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レンストファンがみるアバレンジャー 1話「アバレ恐竜大進撃!」

第1話「アバレ恐竜大進撃!」


アバン:アナザーアースへ

 荒涼とした大地を走るアバレブラック。空にブラックホールのような大きな穴が開いていくのを確認します。

アバレブラック:
「ついに禁じられた天空の扉が……!」

 そんな彼に襲い掛かってくる今作の戦闘員枠のバーミア兵。白い個体ゾルルと黒い個体ゲルルでそれぞれ名前が違うそうですが、レンストでは残念ながらカード化されていません。

 数の利でやや押されますがアバレモードで蹴散らすと穴に向かって走り続けますが、それを阻止するようにエヴォリアンの要塞が現われて、攻撃を受けます。変身が解けてしまい、その際に手に持っていた袋が穴に吸い込まれ、中から6つの光が現れて吸い込まれていきます。

アスカ:
「チェンジできない……!」

 攻撃で破損してしまったのか、変身アイテムらしきキーが折れてしまっており、変身ができません。

アスカ:
「アナザーアースが危ない!」

 生身のまま、空の穴へと飛び込んでいきます。

 場所は変わって東京の博物館。警備員が見回りをしているとなにかの鳴き声が。まさか、と思うもそこから天井を突き破って巨大な恐竜が。警備員はそのまま気を失います。

Aパート:恐竜大進撃

 博物館の屋根を突き破ったティラノザウルスは気絶した警備員には興味もくれず、街中へと歩いていきます。

 高層ビルで食事を楽しむカップルの前にはプテラノドンが。窓ガラスを割ると器用に食事だけ平らげてどこかで飛び去って行きます。

 地下鉄に現れたのはトリケラトプス。駅内を爆走してそのまま地上に現れると車を蹴散らしていきます。

 恐竜が現れて大混乱の東京、そこへアスカが降り立ちます。

アスカ:
「これが、アナザーアース……?」

こちら側のことをアナザーアースと呼んでいるようですね。恐竜の叫び声を聞いてみてみれば、暴れまわっているティラノザウルスの姿が。声をかけるも吹き飛ばされてしまいます。

 いきなり場所は変わって福岡。ひったくり犯を自転車で華麗に捕まえる女性が。カスタムバイクとはいえ、原付に果敢に挑むは凄い。犯人に説教していると、謎の声が聞こえます。

樹らんる:
「とめて、て……?」

 場所は戻って東京。都心の空を、縦横無尽に飛び続けるプテラノドン。それを報じるニュースを見て、お風呂上がりの一人の少女が反応します。

今中笑里:
「アスカさんのところへって……えぇ!?」

 彼女にも何か声が聞こえたようです。

 さらに場所は変わって函館。男性が女性にマッサージをしています。かなり痛いのか苦しんでますが、なんと処置代は500万。法外だと、相手の女性に訴えられますが、

三条幸人
「一生だめだと言われた腰が治ってりゃ、文句はないだろ」

 どうやら完治の見込みがない腰を治療で治したようです。すごい、ブラックジャックみたいだな、マッサージ師だけど。そんな彼にも、何か声が聞こえたようです。

 再び東京に戻り、同じく暴れまわるトリケラトプスの姿を街頭テレビで見る老人。

杉下竜之介:
「トリケラトプスってのはおっとりやで、自分から乱暴なんてしないよ、それをわけも聞かずに……!」

 どうやら、悪者扱いされているトリケラトプスに怒っているようですが、彼にも謎の声が聞こえます。

 目まぐるしく場面は変わってマンションの一室、何かに反応して起きる男性。外に出てみれば、ティラノザウルスが迫っていることに気づき、娘さんを起こして急いで非難します。

伯亜凌駕:
「凄いよなぁ、しっかり見とけよ」

 恐竜を見て喜ぶ娘さんにいまいち緊張感に欠ける返事、そんなこと言ってる場合か。しかし、避難中に逃げ遅れた犬を見かけると、住民に娘を任せて救助に。絡まった鎖をなんとか外すも、後を振り向くとティラノザウルスの鼻先が。思わず死を覚悟しますが、謎の声が聞こえます。

伯亜凌駕:
「とめろって、お前か……?」

 一瞬だけ動きを止めたものの、すぐに暴走を再開。凌駕は巻き込まれて瓦礫の崩落に巻き込まれてしまいます。幸い、助けた犬は無事のようです。

 街の惨状を見ながら、アスカはある素質を持つ人物を探しています。

アスカ:
「どこだ、どこにいる、出てきてダイノガッツに満ちた戦士たちよ!」

 かなり切迫した顔と表情なのですが、立っている場所がまさかの公衆電話の上。さらには渋滞中の車の上を渡り歩いて怒られてしまいます。妙にコメディタッチな演出を交えてから、彼の前に2人の男女が現われます。

杉下&今中:
「あなたが、アスカさんですか?」

 ついに望んだ人物にあえて喜ぶアスカ……えっと、どちら様だ?(客演で変身する人は知っている)。一方で凌駕は病院で入院中。

 暴れている恐竜たちは爆竜と呼ばれ、現在は洗脳されて暴れまわているそうです。アスカは彼らのパートナーとなれる戦士を探していたそうですが、杉下さんと今中がそうだといいます。……本当に?? 特に否定もせずに快諾する2人。今中笑里のノリが軽い。

ガイルトン:
「爆竜たちよ、エヴォリアンの未来のためにアナザーアースを破壊しろ! それが唯一、幸福への道なのだ!」

 エヴォリアンは再び爆竜たちを暴走させるべく命令します。

 杉下さんと笑里はさっそく変身ブレスをもらって変身する準備に入ります。2人ともわりとノリノリ。

杉下竜之介:
「爆竜君たちが正気に戻れば、お喋りもできる」

恐竜好きなのかお話しできることが楽しみという杉下さん。しかし、本来は3人必要なのですが、最後の1人が見つかっていないようです。しかし、再び暴れ始めた爆竜たちが東京に現れ、そんなことを言ってる暇もありません。

Bパート:爆誕!アバレンジャー!

 再び都心に現れた爆竜たちを止めるために、変身する杉下さんと笑里でしたが、完全に変身しきることもなく、弾かれてしまいます。どうやら、スーツの力に耐えきれないらしく、自動的に解除されてしまったようです。杉下さんは大好きな恐竜を救いたいのに、助けることができないことを嘆きます。

アスカ:
「ダイノガッツは人類誕生の時から誰もが受け着いたはずの力……戦士として戦うほどの強さを持つものは別にいるというだけの……」

 励まそうとするアスカですが、ティラノザウルスの魔の手が近づいてきて、絶体絶命の危機に。

樹らんる:
「たく、新幹線手はなんで新横浜で折り返しなのよ!」
三条幸人:
「飛行機は仙台どまり、無理やり試乗車買い付けて1千万パーだ!」

 なんと、福岡と函館から東京に駆けつけていたらんると幸人。幸人に関しては試乗車を買い付けてまで駆けつけてくれました。これはいい金持ち。爆竜に追いつめられた3人に駆け寄ると、変身ブレスを無理やり受け取るも、間に合わず爆竜の足の下敷きに。顔面蒼白で見守る3人でしたが、足の下から変身した2人が現われます。

三条幸人:
「俺の頭の中で騒いでたやつはどいつだ、さっさと正気に返れ!」
樹らんる:
「おねがい……!」

 2人の叫び応えるように、トリケラトプスが青に、プテラノドンが黄色に体色を変えていき、洗脳から回復します。

爆竜トリケラトプス:
「たすかりましたケラ」
爆竜プテラノドン:
「けど、遅すぎ。ハラハラしたプラ」

 意外と声が幼かったトリケラと、結構タカピー気味のプテラ。とりあえず正気に戻った2人にティラノザウルスを抑え込むように頼みますが、そこへガイルトンが現われます。

ガイルトン:
「この世界でダイノガッツを受け継いだ者がいるとはな、だが所詮、俺の敵ではない」

 姿を現したガイルトンの姿に驚くアスカ、なんでも竜人族の伝説の鎧のようです。

アスカ:
「お前は……まさか、私の仲間たちを!」
ガイルトン:
「貴様にそんなものは必要ないだろ!」

 何やらアスカに強い恨みを持つのか、怒りを感じさせるような言動で彼に襲い掛かります。彼が変身能力を失ってるのを確認するとトドメを刺そうとします。ブルーとイエローがガイルトンを抑え込もうとします。

 爆竜たちも奮闘するも、ティラノザウルスのパワーには敵わないのか、尻尾で打ち払われ、踏みつけられて絶体絶命。

ティラノザウルス:
「なんでもいいから、俺を止めてくれケラ!」

 意識を失ったまま、病院のベッドの上にいた凌駕の耳元にはティラノの悲痛な叫びが聞こえます。幽体離脱のような感覚に襲われますが、そこで不思議な感覚になります。

伯亜凌駕:
「なんだこの光、熱い……熱すぎる。わかんないけど、熱くてなんか、わくわくするぜ……!」

 目覚める凌駕、病院を飛び出してティラノの元に向かいます。彼を見つけて近づいてきますが、止め方がわかりません。彼を確認したブルーが変身ブレスを投げます。しかし、最悪のタイミングでガイルトンの攻撃を受け、屋上から落下したところをティラノが呑み込んでしまいます。まじかよ、喰われちまった!?

 しかし、ティラノはガイルトンの命令を無視して彼を吹き飛ばすと、その前身が真っ赤に染まっていき、口の中から光が漏れだします。彼が口を開くと、中からアバレッドが姿を現します。

アバレッド:
「こっからは俺たちに任せろ!」

 ついに3人そろったアバレンジャー。ダイノウェポンを取り出して戦います。ロッドにパイルバンカーにダガー、てなかなか面白いチョイスですよね。ティラノロッドが敵戦闘員を食べちゃうのは面白いけどちょっと怖いな。敵を蹴散らすも、ガイルトンには敵わずに蹴散らされてしまいますが、

爆竜ティラノザウルス:
「怒れ、怒れ、ダイノガッツを込めるテラ!」

 ティラノの言葉に従い、ダイノガッツを燃やすことで、全身が強化されたアバレモードにチェンジ。これまでの戦いが嘘のようにガイルトンを追い詰めていきます。アバレモードって、初期から実装されている機能なんだ。てっきり、序盤の終わりのほうに出てくる強化形態かと思ってた。

笑里:
「ユニット名、決めた。アバレンジャー!」

 圧倒的なパワーで相手を蹴散らす戦い方から、笑里がその場で命名。幸人とらんるは渋い顔ですが、凌駕は気に入ったようです。名前も決まったところで、謎の地響きが、何事かと全員が周囲を見渡します。

爆竜ティラノザウルス:
「何が来たテラ、CMのあと、わかるテラ!」

 まさかのテレビ前のみんなに話しかけてきた。地響きを伴って現れたのは巨大な爆竜が……てところで次回に続く!

次回予告:第2話「誕生!アバレンオー」

 幸人、アバレンジャー拒否!?

感想

 爆竜たちが東京に現れ、登場人物たちがアバレンジャーに変身するまで、のエピソードですが、それまでに紆余曲折があるのか面白い。調べてみると、スタッフが意図的に”アバレポイント”なる視聴者を驚かせるポイントを各話に作っているようですが、今回は数個あるようにも感じます。

 アスカのキャルチャーギャップや杉下さんと笑里の変身シーンなど、絵的な面白さや視聴者の意表を突く展開が多く、楽しませようという意識を強く感じる1話だったと思います。

 個人的には三条幸人のキャラが意外とぶっ飛んでて面白かったかなぁ。ゴーカイジャーに客演したときは常識人っぽかったのに……(笑) 次回はそんな幸人回、どうなるのか楽しみです!

レンスト<RS-054「アバレッド」>紹介

 今回紹介するのは主役の1人である伯亜凌駕が変身するアバレッドのカード。第1弾「英雄の再臨」から、アバレブルー共々参戦。レアリティはノーマル。

荒ぶる王者の魂で、全ての敵を打ち砕く!

 必要パワー0、BP1000の低コストユニット。CN2でSP1を得るために、序盤から相手にダメージを与えることでプレッシャーをかけることができる。反面、可能な限りバトルエリアに出ないといけないこと、撃破された時に自分も1点のダメージを受けるというデメリットがある。

 低コストなストライカーとしては魅力的ななのだが、やはりデメリット効果が強すぎていまいち使い辛い印象のカード。使うときは、何かしらサポートを入れて撃破されないように気を付けよう。

前後エピソード

まとめ

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