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レンストファンがみるアバレンジャー 22話「娘たちのアバレ歌」

第22話「娘たちのアバレ歌」


アバン:ニューゲーム、スタート

 冒頭からキラーオーが現れて市街地を破壊し始めます。アバレンジャーも駆けつけて爆竜たちも出動。

アバレキラー:
「楽しみにしてろ、新しいゲームの始まりだ」

 アバレキラーの新しいゲームの始まりです。

Aパート:囚われの爆竜

 今回はアバレンオーロッキルからスタート。やる気満々のパラサですが、ウィングペンタクトで鎖を生成、拘束されてしまいます。みかねたパキケロとディメノコが助太刀しますが、それこそが彼の狙い。用意してた巨大な樽に2匹を拘束。

キラーオー:
「こいつらはゲームの商品だ。返して欲しくばゲームに勝ってみろ」

 爆竜をモノ扱いするキラーに怒りながらも、手出しできずにゲームに乗るしかないアバレンジャーたち。ディメノコも自分に構わずにやれ、と献身的な姿を見せるも、それで手が出せるほどに非情でもありません。

 キラーの動向を見ているエヴォリアン。特に邪命神からは好意的に見られています。そんな彼らになんと千琴自ら連絡が。ヤツデンワニの能力って地味に便利だな。要件はなんとトリノイドの受注、自らの誇りを元に拒否しようとしますが、邪命神自らが承諾。やむをえず作ることに。妙に邪命神は千琴に対して甘いというか友好的だな。

 夜の街、ジャンヌの前に現れる白い少女が歩いています。この子、幻想とかじゃなくて本当に存在しているんだ。仲睦まじい親子のを見つけると、消えてしまいます。

 2週間後、千琴から連絡が。囚われのパキケロとディメノコの樽には爆弾が付いており、さらにバリアが張っており探せない仕様。トリノイドを倒すことでバリアが解除され、そこでようやく爆弾を止めることができるという悪辣な仕様。

仲代千琴:
「お前らの友情パワーとやらで、せいぜい頑張れ」

 仲間の絆を嘲笑うようなゲームに怒りを隠せない凌駕たち。そこへえみポンと舞ちゃんが帰宅。舞ちゃんに服を着替えて指定の位置にかけておくようにいうと、まさかの「ウッセーな」と暴言の返答。なんでもテレビで流行っているプリプリンセスシスターズとやらのアイドルの歌のようです。反抗期の気持ちを歌ったような歌詞ですが、子供達の間で大流行しているようです。それを見た子供達も次々と親に反抗的になり、次々と問題行動を起こしているようです。挙句、何やらサイコキネシスを使えるようにもなっているらしく、注意した大人たちが酷い目にあっているようです。ちょっとしたホラーじゃんこれ。

 アバレンジャーたちもCDを怪しむ始めると、すでに国会レベルの問題になっているらしく、議会でも話題に。なぜか文部科学大臣が責められるというよくわからない展開ですが、妙に毒々しい色のドリンクを飲むと一変、暴言を吐きます。プリプリンセスシスターズが広告しているドリンクのようで、先ほども子供が反抗する前に飲んでましたね。

 異様な流行と暴走する子供たちに関係している謎のアイドルとその周辺グッズ。手分けして探っていきます。

Bパート:トリノイドを追え!

 アイドル本人に接触する凌駕とアスカ、撮影の合間を見ると普通の女の子に見えますが。というか普通にアバレンジャーだと自己紹介してたけど、名乗っていいのか。

 話を聞いてみると、アイドル本人から「助けてほしい」と言われます。マネージャーの言いなりで……と。しかし、マネージャーはマネージャーでレコード会社からの指示で、続けてレコード会社はスポンサーのドリンク会社のせい、ドリンク会社はプロダクションのマネージャー、と堂々巡り。黒幕が見えません。タイムリミットが迫り、焦る中、えみぽんがアイドルが特定のテレビ局でしか出てないことに気づきます。

 場面がテレビ局に映ると、お偉いさんを洗脳しているのか、トリノイド第13号のムカデンパンジーの姿が。急いでテレビ局に向かって社長を問い詰めます。子供を利用していることに激怒する幸人さんマジ良い人。その熱意に社長も改心してトリノイドがアンテナにとりついていることを伝えます。

 ダイノブレスを改造してトリノイドを見つけるサーチを付け加えていたらんる。いや、あっさり流してるけど結構な大発明ではこれ!? 変身して攻撃するとトリノイドは逃亡。……一切、喋らないとは無口な奴ですね。

 トリノイドを追いかけるアバレンジャーの前に現れる仲代千琴。アバレッドが引き受け、仲間たちを先に行かせます。

仲代千琴:
「いい子ちゃんのお前には理解不能かもしれない。あんまり人間を信用すると、失敗するぜ」

 忠告めいたセリフとともにアバレッドに襲い掛かります。ムカデンパンジーをアバレモードで追いつめ、撃破するブルーたち。ブルーとキラーはほぼ相打ちで倒れこみます。

爆竜トップゲイラー:
「この後、予想外の展開がまっているゲラ」

 あ、ちゃんと君もやってくれるんだ(笑)。

Cパート:狡猾な罠

 トリノイド撃破でバリアを解除できたかとおもいきや、アバレキラーが衝撃のネタバラシ。

アバレキラー:
「偽物だよ、あんなの」

 なんと、ブルーたちが戦っていたのはバーミア兵に皮だけをかぶせた偽物。本体はいまだ発見できてません。

 街中ではサイキック能力に目覚めた少年たちが街を破壊しながら喧嘩をしています。高笑いをして去っていくアバレキラー。呆然とするアバレッド。

 いまだ問題は解決しないまま、次回に続く!

次回予告:第23話「アバレ電波ドキューン!」

 パキケロとディメノコを無事に救い出せるのか……!

感想

 前回と打って変わってアバレキラーの猛威がアバレンジャーに襲い掛かる回でした。彼が登場すると一気にシナリオが引き締まるというか、緊張感が一気に高まりますね。アバレキラーが出てくると凌駕も普段は見せない一面を見せてくれるのが、地味にいいですね。

レンスト「RS-226 キラーオー」紹介

 今回、紹介するのはアバレンオーを殺すもの、アバレキラーのカード。アバレキラー共々、第4弾「四雄の覚醒」から参戦。レアリティは最高位のSR。デススティンガーを投擲する姿が力強くダイナミックに描かれている。

この名に賭ける必殺の一撃、削り上げた狂気が突き刺さる。

 必要パワー6、BP8000、SP1と純粋なステータスならばアバレンオーよりも低めだが、合体要因が1体少ないのでバランス調整のためだろう。むしろ、2体合体なのと合体要因がサポートの篤い恐竜ということもあり、比較的出し易いLユニット。バトルで相手を倒す度に倒したユニットよりもBPが低い相手ユニットを追加で破壊するという名前に恥じない効果。爆竜パキケロナグルスとコンビネーションさせれば上手くいけば相手を全滅させることができる。合体の容易さと能力の強さが魅力的なカードだが、LユニットにしてはBPが低めなことから様々な除去カードの対象になってしまうので、そこだけ注意。

前後エピソード

次回

前回

まとめ


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