今回非常にタイトな時間の中で切磋琢磨し、やっとの思いで5つのアイテムを販売しました。そこにはそれぞれ全力で制作に取り組み「より良い物を作ろう、喜んでもらえる様にしよう」という想いが込められています。その思いを同じ空間で体験し共有できたことはとても嬉しく思っています。
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我々が制作した商品はVket2022summer 九龍壱番街カジノで出店しています。現在はワールドが非公開ですがまた来月頃アーカイブされたワールドとして公開されると思います。是非、一度訪れてほしいです。
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Vket2022summerに残した記憶
「Re-questore」の出店だけではなく「Re-quest」としても沢山の記憶を残す事が出来ました。開催期間中パラリアル大阪という企業ブースでコミュニティ花火という企画がありました。これはコミュニティのロゴマークをワールド内で打ち上げるという物でしたが、なんと当選しておりました。
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このロゴには「Re-quest」を立ち上げてからの沢山の友達との思い出や想いが詰まっています。そのロゴが象徴的イベントで採用されるというのは感慨深いものがありました。
また、Vket5のツアーコンダクター同様の「Vket2022summer初心者案内」という企画へ参加しました。しかしながらやはり出店と活動の両立は難しく今回はあまり多くの参加者と触れ合う事は出来ませんでした。
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しかし、よくよく考えると。僕が最初に記述した「Vket5」をどう遊んだか?と言うのを思い出した時。「巡り方がわからなかった」記憶がありました。そこで「ただ案内するだけではない支援」を考え付き「Vketガイドパンフレット」を製作しました。
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こちらも公式様はじめ多くの方に拡散いただき。616日前の何もわからなかった自分と同じ「VRChatを始めたばかりの方」へ届くお力添えを頂きました。心から感謝します。
617日目から
さて、書けば幾らでも書けてしまう程に思い出があるので、それはまたの機会にするという事で最後に簡単なあとがきを。
私は公開しているのですが38歳になります。これまで割とレアな経験を沢山して来た方だとは思います。しかしこの歳になって、まるであの頃のめりこんだゲームの様に、あの頃熱中した音楽の様に。再び多くの刺激的な経験や体験を多くの方に与えてもらい共有できる日が来るなんて思いもよりませんでした。
はたから見ればただのゲームかもしれませんが僕は皆さんに会えた事は大きな財産です。VRChatで出会った全ての友達とこれから出会う友達へ。
616日間ありがとう、617日目からもよろしくね。
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GameBlog「Re-apla(りあぷら)」始めました、是非ご覧ください。
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らいらい